ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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あまんちゅ! 第9話「消せない思い出のコト」

2016-09-06 18:37:18 | 2016年アニメ
あまんちゅ! 第9話「消せない思い出のコト」

 ・・・あぁ、もう、素敵素敵、素敵すぎる!

 まず冒頭の、てこの中学校の頃からの友人、水無茜と姫野ちずるの登場でグッときました。もう茜の声を聞いた瞬間に癒されました(笑。茜の声が葉月絵里乃さん、ちずるの声が斎藤千和さんという、まさかの「ARIA」の灯里&藍華コンビがここに実現!てっきり特別版のドラマCDで、灯里や藍華としてのみの登場だと思っていたので、この起用はとても嬉しかったです。出来ればもう1人、CV広橋涼さんのキャラクターもいれば尚良かったのですが(笑。しかし、葉月さんの声は本当に癒されますね・・・

 そんな感じで始まったてこの物語。一杯になった写真を別の記録媒体に移動するのは簡単な話。けれども、てこは様々な気持ちや思い出をデータとして移動するのが辛いのではないか・・・というのがぴかりの考えでした。弟くん先輩もその気持ちはよく分かるとのことでしたが、彼の物に対する思いにまつわる話もぜひアニメで描いてもらいたいです。
 私も似たような経験だと、以前の携帯で撮影した旅行の写真が、新しい携帯に移行した際に「カメラ」フォルダではなく「iモード」フォルダに移動されていたことに妙な感覚を覚え、「カメラ」フォルダに移動したことがあります。ネット由来のデータではなく、自分で撮影した思い出だという気持ちがあったんだと思います。

 しかし、てこの気持ちはぴかりたちのプレゼント、そしてぴかりの言葉によって変わることとなりました。
 要は気持ちと考え方次第。何も楽しい思い出、大切な場所は1つとは限りません。それまでの思い出に「さようなら」を告げてしまっては、寂しいものになってしまうでしょう。それは確かに二度と戻ってこない時間ではありますが、それを寂しがることなく「ありがとう」を伝えることで、楽しい思い出のままにすることができる。楽しかった思い出を、寂しい思い出に変えてしまうのも自分自身。
 あの頃も今も、大切な思い出の数々に「ありがとう」を伝えることで、沢山の嬉しさが胸を埋めていく。あの頃も今も、どんどんどんどこ大好きになっていく。

 今回の話は「ARIA」の「あの頃は楽しかったじゃなくて、あの頃も楽しかった」という考えに通じるものがあると思います。楽しかったのはあの頃だけじゃない。あの頃ばかりに目を向けていては、今の楽しさに気づくことが出来なくなってしまうでしょう。あの頃も、そして今も楽しい。そう思うことで、楽しいことはどんどん溢れていくもの。
 てこも今回の一件で、今まで以上にぴかりたちとの楽しいことに気づき、その思い出を記録していくことになるのでしょう。

 とても素敵な第9話をありがとうございました!
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ポケスペORAS編 第21話(最終回)

2016-09-06 06:51:13 | ポケモンシリーズ
ポケットモンスターSPECIALのORAS編、第21話(最終回)が公開されました。

 最終回を迎えたポケスペORAS編。正直もうちょっと続くものだと思っていたので、今回で最終回というのは意外でした。これまで散々意見や思いの食い違いから邪魔が入ったり、バラバラだったりしましたが、力を合わせるとこうもあっという間に物事が進むんだなと感じさせられます。

 メガレックウザと共にグランメテオΔと対峙するルビーとサファイアはもちろん、地上(空中)での隕石の破片迎撃チームも活躍していました。いつの間にやらホカゲとシズクがマグマ団とアクア団の制服を身に纏っているのが、如何にもマツブサとアオギリの意思を継いだといった感じがして印象深いです。あと、レッドがメガフシギバナの上で何やら受けた指示に対して戸惑っているようでした。その反応を見てメガフシギバナも困り顔でしたね。

 隕石を破壊したと思ったら、案の定中から出てきたのはデオキシス。デオキシスのしたことは許されませんが、それでもあの最期は可哀想でした・・・大人しくボールに納まってくれるようなポケモンでもないでしょうし、ましてや限界間近の宇宙空間では他に方法が無かったとはいえ・・・

 約束していた天体ショーは、思いもよらない形で果たされることとなりました。レックウザも任務を成し遂げた2人を認めたのか、指示を出さずとも、離れ離れになりかけた2人を連れて地球へと帰還し、物語は幕を閉じることとなりました。
 地上に近づいてきて、真っ白いページがあって「どうなるんだろう!?」とワクワクしながらページをめくって「終」の文字が出てきた時は、さすがに驚きましたけどね(苦笑。エピローグを収録したORAS編3巻が9月28日(水)に出るとのことなので、そちらのエピローグを楽しみに待つとします。


 さて、一応の完結となったポケスペORAS編。ルビー、サファイア、エメラルドといった主要キャラクターはもちろん、ゲームの「エピソードデルタ」における重要キャラクター・ヒガナも登場しての物語となりました。ヒガナとの古くからの因縁、様々な戦いや思いをぶつけあった上での和解に至るまでの経緯は、ゲームとはまた異なるヒガナが描かれていたので興味深かったです。何だかんだありましたが、仲間、友達というところに落ち着いたようですし、ヒガナにもこうして救いがあったのは嬉しいですね。
 また、マツブサとアオギリの融合・復活、レッド、ブルー、サカキの登場など、懐かしのキャラクターが思わぬ形で登場してきたのも印象的でした。できればサカキのスピアーにはもう少し活躍して欲しかったんですけどね(笑。
 ルビー、サファイア、ヒガナが中心になりながらも、一方でエメラルドもここぞという時には言うことを言ってくれたのでかっこよかったです。

 サン・ムーン発売前に完結となったポケスペORAS編。XY編も佳境のようですが、BW2の続きも見たいなぁ・・・と。ともあれ、ORAS編、ありがとうございました!
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