ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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カードキャプターさくら 第56話「さくらとケロのお菓子な出会い??」

2017-03-09 19:34:31 | カードキャプターさくら
カードキャプターさくら 第56話「さくらとケロのお菓子な出会い??」

 
 バザーの衣装は男女問わず似合っていましたが、利佳が一番にあっていたと思うのは何故だろう。そしてさくらの衣装に見とれてお茶をこぼし、次のシーンではちゃんとテーブルを拭く小狼は良い子だと思います(笑。

 さて今回はバザーにおけるケロちゃんとスピネルのお菓子な出会いの物語。お菓子が大好きなケロちゃんと、お菓子は好きだけれども食べると酔っ払うため食べないようにしているスピネル。活発なケロちゃんと、落ち着いたスピネル。太陽をシンボルとするケロちゃんと、名前に太陽がつくスピネル。違うようで似ている2匹ですが、そういえば同じく月を司るユエとルビーも、仮の姿である雪兎が男性の格好をしているのに対し、ルビーは女性の格好をしています。ここら辺はエリオルが敢えて対照的になるように作ったんですかね?
 
 とはいえ、ケロちゃんとスピネルは仮の姿はよく似ています。なのにスピネルをちっとも疑わずに「妖怪」扱いするケロちゃん。若干発言が自分に返っている気もします(苦笑。そしてうっかりお菓子を食べさせてしまったがために、酔っ払ったスピネルに散々振り回され、挙句の果てにはさくらからお菓子を食べた犯人扱いをされるという散々な結果に。この時、ケロちゃんを叱るさくらが、何とも子供を叱るお母さんっぽかったです(笑。
 
 それにしても、ちょっと離れたところからエリオルの気配に気づく桃矢は本当に何なんだ・・・さくらは桃矢よりも近くでエリオルと接していながらも気づいていないというのに。

 そういえばケロちゃんとスピネルの出会いのシーン。次回予告では夕方かつ学校の裏というよりは公園っぽい場所でしたが、本編では昼間の学校裏になっています。次回予告って、本編を作った後に編集して作っているものだと思ってましたが、そうとも限らないんですかね?

 次回は小狼とエレベーター。
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カードキャプターさくら 第55話「さくらと不思議の国のさくら」

2017-03-09 19:01:43 | カードキャプターさくら
カードキャプターさくら 第55話「さくらと不思議の国のさくら」

 寺田先生!「この本好きだったんだ」と読んでいる途中だった利佳の本を手にとるのはまだ良いとしても、本を閉じて返すのはどうかと思います!うっかり先のページめくっちゃったらどうするんですか!

 さて今回はエリオルがくれた落ち葉のしおりを通って、「不思議の国のアリス」に迷い込んでしまったさくら。そこでは時計を持ったウサギに扮した雪兎=ユエ、飲み物に小さくなる薬を仕込んだ帽子屋の桃矢、2人になってさくらにクイズを出してきた小狼など、いつものメンバーがいつもと違う雰囲気で登場。
 中でも最初に姿を現したエリオルは、いつもは真面目だが本当はかなりふざけた性格とのことで、さくらと小狼にツッコミを入れたくてしょうがないらしく、さくらの「私ボケてる?」という疑問に「かなり」と大真面目なトーンで返していました(笑。エリオルの本当の性格を知る人物とは、ケロちゃんとユエのことでしょう。
 そういえば第54話でも、山崎のついた嘘にサラリと乗っかって握手まで交わしていましたし、かなりふざけた性格をしているというのは本当なんでしょうね。にしても、嘘つきとして知られている山崎と、基本真面目で知られているエリオルが組んだら、嘘か本当か非常に判別がつきにくい嘘をつかれそうです・・・(汗。

 また、2人に分裂した小狼は「俺の好きなやつは俺より背が高い/低い」といったクイズをさくらに出題。当初は雪兎のことを思い出しクイズに正解していたさくらでしたが、このクイズだけは「背が高い」と答えて不正解。その理由がわからず戸惑うさくらですが、この世界を作ったのがエリオルだとすれば、エリオルには小狼の好きな人が誰かバレているってことですよね。
 そしてエリオルの「お連れしましょうか、アリスの国へ」という言葉を「アリスの国に連れて行く=故郷のイギリスに連れて行く=家族に紹介する=?」と連想する知世と、それを聞いて居ても立ってもいられなくなって思わず飛び出していく小狼・・・最近、知世とエリオルに遊ばれてません?(笑。

 アリスの世界に憧れはしても、「大」きくなるのも「小」さくなるのも両方経験済みのさくらは体のサイズが変化するのはこりごりな模様。でも結局それらのカードを使わざるを得ない状況に追い込まれた今回。ここにもエリオルの策らしきものが見え隠れしているように感じます。

 次回はケロちゃんとスピネル・サンのお菓子なオカシナ出会い。
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カードキャプターさくら 第54話「さくらと思い出のカレンダー」

2017-03-09 08:10:24 | カードキャプターさくら
カードキャプターさくら 第54話「さくらと思い出のカレンダー」

 
 今回はエリオルの悪事もお休み。至って平和な素晴らしい話でした。

 今回再登場したのは、第16話でさくらが訪れた別荘に住んでいた人物。彼こそが撫子の祖父であり、さくらの曾祖父でもある天宮真嬉。そうとは知らず、ひいおじいちゃんの誕生日のお祝いと、自分たちが今幸せだということを伝えるべくプレゼント作りに奔走するさくら。それはかつて撫子が真嬉にしていたことと同じことでした。さくらは撫子のことを覚えていないようですが、その優しさや思いはしっかりと受け継がれていることがわかります。

 また、珍しく桃矢もしんみりとしており、撫子と一緒に弾いた、撫子が作った曲を静かに奏でていました。この曲は以前さくらも聞いたことがあるとのことでしたから、母のことを覚えていないさくらに対し、母の思いがこもった曲を弾いてあげようとしたのかもしれませんね。

 そして「結婚式の招待状をお持ちして以来」の再会となった藤隆と真嬉。ということは、真嬉は結婚式には来ていないってことですよね・・・撫子もさびしかったでしょうが、娘の新たな門出を祝いたい気持ちと、藤隆に対する複雑な思いと意地がせめぎあい、結局行けずじまいだった真嬉もまた辛かったことでしょう。
 そんな真嬉から「君にずっと言いたかったことがある」と言われた時の藤隆の緊張した面持ち、その後感謝と謝罪の言葉を言われた時に潤んだ瞳、いずれも素晴らしい描写でした。

 撫子が選んだ男ならば、きっと誰よりも撫子を幸せにしてくれる。真嬉の思いは園美と一緒でした。ただ、誰もが素直になれなかっただけ。頭では理解していても、心がそれを受け入れられない。そんな意地を張っていた心を溶かしたのは、紛れも無く撫子とさくらの幸せな思いが詰まったプレゼントだったのだと思います。
 今はまだ無理でも、いずれさくらと再会を果たし、互いに顔を合わせて感謝の言葉を言い合えるようになると良いですね。さくらの感じる幸せの輪の中に、真嬉も含まれますように。

 ラストでは、さくらが真嬉からもらった服を着て、これまた嬉しそうにしていました。それを撫子に報告するのもまた良い。何気にケロちゃんが「別荘に行った時にもらったような服」と鋭い指摘をしていましたね。さすが選定者は違った。

 次回は不思議の国のさくら。手持ちのDVDだと、何故かこの回の次回予告だけ画面サイズが異なります。
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