ひびレビ

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「名探偵コナン 14番目の標的」&「名探偵コナン 瞳の中の暗殺者」を見て

2017-05-13 09:12:31 | アニメ・ゲーム
 劇場版名探偵コナンの第2作目から第6作目までを見ました。そのうち、当時劇場に見に行った第2作目である「14番目の標的(ターゲット)」と第4作目「瞳の中の暗殺者」の感想を。第3作目である「世紀末の魔術師」も何度か見てはいるのですが、劇場に行ったかどうかは定かではなく・・・


「名探偵コナン 14番目の標的」
 名前に「13」から「1」までの数字が入っている人物が次々に襲われる事件が発生。当時は「コナンの周囲の人物は襲われたりしない」という、今考えると「むしろその逆じゃないか」と思うくらい謎の発想をしていた私にとっては、目暮警部や妃英理弁護士、阿笠博士が襲われるのは衝撃の展開でした。特に妃弁護士が被害にあった時の衝撃が大きかったですね。あと阿笠博士の下の名前が「博士(ひろし)」だったことにも驚きでした(笑。

 事件を追う一方で、「幼い蘭の目の前で、小五郎が犯人に拘束されている英理に向けて発砲した」という過去が明らかに。その理由は劇中で明かされますが、それを悟ったコナンが同じく犯人に拘束された蘭に拳銃を向けるシーンが最高にカッコいい!この時新一が重なるのも良いんですよね。憂いと覚悟を秘めた顔が決まっていました。
 また、水中でのコナンと蘭のキス・・・もとい、空気の受け渡しシーンも印象的でした。さも当然のように自分の空気をコナンに託す蘭。キスではないために特別なBGMが流れないのもまた良かったです。

 ここら辺の作品の犯人は覚えていたのですが、知っていても凄まじい豹変っぷりだなぁ・・・と。蘭が万全ならそもそも14番目の標的になることもなかったのかなと感じました(苦笑。


「名探偵コナン 瞳の中の暗殺者」
 とある出来事がきっかけで蘭が記憶障害になってしまうという衝撃的な映画でした。どこかよそよそしく、両親である小五郎や英理に申し訳無さそうにしている蘭から何ともいえない寂しさを感じます。今回改めて見たら園子がめっちゃ良い親友していたことに気づかされました。

 今回の事件は警察絡みということで「Need not to know(知る必要のない事)」という隠語が出てきます。ポスターに描かれていた如何にも暗躍してそうな目暮警部たちと併せて、この映画を印象付ける言葉でしたね。「世紀末の魔術師」の「バルシェ ニク カッタベカ」も同じくらい印象が強く、どちらもずっと覚えていました。
 中盤で警察が蘭の護衛についてくれるわけですが、蘭に顔を見られた犯人が、記憶を無くした彼女を電車が目前に迫る線路に突き落とすなど、明確な殺意をもって蘭を狙ってきます。その様子は今見ても非常にハラハラさせられました。 

 思い出の地・トロピカルランドにおける犯人からの逃亡劇、その最中明かされる犯人の正体と冴え渡るコナンの推理。そして何故命がけで自分を守ってくれるのかという蘭の問いに対するコナン=新一の答え、そして冒頭の伏線を改修しつつ蘭復活!・・・と、かなり盛り上がる展開になっていたと思います。最短距離で蘭のもとに駆けつけるべく、スライダーとコースターをスケボーで滑り降りるコナンがまたカッコいい。

 また「14番目の標的」同様、今回の犯人の豹変っぷりが怖かった記憶があります。それまで優しそうに接してくれていたから尚更。今見ると犯人に該当しそうな人物はあの人しかいないなーと感じましたが、それでも当時は驚かされたものです。
 ED後のオチもまた印象的な映画でした。

 そういえば今作は初代白鳥警部と2代目白鳥警部の共演になっているんですよね・・・テレビでコナンを見ていた際に、テロップで塩沢さんの訃報が流れた記憶があります。


 以上、2作品の感想でした。6作目まで見ましたが、これでもまだ全体の3分の1程度。今後作品が進むに連れて、段々と知らないアイテム、初めて見る人物が増えていくんだろうなぁ・・・と(汗。私は原作を47巻ぐらいまでしか集めておらず、今はその倍近い単行本が出ているそうで。改めてその歴史の長さを感じさせられます。
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