楽しみにしていたコミックが前巻から1年2カ月ぶりにやっと発売になりました。
『聖(セイント)☆おにいさん 第8巻』特装版を買ってしまいました♪
これは、なんとDVD付き!
原作は、2007年からコミック誌で連載されている異色のギャグ漫画、
2009年には手塚治虫文化賞短編賞も受賞しています。
無事に世紀末を迎えた聖人イエスとブッダが下界のバカンスを満喫しようと、
日本の東京都立川の安アパートの一室で「聖」(せい)という名字で暮らすという設定の日常コメディです。
目覚めた人・ブッダと神の子・イエス、この世界を救う「最聖コンビ」の神が、
風呂なしのアパートでシェアハウスしながら「人間的」に生活しています。
ブッダは家事全般を担当。
菜食主義者のため肉料理は基本的に作りません。
また修行時代の苦行経験などから、かなりの倹約家で、数百円使うのにも厳格。
イエスはブッダとは対照的にやや子供っぽくてかなりノリが良く、天然ボケ。
みんなに優しく誰でも受け入れる性格によって様々な人と打ち解けています。
浪費家でネットが大好きで自分に厳しいブッダを困らせることが多いですが、
2人はお互いの良さを認めてとっても仲良し。
ただのギャグ漫画ではなく、仏教やキリスト教の様々な逸話が面白可笑しくストーリーの中に入っていたり、
着ているTシャツにはそれぞれの宗教で意味のある言葉が書かれていたりしてそれが楽しいのです。
ブッダが悲しむと多くの動物が周りに集まってきたり、良い事を言うと後光がさしたり、
キリストがジャンプすると天使がやってきて両腕を持って天国に連れて行こうとしたり。
登場人物も、弟子のミカエルやアナンダなど天界の人たちが次々と登場します。
仏教とキリスト教をちょっと知っているとより楽しいと思います。
私が買った第8巻にはオリジナルアニメーションDVDが付いていて、面白ーい。
この人気コミックが来年5月に映画化されます。
楽しみです♪