goo blog サービス終了のお知らせ 

ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
2025年9月から「はてなブログ」で「ひびレビg」を開設予定です。

「映画 小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜」を見て

2025-07-21 08:03:56 | アニメ・ゲーム
 というわけで遅ればせながら「映画 小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜」を見てきました。

 「小林さんちのメイドラゴン」はアニメ1期視聴中に原作を買い、その後今に至るまで原作を読み続けている作品の一つ。故に今回映画化された話がどんなストーリーなのかは知ってますし、何ならその後も知っているので、「あー、こんな頃あったなぁ!」などと思いながら見て、「うんうん、やっぱりいい話だよね!」と納得しながら映画館を出るものだろうと、そう思ってました。
 ……いややっぱアニメって凄いわ……ありがとう関係者の皆さん……原作で何度も読んだ話だけど、こんなん見せられたら泣くしかないわ……

 本作は原作7巻ラスト~8巻に渡って描かれた、娘・カンナカムイ(カンナちゃん)と父・キムンカムイの物語の映像化。
 アニメ1期や2期では、トールの父やイルルの話など、ややシリアスめいた話もありつつ、基本的には小林さんとトールを中心とした、人間とドラゴンたちの日常が描かれていました。ですが本作は、8巻巻末のあとがきの言葉をお借りすると「それなりにいつもとノリが違う」エピソードとなっています。
 平穏な日々に突如現れた山獣神キムンカムイ。彼に付き従いつつも、不穏な動きを見せるアーザード。カンナちゃんを娘ではなく仲間としてしか見ていないキムンカムイに対し怒りを抱きながらも、無力さを痛感する小林さん。それでも何かしようとしている小林さんが戦いに巻き込まれることに、不安を覚えるトール。そして、カンナちゃんの心に秘められた想い……などが描かれています。

 最初に印象的だったのは「キムンカムイがこちらの世界に出現した時」ですね。原作ではルコアさんが不穏な気配を感じ取るシーンがあったものの、映画ではそれだけに留まらず「異質なものがこちら側に来た」ことを如実に感じさせられるシーンに仕上がっています。
 続いて映画オリジナルのトールVSキムンカムイの室内戦闘。こちらも原作では戦いに発展する寸前でアーザードが割って入ったものの、映画では周囲の部屋を巻き込んでの激しい戦いが展開されます。部屋という普段過ごす日常的な空間が破壊されることで、ドラゴンの手にかかればこうも簡単に日常が壊されてしまうのだということを思い知らされました。

 また、映画オリジナルと言えば、クライマックスの舞台に向かう最中に起きた出来事もそうなのですが……原作を知っている身からすると、あれはもうちょっと短くても良かったかなぁと。特に小林さん側のあれやこれ。大変申し訳ないことに「誰ぇ!?」となってしまいました(汗。2期確認したら確かにいたわ……何でここであのキャラを?どうやってカンナちゃんたちのあれこれを知ったのか?と少々気になりましたが、単に噂で聞いたか、もしくはあの人の手引きがあったか……あの人周りのエピソードもいずれアニメで見られると良いなぁと。
 個人的に好きだった才川のあのシーンも、描かれこそしていたものの、背景的な感じで描かれてしまったのが勿体なく感じました。

 加えて、クライマックスにも一部改変があるのですが……あれは良い改変だと思いました。あの行動を見れば、最早互いの想いを確認するのに言葉は不要。カンナちゃんからあふれ出す心からの言葉にボロボロ泣いてしまいました……


 キャラクターに関していえば……あの、すいません。元々「可愛いな」とは思っていたんですけど、トールってこんなに美人で頼もしくてカッコいいメイドラゴンでしたっけ(汗。いや何かアニメ1期・2期の時以上に美人さんになっているというか、戦闘シーン多めということもあってか物理的な頼もしさも尋常じゃないし、終始カッコいいし……改めて良いキャラクターであると実感させられましたね。
 小林さんはキムンカムイと話している最中、足から苛立ちが伝わってくるシーンが妙に印象に残ってます。とある活躍こそ見せるものの、基本的には一般人であるスタンスを崩さない。簡単なようで難しい立場を上手く描写されていたなと。
 あと、個人的にはルコアさんのあのシーンを良い感じに描写してくれて嬉しかったです。傍観勢であるが故に直接的な手はくださない。それでも彼女にとって守りたいものはある。そんな彼女の精一杯の行動に関する描写がめっちゃカッコよく仕上がっていたので満足です。


 その他にもアーザードに関して色々話したいこともありますし、才川周りとか、イルル役を継いでくださってありがとうございますとか、「アニメ映画のEDといったら小林さんだよなぁ!」とか、色々語りたいことは多いですが、ひとまずこの辺で。
 映画は良い感じに締め括られましたが、映画もまた「小林さんちのメイドラゴン」にとっては過程の一つ。本作はこれで終わりではありません。今後のカンナちゃんとキムンカムイがどうなっていくのかや、アーザードに訪れる思いがけない出会い、そして個人的に気になる「ユタラマ」というキャラクターの動向などなど、この先も長編エピソード含め、様々な物語が展開され、関係性が変わっていきます。ぜひとも原作でこの物語の続きを楽しんでいただきたいですし、願わくばアニメ3期を……!

 ともあれ、素敵な映画を見させていただきました。ありがとうございました!
コメント

ワンダーなマリオの大冒険

2025-07-16 07:06:09 | アニメ・ゲーム
 てなわけで遅ればせながら「スーパーマリオブラザーズ ワンダー」を遊びました。何気に横スクロールアクションのマリオを遊ぶのって、マリオメーカー2を除くとめっちゃくちゃ久々な気がしますね……New系列は一度触れたことがあったような無いようなといったレベルですし……

 さて本作は道中にあるワンダーフラワーに触れることで、コースが大幅に変化。ある時は土管が動き出し、またある時は敵キャラたちが音楽を奏で始め、またまたある時はいつもと一風変わった変身をしたり……と、終始「驚き」に満ち溢れたゲームとなっています。加えて様々な効果を持つ「バッジ」を付け替えることで人それぞれ違ったアクションでステージを攻略出来ます。私はずーっと同じバッジだけを使っていましたが、跳ね回るバネやマリオが見えなくなる透明化のバッジなどをつけることで、コースの難易度を更に上げることも出来そうですね。
 また、お馴染みのファイアマリオをはじめ、ゾウやドリル、アワなど私がこれまで体験してこなかった能力もありました。中でもパワフルなゾウにはお世話になりましたね。次いで敵を封じられるアワにもお世話になりましたが、ドリルはなかなか使いどころが……

 個人的に印象的なのは、W1から「そんなんアリか!?」と驚かされた「歌って踊ってパックンマーチ」と「猪突猛進ぼくトッシン」。とにかく楽しいW4の「1,2,3,ジャンプ!ハックンダンサーズ」。ここでそれを使うか!と驚かされた、フラワー諸島の「ビリビリループバリケード」。苦戦した、スペシャルワールドの「天空のリズムブロック」。
 そして「ウルトラチャンピオンシップ バッジ・オン・パレード」……それまでは割と順調にクリアしてきたのに、ここはとにかく苦戦しましたね。「アイテム持ち込めば何とか」という甘い考えはそうそうに打ち砕かれ、様々なバッジの効果を駆使しつつ、進んでは戻り、進んでは戻りの繰り返し。それでいて理不尽さは感じず、「あとちょっとだったのに!」と、再挑戦したくなる絶妙な難易度のコースでした。最後の区間を乗り切った時の達成感といったら!……あ”あ”あ”あ”あ”!!!ゴールのてっぺん取れなかったぁぁぁぁ!!!……もう1回頑張ります(苦笑。
 それと「みんなの広場」系はめっちゃくちゃ時間がかかりました。何せ「みんな(一人)」だったもので(苦笑。オンラインプレイで更に楽しく!ってのはわかるんですけども、やはり一人で遊びたい派なもので……

 とまぁ、そんな感じで久々のマリオ、楽しませていただきました。やっぱマリオも良いなぁ……これ以前の作品も触れてみるかなぁ……
コメント

神風怪盗ジャンヌ 第33話「嘘つきシンドバッド!!」

2025-07-15 07:09:54 | アニメ・ゲーム
神風怪盗ジャンヌ 第33話「嘘つきシンドバッド!!」

 さて今回は紫界堂=ノインの「ジャンヌ=まろんの心を弱らせる」作戦の効果が表れ始めました。
 表面上はまろんの良き相談相手として接しながらも、内心は真逆。まろんに背を向けながら「あなたには本当に幸せになってもらいたい。でも、そんなことは照れくさくて面と向かっては言えません」と言っている時の悪い顔といったら(笑。

 他の女の子にもちょっかいを出す稚空を見ていると、自分じゃなくても良いんじゃないかと思ってしまうまろん。そんな彼女の不安を振り払うかのように稚空はキスをした後に、「まろんじゃなきゃダメなんだ!」と叫び、彼女の指に、紫界堂が作ったものとも知らずに指輪をはめる……あー、もしかして紫界堂がまろんとの距離を縮めているのって、まろんを信頼させることはもちろん、稚空を焦らせることで彼の本音を引き出そうとしていたんですかね。
 元々信頼していない相手であれば、裏切られても心の傷は浅い。心から信じられる相手に裏切られてこそ、心も弱るというもの。自らまろんを篭絡するのではなく、稚空の本心すらもまろんを弱らせることに利用するとは……視聴者目線としては、幸せそうに稚空の腕にしがみつき、結婚式の真似事までするまろんは見ていて哀しかったですね……

 そして、最悪のタイミングでのシンドバッドの正体バレ……紫界堂がまろんに渡した2つの指輪が悪さをするのだろうとは思ってましたが、まろんの心の不信感を増幅させるとか、そういう精神的な効果をもたらす指輪だと思っていました。まさかああいう使われ方をするとは……
 市販の指輪ならまだしも、あれは紫界堂が作った指輪。加えて自分を「まろん」と呼ぶ人物となれば、最早一人しかいません。シンドバッドの正体はこの時点で明らかであるにも関わらず、ジャンヌの口から出るのは「あなたは誰」という問いかけだけ。ここは、シンドバッドの口から真実を聞きたいという思いに加えて、心から信じられる稚空が魔王の手先であるシンドバッドであって欲しくない、これまで嘘をつき続けていたなんて思いたくない……そんな思いも含まれていたように感じました。

 次回はシンドバッド=稚空に対し別離宣言がなされる模様。OPでシンドバッドが正体を明かし、ジャンヌの手の届かぬ場所へ消えていく描写がありましたが、あれはこの展開を案じていたと。更にこの後は紫界堂=ノインのネタバラシに加えて、フィンの素性についても色々明かされるわけで……まろんの心をバッキバキに折りに来てんな、このアニメ……OPがヒントだとすれば、悪魔たちの作戦で心を折られながらも、都たちの存在がまろんの心を立ち直らせて、自身の弱さと向き合うことで強く成長する!的な展開かな?何だかんだで全44話中の33話。終わりが見えてきました。
コメント

神風怪盗ジャンヌ 第32話「ジャンヌ抹殺指令!!」

2025-07-08 06:51:05 | アニメ・ゲーム
神風怪盗ジャンヌ 第32話「ジャンヌ抹殺指令!!」

 室内ならともかく、何で稚空はへそのあたりまでシャツをはだけさせて街中にいたんですかね……?

 さて今回の標的は都の父親。彼の拳銃に悪魔が取りつき、都の反対など聞く耳持たず、過ちを無くすために存在そのものを無くさなければならないと過激な発言までするように。都は、かつてナイフを振り回した犯人を前に「誰かを殺しては罪が重たくなるから」と、自らそのナイフを握った父親とは思えない……と、その豹変っぷりを誰よりも強く認識していました。

 コンピューターの導入と合わせて、警察は「ジャンヌは何故桃栗町でのみ犯行を繰り返すのか」「盗むものに一貫性が無いのは何故か」「最近犯行場所が狭まったのは何故か」「何故父親の人格が急に代わったのか」といった謎に迫ることになると同時に、まろんもまた悪魔たちの目的について考え始めていました。
 現在はノイン&ミストがジャンヌを狙っているので活動範囲が町内に限られるのは理解できますが、フィンがいた頃に時間を戻すと、そもそも人間の美しい心が目的ならば、わざわざジャンヌがいる町で暗躍する必要など全くありません。となれば、ジャンヌに悪魔をチェックメイトさせること自体が目的だったんでしょうけれども、チェックメイトに封印以外のどういう意味があったのか……悪魔の力を一か所に集約することで、より強大な力が手に入るとか?

 ミストが物理的にジャンヌを狙う一方、ノインが狙うのはジャンヌの心。ノイン=紫界堂先生は、自分がいるから周囲の人間が悪魔に狙われるのではと、誰かを傷つけることを恐れるまろんに対し「傷つける者よりも傷つけられる者の方が罪深い、という言葉を聞いたことがありますよ」と告げ、彼女の心に偽りの平穏を与えていました。前回ボールからまろんの身を守ったのは、彼の考える「優雅さ」とはかけ離れているため、守ったのでしょう。こうして少しずつまろんの心に忍び寄り、彼女が完全に紫界堂を信頼しきったところで正体を明かして、心を砕く……そんなことを考えているのかもしれません。

 次回はとうとうシンドバッドの正体にジャンヌが迫ることになる模様。ただ、正体を知ったとしても、フィンからシンドバッドへの警戒を促されている現状では、すぐにはシンドバッドの言葉を信じられないでしょう。なんなら、シンドバッドのみならず、フィンのことすら疑い始めてしまうかもしれません。疑心暗鬼に陥ったまろんに、紫界堂は甘い言葉で彼女の心に寄り添うフリをして……的な展開も待っているかもしれませんね。
コメント

神風怪盗ジャンヌ 第31話「怪盗ついにCMデビュー!?」

2025-07-01 07:02:57 | アニメ・ゲーム
神風怪盗ジャンヌ 第31話「怪盗ついにCMデビュー!?」

 サブタイトルが出た直後のSE、前回と比べて大きすぎない?

 さて今回ミストが目をつけたのは前科16犯の詐欺師。前科16犯も十分にヤベーのですが、映画「ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記」には前科100犯の熊虎鬼五郎というキャラクターがいまして……改めてアイツやべぇなって思いました(笑。
 それはそれとして。詐欺師が相手とは露知らず、委員長はまろんと共にCM出演することによって恋が実る、売り込みに100万円かかるがギャラは1000万円も入ると言われてすっかりその気に。純粋なのは良いことかもしれませんが、騙されやすすぎるのも困りもの。今の彼に水無月グループを任せてはいけないなと思わされるシーンですね(苦笑。

 まろんも詐欺師の服に悪魔が取りついていることに気づいたため、予告状を出すことに。予告状を出すにあたり、まろんは詐欺師を追って競馬場に潜んでいたのですが、これをリアルタイムで見ていたら「女の子が競馬場にいるのは目立つのでは?」と思っていたかもしれません。ですが、今となっては至って普通の光景に見えるあたり、見方って変わるもんだなぁとつくづく感じました。
 
 で、いざチェックメイトに赴いた際には現場の様子を、さも当然のように鉄塔から見下ろすまろん。一体どうやって登ったんだ……ミストによってレール上で身動きを封じられた際の開脚っぷりといい、改めてまろんって身体能力高いんだなと思わされますね。
 そんな今回のチェックメイトは、「チェックメイト!」のトーンがやや低めに感じました。明るい感じも良いけど、よりカッコよさが増すこちらのトーンのチェックメイト!も良いですね。

 また、紫界堂先生がまろんの身を守るシーンもありましたが、彼がノインだとして、ジャンヌを心身ともに弱らせるのが目的なのであれば、放って置けば良いはず。なのに、敢えて彼女を守るような行動に出たのは、自分たちの手で倒したいから?それとも敢えて助けることで、彼女に近づこうとした?

 何だかんだで次回は第32話。全44話なので残り12話。今回は新章突入以降では比較的明るめの回でしたが、次回は都の父親が悪魔に取りつかれることに。未だ姿を見せないフィンといい、ここから先はシリアス多めですかね……
コメント

「スーパードンキーコングGB」を遊んでみて

2025-06-26 07:59:33 | アニメ・ゲーム
 てなわけで「Nintendo Switch Online」加入者向けに配信されているゲームボーイソフトのうち「スーパードンキーコングGB」を遊んでみました。

 マリオワールドや神トラほどではないとはいえ、「スーパードンキーコング」もそれなりに遊んできた身。であればゲームボーイ版も余裕だろう!そう思っていた時期が私にもありました。別物じゃねーか!

 操作キャラクターこそドンキー&ディディーで、一部見覚えのある敵も出現はしますが、「スーパードンキーコング」では見たことが無い敵や知らないステージギミックの数々が出てきました。
 ロープをつたってくる厄介な蛇?、タル大砲の向きを変えるギミック、あのパネルがまさかの利用方法で登場、一般敵キャラだったはずのクランボーが何故かボスに昇格……大都会や空中など、どのステージも新鮮で楽しく、そして難しかったですね(汗。

 中でも空中をリフトで移動するステージ。リフト自体はスーファミ版でも「トリックトラックリフト」なるステージに登場していましたが、行先が決まっていたあちらとは異なり、こちらのリフトはキャラクターが乗る、もしくは壁にぶつかった際に進む方向が切り替わるというもの。「ロックマンX」もしくは「ロックマンX2」にも似たようなギミックがあったかと思いますが、まさかアレをコングでやる日が来ようとは。しかもミスったらやり直しの空中で。こっちは特殊武器もエアダッシュも無いんですよ!?
 また、海中ステージ以外は基本横移動だった「スーパードンキーコング」とは異なり、縦移動するステージも多めなこともあってか、結構落下してやられるパターンも多かったですね。落下した際に下のエリアに移動するのか、それともアウト判定か。その境目が分からん……

 新鮮さこそあるものの、先が見えづらいのと、移動する幅が掴めていないことも相まって、移動中のミスが割と多めでした。特に足場の端から滑って落ちることが結構多かったです。
 総じて、体感としては「スーパードンキーコング」よりも難易度は高めだと感じました。最初は普通に遊んでましたが、あまりにもミスが多く、ほとんど進みそうになかったので、途中から巻き戻し機能を解禁せざるを得ませんでしたね(苦笑。この機能無しでクリアするのは結構骨が折れそうです。

 そんなこんなでドンキー熱が沸々と湧いている中での「スーパードンキーコングGB」でした。思ったよりもめっちゃ難しかったけど、これ、2もあるんすよね……怖い(汗。
コメント

神風怪盗ジャンヌ 第30話「元気復活で燃える闘志」

2025-06-24 06:15:30 | アニメ・ゲーム
神風怪盗ジャンヌ 第30話「元気復活で燃える闘志」

 前回、聖に変身を解く姿を見られてしまったまろん。学校に行きたくないとは言いつつも登校するあたり、根の真面目さが伺えますね。あるいは、どのように話が広まっているか確かめに向かったか。

 その道中に出会ったのが少女ツグミと盲導犬のイカロス。今回はそんなイカロスに悪魔が!?というお話。
 まろんがツグミと再会した際、街では凶暴な犬が暴れまわっており、ツグミの言葉も届かない。このままでは犬の命が奪われてしまうかもしれないが、かといってイカロスに悪魔が乗り移っているとすれば、チェックメイトによりイカロスも消えてしまう。ミストの仕掛けた罠によって厳しい選択を迫られるまろんでしたが……どのようにしてイカロスから悪魔を追い出すかばかりを考えていたので、その可能性を失念していました。まぁ、あの状況になるまでどこ行ってたの?とは尋ねたくなりましたが(汗。ミストあたりが捕えていたけども、危機を察知して……的な感じですかね。

 クライマックスはツグミの家が舞台となるのですが……あの、いくらイカロスの助けがあるとはいえ、ベランダ真下が断崖絶壁ってのは怖すぎやしませんかね(汗。手すりも簡単に乗り越えられる高さですし、もうちょっと安全性というものを配慮した方が良いんじゃないかと。

 結局まろんの変身解除を目撃したであろう聖は、何かしらの目的故にジャンヌのファン、何も見ていなかった風を装っていました。
 一方でツグミもまた、一連の騒動の中でまろん=ジャンヌだと気づいたかもしれません。ですが、彼女の優しさを肌で感じ取ったからこそ黙ってくれることでしょう。悪意を持って正体を黙っている者もいれば、まろん=ジャンヌへの信頼から黙ってくれる者もいる。まろんとツグミ、互いに家族のように大切な存在との別れを辛く思う似た者同士を描きつつ、聖とツグミのように、正体を知る者?でありながらも考え方は全く異なるであろう人物も描写する。良い話でした。
 にしてもツグミ。金髪ポニーテールで何となく魔法使いっぽい衣装だったので、作品が違えば主人公とかやってそうな子だなーと思いながら見てました(笑。中の人は「キューティーハニーF」でハニー役を演じられていたそうで……やっぱ主人公じゃねーか!

 そういえば今回出番は僅かながらもフィンがまろんに連絡を取ってきて、悪魔が再び現れたことについて「シンドバッドとアクセスが悪魔を呼び寄せている」と断言してましたね。これまでシンドバッドやアクセスが敵だというのは推測の範疇に過ぎなかったと思うのですが、彼らを改めて敵だと認識させるよう、まろんを誘導しているように感じられます。
 ですが、現状シンドバッドとアクセスはまろん=ジャンヌのチェックメイトを妨害するつもりは無さそうどころか、手助けしてくれています。本来のシンドバッドの役目は既に終わっており、ここからは稚空個人の意思での戦いって感じなのかな?さすがにそんな彼らを何度も見ていれば、本当に敵なのかと思いそうなものですが、果たして。

 次回はCM出演?最近割と重めの話が多いので、ここらで一旦箸休め的な?
コメント

少しずつ、沸々と

2025-06-19 07:41:37 | アニメ・ゲーム
 長年マリカーから離れていることもあり、動画を見ていてもあまり遊びたい!という気持ちは湧いてこず、改めて初代マリオカートで遊んでいた今日この頃……でしたが、何気なく見た「ドンキーコング バナンザ」の紹介動画で、Switch2が欲しくなり始めております(苦笑。
 最初は興味が無かった「スーパーマリオオデッセイ」も、遊び始めたらガッツリハマった身としては、パワフルなドンキーコングで縦横無尽に駆けまわる様は楽しそうだなーと。加えて相棒がまさかのポリーンで驚きました。オデッセイといい、良い役どころもらってますね。

 とはいっても今すぐ何としてでも買わなきゃ!とまではならず、買えるようになったら遊ぶソフトの一つに「ドンキーコング バナンザ」が入った、という感じです。とりあえずそれまでは、最近何となく遊びなおしてる「スーパードンキーコング2」を102%にしつつ、これまで触れてこなかった「ドンキーコング トロピカルフリーズ」も、ドンキー熱が沸々と湧き始めている今こそ触れるべきかなーとも。

 思えば「スーパードンキーコング2」発売当時。CMを見てめっちゃワクワクして、欲しくて欲しくてたまらなかったけど買えなくて。それでも遊ぶ機会に恵まれた時は嬉しかったなぁ……「スーパードンキーコング」も友人から攻略本を譲り受けて遊んだのも懐かしい。そう考えると昔も今も、たまに私にぶっ刺さってくるなぁ「ドンキーコング」。

 とまぁ、そんな感じで思いがけず購入意欲が高まっている今日この頃でした。
 そういえば初代マリカーには「ドンキーコングJr」がいるんですけど、彼は一体今どこに?昨今のドンキーとJrって同一人物?それとも親子?どういう関係なんだ一体……
コメント

神風怪盗ジャンヌ 第29話「超美形!謎の先生登場」

2025-06-17 07:19:58 | アニメ・ゲーム
神風怪盗ジャンヌ 第29話「超美形!謎の先生登場」

 登校中、急いでいるからといってフラフープやボールを投げて車を無理やり止めて横断するとか、今だと絶対描写出来んよなぁ……いや、当時でもどうかと思いますが。

 さて新たな悪魔はシンドバッドが連れて来たと思い込んでいるまろん。そんな彼女の前に現れたのは、紫界堂聖(しかいどう・ひじり)先生。すげぇ名前だなと思いましたが、それよりも先生、何ですかそのバカでかい地球儀は!確かに算数の授業でバカでかい定規とかコンパスは見たことあるけど、そんなサイズの地球儀あるんですね!アレをあのイケメンが持ってきたかと思うと、ちょっと微笑ましいです(笑。
 また、聖はまろんの父からの手紙を預かっていたとのことですが、どう見ても怪しい……人に託す手紙にしては、内容があまりにも短すぎる……父と知り合いだと嘯いてまろんの油断を誘う、動揺させる、稚空と仲違いさせる……色んな企みが考えられますが、これで本物の手紙だったらどうしましょう(汗。

 それはさておき、今回ミストが目をつけたのはまろんのクラスメイトが描いた天使の絵。それに飴玉?を押し当てると、描いた本人にも影響が現れ……豹変するクラスメイトの態度や表情は割と不気味でしたね。悪魔の狙いは相も変わらず美しい心ですが、以前よりもやり口が陰湿になっているように感じます。
 今回も悪魔とのバトルが始まるんだろうなーと思いつつ見ていたら……怪盗要素残ってる!?警察出番あるの!?このままフェードアウトしていくものだとばかり。目立った活躍こそありませんでしたが、ジャンヌの新コスチュームを褒めるという見せ場はありました(笑。
 結局チェックメイトこそ出来たものの、シンドバッドのジャンヌを守りたいという想いは伝わらず、ジャンヌはジャンヌでやらかしてしまい……と、双方思い通りに事が進まないまま、次回に続きます。

 にしても今回、まろんが稚空の頬を叩くシーンや、まろんがクラスメイトに襲われて逃げる時などの描写が微妙に気になりました。前者は木の陰から出てくる稚空が何かブレて見えましたし、後者はまろんに近づくクラスメイトがめっちゃ小刻みに歩いているように見えたり……あと、次回予告ラストのジャンヌの顔が、なんかこう……うん(汗。
コメント

神風怪盗ジャンヌ 第28話「悪魔降臨!新変身の時」

2025-06-10 06:33:12 | アニメ・ゲーム
神風怪盗ジャンヌ 第28話「悪魔降臨!新変身の時」

 今回からOPが一新!これまで怪盗の側面が強かったジャンヌでしたが、今回を機に悪魔とのバトル主体に舵を切りそうな気配を感じます。都は友人として出番があるでしょうけども、警察関係者は出番が減るのかな?
 ところでOPの最後、地球をバックに向き合うジャンヌと謎の人物のシーン。あそこってテレビ放送時は提供画面だったんですかね?

 続いて新たに魔王のしもべ?としてノイン&ミストが登場。CVはそれぞれ山口勝平さんと山崎和佳奈さん。で、都が松井菜桜子さん……帝丹高校の面子揃っちゃったよおい。山崎さんは以前も稚空の幼馴染として出演されていましたが、まさかこういう形で再登場するとは。むしろこっちがメインの役どころなのかな?個人的にミストが可愛くて好き。
 そんなミストが飴玉のような物体を使って生み出した悪魔は、これまでの悪魔とは異なり、美しいものに魅入られた人間に憑依するのではなく、どんなものであれ、それに対して強い感情を抱く人物から直接生気を吸い取っているように見えました。「美しい」よりも「大切にしたい」という気持ちの方が強いエネルギーを得られるのかな?
 一方ノインは変装してまろんたちに近づくっぽいので、ノインは精神的に、ミストは物理的にそれぞれジャンヌ=まろんを追い詰める役割を担っているのかなと。

 で、そんな悪魔を前にしてもまろんは変身できず、助けに入ったシンドバッド=稚空も何故か既に負傷済み。アクセスも同様に傷を負っているようでしたが、既にノインやミストと交戦済みなのか?それともアクセスの呼び方が「フィンちゃん」から「フィン」に変わっていたことからして、変貌してしまったフィンと戦った後とか?
 それでもまろんの力になりたいという稚空の思い、そしてまろん自身の強くなりたいという思いが重なって、旧ロザリオが変化した羽が、新たなロザリオに生まれ変わり、遂に新変身の時!とはいっても、これまで見たいにオーラに包まれてあっという間の変し……べ、べ、別物だー!!!
 何というか、凄く「変身シーン」って感じがする変身シーンですね。前の変身も良いんですけど、少々あっさり気味と言いますか。やっぱこういう特別な背景だと変身シーン感が増すと言いますか。

 ただ、気になったのは新変身の際に出て来た謎の女性が4人だったことです。まろんの元に飛んできたチェス駒は5個だったのに対して、出て来た女性は4人。駒と女性の数が合わないのは何故?一人はロザリオを変化させるのに力を使い切った?
 あの女性たちは何者?まろん以前のジャンヌの生まれ変わり?
 これまでチェックメイトしてきたのは悪魔のはずなのに、それが何で力を貸してくれたの?もしかしてジャンヌが封印すると悪魔のままで、シンドバッドが封印すると悪魔が天使に浄化されていたとか?でも、それならシンドバッドはもっと躍起になって封印を優先しても良いはずでは?
 チェスの駒がポーンからナイトに変わったのにも何か理由があるのか?
 ……とまぁ、一気に新たな謎が湧きだしてきました。めっちゃ話動くなぁ!?

 ともあれ、今回からは悪魔をピンで封印するのではなく、リボンで拘束してチェックメイト!決めポーズもある!これまで以上に「なりきり遊び」が楽しめる要素を目いっぱい詰め込んできたなと、そう感じてしまいましたね(苦笑。


 あれやこれやと新展開が目白押しだった第28話でした。ここから先も楽しみです。にしても、稚空がまろんを守れるだけの力が欲しい!と願った結果、まろん自身がパワーアップするってのもどういう理屈なんだ……?
コメント