今日も一期一会

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本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

卒業式&図書館便り 「Library News 3月号」

2021-03-01 | 司書室より
今日は卒業式、新型コロナウイルスの影響でかつて経験したことのない式となりました。
感染予防等を考慮し、卒業生と教職員のみで体育館での卒業式、
広く間隔を取って着席、全員がマスク着用、国歌と校歌は録音されたものを流すだけで歌いません。
11クラス359名全員の呼名はありましたが、返事をせず起立・礼、
呼名、各賞表彰、皆勤83名の表彰、そして校長式辞、卒業生代表の言葉のみで、
例年より短い式となりましたが、厳粛な空気の中、全員が集まれたのは良かったです。

我が子の晴れ姿を見ることが出来なかった保護者の皆様のために、動画を配信しています。
動画は呼名されて起立する生徒一人一人の顔を前から映していますので、
これは別の意味でなかなか見られない今年ならではの嬉しい光景ではないでしょうか。

この学年はセンター試験から共通テストに変わり、予定されていた記述式テストが急遽中止。
その上コロナ禍で最終学年としての行事もなく、受験でも大変な1年間を過ごしました。
ステージを飾っていたたくさんの豪華な花々は、
式後、早速学校正面玄関ホールに飾られ、甘い花の香りでいっぱいです。
 

3年生が読む今年度最後の図書館だより「Library News 3月号」を発行しました。
こちらです→Google版
今月号の特集は 「卒業・修了おめでとう!!」
毎年3月号には、本校を巣立つ卒業生へ贈る詩を一編載せることにしています。
今年は、大変な状況の中、新しい生活へ踏み出す生徒たちへのエールを込めて
埼玉県出身の詩人、宮沢章二さんの「別れの季節」という詩にしました。
宮澤さんは10年前の東日本大震災の後、TVで頻繁に流れた
「<こころ>はだれにも見えない けれど<こころづかい>は見えるのだ」
という詩の作者として有名です。

今の状況では春からの新たな生活も、期待より不安の方が大きいかもしれませんが、
どうか前向きにチャレンジし、自分の人生を大切に幸せに生きて下さいね。
若さ溢れる高校生を見ていると、私たち年長者は眩しいくらいです。
卒業おめでとう!!