
デパートだから当然売ることが目的なんだが、高価、高価。こんな値段だれが買うの? です。 僕の場合は頭っから買う気なんぞなく、展覧会見る気分で行ってるわけだからどうでもいいんですが、それにしても高い。
一番安いのが90万円だったかな。この1点だけ既売マークが付いてた。一番高いのはなんと3200万円。大きさではこれが一番小さかった。小田急で売られるのは明日までで、売れなければ明後日には香港で売りに出されるとのこと。
200万、400万、800万そのあたりの値がついた作品20点ほどが展示されてた。芸術品としての感想は「うん、草間作品。いいな。」といつもと変わらんが、やはり生々しく値札を付けられると、札束が透けてるようで・・・。
お客さんも少なく、担当者(紳士)が話をいろいろ聞かせてくれた。出展されてる作品の出所は全部コレクターさんなんだそうです。僕は草間事務所が所蔵してる作品をお借りしてきて売ってると思ってました。そんなルートは成立しないんだそうです。こんな値段で売りに出すコレクターがいることにまず驚きますね。そんな作品を集めてくるデパート担当者も凄い。(その道のプロがいるんだろうけど) もう一つ勉強になったのはこういう販売会を開催するには何から何まで草間事務所に話を通して、承諾を得ながらすすめるんだそうです。写真のパンフレットもしかり、どの作品がいくらで売りに出るかも。 さすが草間事務所ですね。
4月に今開催してる「草間彌生 我が永遠の魂」展を観に行くことにしてる。ますます楽しみになった。
庭で今を盛りと咲いてるクリスマスローズ。年々株が大きくなっていく。
