お盆で ということにしましょうか、なんやゴチャゴチャあって、また新聞記事が溜まってる。 先ほどその中で一番古い8月10日の記事を読んだ。 納得するし、昨日書いた記事(日本人諭)にも通じる、かつ自分達日本人をちょっと客観的に観察するのも必要と思って要点を書きます。
精神科医 桑山紀彦さんへのインタビュー記事です。氏は国内外の紛争地、被災地に出かけ、トラウマを持った人達の「心のケア」を続けてる医師のようです。トラウマとは大なり小なり誰にもあることで、そこを基点に(氏は「起爆剤にして」と言う)その人の社会性をより発展させることも出来ることで、それ故に正しいカウンセリングが必要だと説いてます。
実際パレスチナで当時11歳だった少女(2歳の時爆撃で母が血まみれで死んだ)にカウンセリングしたそうで、現在19歳になった彼女は弁護士を目指して大学に通ってる との経験を語っておられる。
そして「トラウマへの対処」という点で日本は特殊だと言うのです。外国は「直せるものなら直そう」と積極的なんだそうです。「風邪をひいた」位の一時的病とみるのだそうです。 いっぽう日本は「精神病」扱いになってしまい、差別感覚で見るようになるのだそうです。ちょっと解るような気がしませんか? カウンセリングを受ける前に本人を隠してしまう そういうところが日本にはあって、意思といして助ける以前だと言ってます。
そうなんだろうな、日本では「そうなったやつが悪いのよ。弱いんじゃないの。」と周りからの蔑視がまずある。「自己責任」という言葉がやたら横行する国ですからね。当然隠すという選択も生まれるでしょう。氏の弁は反対です。そういう人ほどより高いレベルの社会性を身に付けることができると言うのです。
昨日「終戦記念日」を発端に「日本人の悪い文化」について書いたが、ここにもその一端が見れませんか。もっと素直に、科学的に根拠を持って、事の白黒を明確にしていく。そしてそれを共通認識(文化)にし、積み重ねていく努力をせんといかんのじゃないでしょうか。
精神科医 桑山紀彦さんへのインタビュー記事です。氏は国内外の紛争地、被災地に出かけ、トラウマを持った人達の「心のケア」を続けてる医師のようです。トラウマとは大なり小なり誰にもあることで、そこを基点に(氏は「起爆剤にして」と言う)その人の社会性をより発展させることも出来ることで、それ故に正しいカウンセリングが必要だと説いてます。
実際パレスチナで当時11歳だった少女(2歳の時爆撃で母が血まみれで死んだ)にカウンセリングしたそうで、現在19歳になった彼女は弁護士を目指して大学に通ってる との経験を語っておられる。
そして「トラウマへの対処」という点で日本は特殊だと言うのです。外国は「直せるものなら直そう」と積極的なんだそうです。「風邪をひいた」位の一時的病とみるのだそうです。 いっぽう日本は「精神病」扱いになってしまい、差別感覚で見るようになるのだそうです。ちょっと解るような気がしませんか? カウンセリングを受ける前に本人を隠してしまう そういうところが日本にはあって、意思といして助ける以前だと言ってます。
そうなんだろうな、日本では「そうなったやつが悪いのよ。弱いんじゃないの。」と周りからの蔑視がまずある。「自己責任」という言葉がやたら横行する国ですからね。当然隠すという選択も生まれるでしょう。氏の弁は反対です。そういう人ほどより高いレベルの社会性を身に付けることができると言うのです。
昨日「終戦記念日」を発端に「日本人の悪い文化」について書いたが、ここにもその一端が見れませんか。もっと素直に、科学的に根拠を持って、事の白黒を明確にしていく。そしてそれを共通認識(文化)にし、積み重ねていく努力をせんといかんのじゃないでしょうか。