今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

芒種

2023-06-06 | いろいろ
茶庭のギボウシが白くて可憐な花を咲かせています。
水をはじく葉の上で、雨のしずくが玉になっていて可愛らしい♪

今日は、二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」
芒(のぎ=トゲ)のある穀物や稲や麦など穂の出る穀物の種をまく季節です。
この地は麦を植える二毛作をする農家も多いので、麦秋真っ盛り。
 
麦刈りと田植えがこの時期同時に行われるので、
すぐ隣では、田植えの準備が始まったり、田植えの終わった田んぼも。
四季と共に移り変わる里山の景色が美しいです。

そろそろ梅雨入りも近そうです。

全校一斉清掃&本庄市一斉清掃

2023-06-05 | 学校のこと
昨夜は満月でした。
6月の満月は別名「ストロベリームーン Strawberry Moon(苺月)」
ネイティブアメリカンが使っていたものに由来しています。
昨夜は満月が見えましたが、ぼんやりと霞んでいる時もありました。

今日5、6時間目の響生の時間は、中学校・高校共に本庄市一斉清掃・校地除草作業でした。
本庄市では、5月30日を「ゴミ0の日」と決めており、
5月30日の前後の日曜日に、全市一斉清掃を実施しています。
日曜日には参加できないので、学校として今日取り組みました。

校外に出て、各クラスに割り当てられた場所の清掃をするもので、
毎年行われているかなり大がかりな恒例の行事です。
全員がジャージに着替え、軍手を身につけて、ゴミ袋を持って担当場所へ!
ゴミを拾い、雑草を抜き、草刈をし、校地が接している利根川の土手もきれいにして、
学校周辺、校地内とも、すっかりきれいになりました。

最高気温が30℃を越す暑い日でしたが、熱中症に気を付けて水分を取りながら、
全員がしっかりと取り組めていました。

高校では、明日から全学年とも三者面談が始まり、
朝から夕方までの間、それぞれの面談時間に生徒は保護者と主に登校します。
金曜日までの期間中、図書館は通常通りに開館していますので、
面談の前後、部活動の待ち時間、あるいは自主的な学習等で利用して下さいね。

映画 『怪物』

2023-06-04 | 映画
先月5月27日(土)に、第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にて脚本賞を受賞した、
映画『怪物』、早速観に行ってきました!!
脚本賞の他に、LGBTやクィアを扱った映画を対象に贈られるクィア・パルム賞も受賞し、
受賞のニュースが流れた後の週末だったので、お客さんはほどほどの入りでした。
(でも、残念ながら春のマリオの方が多かった…)

監督は『万引き家族』でカンヌ国際映画祭最高賞パルム・ドールに輝いた是枝裕和監督、
脚本は監督が「今一番リスペクトしている」と語る脚本家の坂元裕二氏、
そして音楽は『ラストエンペラー』など海外でも第一線で活躍し惜しくも亡くなられた坂本龍一氏、
と、素晴らしいコラボレーションの映画です。
キャストは、安藤サクラ、永山瑛太、田中裕子、高畑充希、角田晃広、中村獅童、
そして、二人の少年を瑞々しく演じる黒川想矢と柊木陽太と、多彩で豪華な顔ぶれ、
と、いろいろ楽しみだったので、作品の概要等の前情報は一切入れずに観ました。

題名の「怪物」とはいったいとは何なのか、観る前から気になっていました。
前半は学校関係者には嫌な雰囲気・・・あぁ~最後まで見るのが辛いかな?!
と思っていたら、登場人物の視点が変わると違った見方になり、映画に引き込まれました。
最後、結末のシーンの音楽と映像はとても美しい、心が揺さぶられました!
エンドロールの前に、坂本龍一さんを悼む言葉が入りました。
エンドロールによるとロケ地は叔父の住む長野県諏訪市だそうで、私は馴染みがあります♪

脚本賞ってこういうことなのだ!と納得です。
今、私が一番熱心に観ているTVドラマ『Mother』も脚本は坂元裕二氏によるもので、
これほどのストーリーが書けるなら、小説家になるという選択もあったでしょう。
「怪物」とは何か?どこにいるか?考えさせられる、とても良い映画でした。

最年少七冠!

2023-06-02 | いろいろ
将棋の藤井聡太六冠(棋聖・竜王・王位・叡王・棋王・王将)が、
昨日、長野県高山村で行われた第81期名人戦七番勝負の第5局で先手の渡辺明名人に94手で勝ち、
ついに七冠目のタイトル・名人を獲得しました!
20歳10カ月での名人獲得と七冠の同時保持はいずれも史上最年少記録を更新です。
(画像は読売新聞より)

藤井七冠が中学生でプロ入りした時から注目していましたが、
あれよあれよという間に強くなり17歳で最年少戴冠したのを皮切りに次々とタイトル戦を制し、
ここまでになるのに、わずか5年しか経っていないことに驚かされます。
その実績には必ず「最年少」「史上初」の冠詞が付くほど抜群の実力なのですね。

将棋が好きで将棋教室にも通う小4の孫くんにとって藤井七冠は憧れの人、
子ども向けのイベントに来てくれたそうで「会ったんだよ!」と嬉しそうに話していました。
将棋の人気と愛好者の数を確実に上げてくれていますよね。
野球の大谷選手もそうですが、子どもに夢を与えられる大人って素敵です。
全八冠独占へ残すタイトルは王座のみ、全八冠制覇なるか?!という楽しみがまだ続きます。

台風と梅雨前線の影響で、日本列島では大雨が続いています。
この地でも朝から降り続き、強い降りの時もありましたが夕方には雲の切れ間もありました。
同じ埼玉県でも、夕方から大変な降雨量となったところがあるようで(娘・息子宅大丈夫?)、
大きな被害が出ないことを祈ります。

図書館だより「Library News 6月号」

2023-06-01 | 司書室より
今日から6月、図書館だより「Library News 6月号」を全校に配信いたしました。
こちらです→Google版

今月号の特集は図書館における本の並び方の基準となる「日本十進分類法(NDC)」についてです。
やっとコロナ禍から解放され、図書館利用の生徒も多くなってきたので、
生徒たちが公共図書館や大学の図書館を利用するときのために、知識として知っていて欲しいです。
本来は、全校生徒にオリエンテーションで話したいところなのですが…

ご存知の方も多いかと思いますが、この分類法は「本の内容」を基準に分けます。
NDCとは(Nippon=日本)(Decimal=十進法の)(Classification=図書分類)の略で、
現在、日本の公共図書館の約9割で使われている分類法です。
000から999までの3桁の数字が使われ、その桁が下がるごとに細分化されていきます。
例えば200番代は「歴史・地理」、その中の280は「伝記」、その中の289は「個人伝記」のようになります。
全ての本に分類番号のラベルが貼り付けられて、本は分類に従って番号順に書架に並んでいるので、
図書館内での本の場所がすぐわかる、本の住所のようなものです。
目的の本の近くには似た内容の本が並んでいるので、
自分では見つけられなかった新たな視点からの本に巡り合うのも、図書館ならではです。

今は図書館はコンピューター管理され、書名、作者名、内容等で検索すればすぐに本のある場所までわかります。
私が学生の頃はこの「分類番号」こそが図書を探す手がかりで、
図書館へ行くとまずは書架の並びをチェックし、分類番号から本を探しました。
卒論を書くために何度も通った国立国会図書館では、一般閲覧室に書架が置かれていないので、
分類番号をもとに、巨大なカードケースの中の目録カードを1枚1枚めくりながら探し、
本を出してもらうのにも大変な時間がかかりました。

NDLはほぼ10年ごとに分類や項目が見直され、最新版は新訂10版(2014年12月発行)となっています。
(冒頭画像右2冊)
左の本は「基本件名標目表」
図書館での情報検索に用いられる索引の言葉を規定して表にまとめた件名標目表の1つで、
日本図書館協会より刊行され、1999年の第4版が現在の最新版です。
 
今日は梅雨入り前の晴れ間も見えて、気持ち良い日となりました。
昨年購入した紫陽花の一種「アナベル」が根付いて綺麗に咲いてよかった♪
 
あまり手入れをしていないのに毎年ちゃんと咲いてくれるツバメスイセン、鮮やかです!