ロニー・ヴァン・ザントとニール・ヤングの話。

2018-06-10 18:23:49 | Weblog

昨日の朝の「ウィークエンドサンシャイン」では、「ロックの日」にちなんで(?)、

ドクター・フィールグッドがかかって、そのあとに

レイナード・スキナードの「スィート・ホーム・アラバマ」がかかった。

今日はいいのがかかる。

嬉しくて、嬉しナミダが出そうなのを我慢するのに大変だった。

いい曲。ランブルフィッシュの佐治はレーナードが大好きだった。


でもそういえばこの曲、歌詞中にニール・ヤングの名前が出てきて、

彼をディスってる。アメリカ南部人を批判したニール・ヤングの「サザン・マン」や「アラバマ」に対する

アンサーソングだ、っていう話が有名で(ラジオではその話は出なかった)、

そのことを佐治とよく話したことを覚えている。懐かしい・・・・・。


「ミスター・ニール・ヤング、覚えときな、南部人はアンタを一切、相手にしない」

({スィート・ホーム・アラバマ」の歌詞より)


確かに・・・・・身近に置き換えて考えたら、

一部地域が荒れてるからと言って例えば「関西人よ、あんたらダメダメじゃん」とかって

誰かに歌われたら、そりゃ腹も立つかな。

ニール・ヤングはカナダ人だし。他国のこと口出すなよ、って気も・・・するかな?


それで、実際どうだったんだろう?と思ってさっきググッてみたら、


大体はその通り・・・っていう話が多かったんだが、


ひとつ、知らない人のブログで、

「歌詞でディスってはいるが、レーナード・スキナードとニール・ヤングはお互い尊敬し合っていた」

という説があった。

レーナードのvo.ロニー・ヴァン・ザント(以下ロニーV.Z.と略す)はインタヴューで

「スィート・ホーム・アラバマ」の歌詞は誤解されている」と言っているし、

ニール・ヤングはレーナードのバンドTシャツを着て、ロニー.V.Zらの追悼ライヴに出演している。

決定的に「お?」と思ったのは、レーナードの

飛行機事故前の最後のアルバム「ストリート・サヴァイヴァー」のジャケットの写真で、

ロニー.V.Z.が着ているのは、よくよく見れば、ニール・ヤングのTシャツ!

上着の下に着ているのでちょっとわかりにくいのだが、拡大してみたら間違いない、

ニール・ヤングTシャツ。


・・・・・・・こーゆーのは、当時、近くに居ないと

本当はどうだったのか?ってことは、わからないよね。

ニール・ヤングは現在も元気なんだから、誰かインタヴューで聞いてみたらいいのに。


勝手な想像をさせてもらえれば・・・・


歌詞のことがあった後で、レーナード・スキナードとニール・ヤングは何処かで接触があって、

ロニー・ヴァン・ザントとニール・ヤングが罵りあいの喧嘩になって、

おたがい意見をぶちまけあって、最終的に・・・・

ニール「うん、まぁ、そりゃ南部人全部が悪いワケないよな、ゴメン」

ロニー.v.z「いや、こっちもカッとなってあんな歌詞発表しちまってゴメン」

となった・・・・・・のかも知れない。


そーゆーことって、世間には意外と、ありがちだし。


そういえばずっと以前のこのブログにもチラッと書いたけど

1989年か1990年ごろに、横浜の7th.アヴェニューで

対バンになったときランブルフィッシュと横浜ガンスリンガーズは危うく初対面で、

喧嘩になる寸前だったのだ。ヴォーカリスト同士が、だ。

後々に、すごく仲良くなったのにね。

あの時、ヤバイ!と思って、割って入って止めたのは俺だ。

ははは、誰も覚えてないから自慢しても虚しいけど。


それだって、あの時、あの場所に居なければ、

本当はどうだったのか?っていう真相は、わからないんだよな。




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