ひびレビ

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龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 第8話「奇妙な来訪者」

2014-05-30 08:14:09 | 2014年アニメ
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 第8話「奇妙な来訪者」

自分で決めた自分のルール。それを破ってしまうと、自分が自分である必要は無くなってしまう。自分が自分であるために、自分で決めたことは守り通す。例え相手にとって必要でないと分かっていても、七々々コレクションの取り扱い方を教える。それが七々々のルールでした。部屋から出られない七々々には、やる事が大分限られてしまうでしょうに、それでも自分が自分であるためにルールを守る。そんな彼女を「救う」とはどういうことなんでしょうね。単に殺した犯人を見つけたから成仏させるのが救いなのかどうか。

鉄が転校してきた一方で、何故か腹を立てて帰っていった天災ですが、仕事の依頼をされたけれども、別の人に頼むことになったからキャンセル料でも支払われたんですかね?

そして戦場緋夜。重護の前に七々々と暮らしていた人間でありながら、七々々の部屋に寄り付かず、肆季から契約破棄をされたようで。自分に必要の無いものは、他人にとって価値のあるものでも「ガラクタ」と言い放つ。誰かの言動や行動を真似るような、まがい物の相手には興味も抱かない。緋夜が一心に比べて重護や鉄に対してはあまり辛く当たっていないのは、出会って間もないというのもあるかもしれませんが、彼らが彼ら自身の意思で話し、動いていると感じたから?
自分にとって本当に価値のあるものや、本物にしか興味のない人間が緋夜かなと思いました。でも借り物の思いや言葉でも、自分の中でそれを信じることが出来れば本物になると思うんだ・・・ふと、士郎とアーチャーを思い出しました。

そんなこんなで七々々コレクションの扱いに長けた緋夜が登場したところでまた次回。価値の無いものを手放すということは、緋夜の手元にあるのは価値のある、相当な七々々コレクションなのでしょう。「雨降りベル」にはガラクタの汚名を返上するべく、活躍して欲しいと思います。
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