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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

ラフマニノフ演奏会

2024-05-19 | 音楽
昨日は赤坂のサントリーホールでのAllラフマニノフ演奏会へ行ってきました。
都内のホールでも日中の演奏会は日帰りで行って来れるので有難く、
聴衆の年齢層を考えてなのか、最近は昼間の公演が多くなったように思います。

聴きたかったのは先月のリサイタルがとても良かったニュウニュウ(牛牛)のピアノ協奏曲、
先月演奏会のチラシを見て、しかもラフマニノフのコンチェルトとは!聴きたいでしょう♪
その日に早速チケットを予約し、ホール中央のとても良い席を確保できました!

初めて聴くオーケストラ:パシフィックフィルハーモニア東京の第165回定期演奏会、
「若手の先鋒2人が魅せる ロシアロマンチシズムの極致」演奏会です。

指揮:リオ・クオクマン
ピアノ:ニュウニュウ(牛牛)
オーケストラ:パシフィックフィルハーモニア東京 

<曲目>
ラフマニノフ:
  ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op. 18
  交響曲第2番 ホ短調 Op. 27

指揮のリオ・クオクマンはマカオ生まれの39歳、世界の名だたるオケと共演しています。
オーケストラは女性が多く大編成で、迫力があり、
そこへニュウニュウの時に繊細、時に力強いピアノ演奏が加わりとても良かったです!
数あるピアノ協奏曲の中でも人気の高いラフマニノフの第2番、
7年前に反田恭平さん、1年前に亀井聖矢さんで聴いたことがあり、それぞれに違う良さが♪
ニュウニュウさんは体格的にはスマートで、背筋をスッと伸ばしたままの演奏なのに、
あの圧倒的な迫力は一体どこからくるのでしょう?!
前回と同じアンコールのクラシック名曲メドレーは誰もが知っているサビの部分を繋ぎ、
とても楽しく、目にも止まらぬ高速の指の動きに拍手喝采!
指でハートマークを作りながら万雷の拍手の中を退場していきました。

休憩の後、ラフマニノフの交響曲第2番、初めて演奏会で聴きましたが、
第1楽章がとっても長くて、多分30分以上あったと思います。
第3楽章の美しく伸びやかな旋律に、ラフマニノフの故郷ロシアの広大な大地を感じました。
ロシアは偉大な芸術・芸術家をたくさん産んでいますが、亡命する芸術家も多く、
ラフマニノフも若いうちにロシアを出て、亡くなったのはアメリカのビバリーヒルズでした。
 
明るいうちに演奏会が終わったので、隣のホテルへちょっと立ち寄り、
あの結婚式からもう11年も過ぎたのだな、としみじみ感慨深かったです。