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いさぎよい後始末

2025年01月21日 12時31分47秒 | つれづれなるままに
昨日今年初めての友人会食をやった。夜はお互いもう辛い。昼食をとりながら軽く一杯。
白州で知り合った友人、現住まいは所沢とのこと、間をとって新宿まで出た。
彼とは年齢が一緒で、これまでの人生の越し方がやたら似てるんです。会社は同規模の同業他社、55歳くらいで早期退職、それから田舎遊びに興味をもって、偶然白州の近所に土地を購入した。ここまではほんとに似てるんです。彼はその土地に自力で家を建てる目標を持って、その後の人生を楽しもうとした。
ともかく寝る場所が無いと で5平米ほどのキットハウスを作った(台所もトイレも無い)。次に木工能力の向上を狙って、作業小屋を作り、木工機械を導入。かつ木工の学校にも通ったよう。ここまでに5年ほどかけたんじゃないかな。そこから本宅の建設に。基礎作りから全ての作業を自力でやり通して完成したのが10年ほど前だったと思う。
その間お互い一緒に白州にいる時はよく呑んだものです。完成した家は素人が作ったとは思えない出来栄えでした。楽しみながら作ってきたよ、そしていい物が完成した そんな満足感一杯の宴会もやりました。
20数年こうやって楽しんできたんだが、歳はしっかりとっていき、お互いそれなりに次の事情も生まれてくる。彼は数年前から手放すことを考え出したよう。僕もだけど、どう手放すか、売るかは大きな課題。でも彼 やたらいさぎ良かったんですよ。「このまま全てを引き受けてくれるなら、値段は安くてもいい」と考えたようです。いろいろ紆余曲折はあたようですが、すぐ欲しいという人が見つかり、昨年夏手放したとのこと。売価を聞いたら、「えっそんなに安く?」なんだが、彼は「スッキリ断捨離できて良かった」と全く不満を感じてない様子。むしろ「これだけ楽しんだんだ、それで十分じゃん」なんだそうだ。
ほんとにいさぎいいよな。 ぼくもボチボチどう手放すかを考え始めてるが、売価にこれだけこだわらないなんて考えられない。ただ、ぼくの場合も売価の前に、「この土地はいいね」と分かってくれる人を見つけたいと思ってる。そこで共感できたら、売価にこだわらず手放すのがいいな、「彼のように」と考えられるようになった。
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