今日、12月8日は真珠湾攻撃によって日米が開戦した日。
それは1941年だから、ちょうど78年前。
78年前って、はるか昔のような気がしてしまうけど、
それって僕が生まれた1966年には、たった25年前の出来事だった・・・・ってことになる。
25年前なんて今の僕からしたら28歳だった頃のことで、
それは「ばるぼら」やってた頃で、全然昔のような気がしない。
ついこないだ・・・・のような気さえ、する。
そういう風に考えると、戦争やってた頃なんて、そんな昔ではないのだ。
今の僕には・・・戦争自体が、すごく非現実的な気さえするけど、
世界には今現在だって、兵器は売るほど存在するし、
各地で紛争は絶えない。
戦争は「非現実」ではないのだ。
ちゃんと、「自分のこと」として捉えなければいけない、と僕は自戒する。
気を抜いていると、戦争で利益を得る人々に先導されて、
気がついたら戦時だった・・・・というようなことになりかねない。
先導する人達は、何があっても、絶対に、自分は前線で戦ったりはしない。
絶対安全なところを離れないのだ。
捨て駒にされて殺されるのは俺達のような貧乏で無学で従順な「一般市民」だ。
だから人権を軽視するような政党・政治家を信用してはいけない。
自民党の「改憲案」は見事に人権を軽んじているものだ。
改憲、なんてものに乗せられてはいけない。
憲法は弱者を守るもので、それを強者、つまり権力者が変えようとしているのだ。
僕は、民主主義は尊い、と思う。
民主主義の世の中に生まれてきて良かった、と思う。
江戸時代・・とかが文化的・情緒的にけっこう、好きなのだが
あんな 封建制度なんて本気で吐き気がする。
とてもとても差別的な世界だ。しかも、その中でえばりちらし、
特権を与えられていた「武士」なんていうエリート階級は全体の、ほんのわずかな数の人々だった。
でも、今だってその名残の、皇族とか華族とかがのさばっていて、もちろん、腹は、立つ。
そして、二世議員とかにも、とてもとても腹が立つ。
アベなんて典型的なそういう、エリート政治家系の出身だ。
俺はとにかく、「世襲」って大っ嫌いなのだ。
お坊ちゃまが嫌い。金持ちが嫌い。そして、傲慢な奴等が嫌い。
それはともかく・・・・・・・・・・
「人権」ってものを、もっとマトモに、シリアスに、現実的に考えたい。
俺達「一般市民」は人権がなければ
牛や豚や野良犬みたいに、虐殺されちまう。
銃や兵器を持っているのはもちろん、権力側だからだ。
街を行く呑気そうな警官の腰にはニュー・ナンブと言う名のリヴォルバーが刺さっている。
そして我々庶民にはもちろん、拳銃も実弾もない。
そういう我々に、終戦直前に権力側は「竹槍」で、侵入してくる米兵を殺せ、と言ったのだ。
戦中には、一般市民に「人権」は、なかった。
赤紙一枚で「死」を命じられた。
ぞっとする。
・・・・長々書いたけど、
真珠湾の日にこういうことを考えるのも・・・・・
無為なことではない、と思う。
思いたい。