今日も寒かったです。
最低気温はマイナス3.6℃でしたが、
冷たい風(赤城おろし)が猛烈に吹いて日中も5.5℃までしか上がりませんでした。
窓も開けられない寒さだったので(大掃除からの逃避…)、愛猫チコと遊びながら年賀状作り。
そして夜は、今年最後の忘年会♪
(連れ合いは職場の一泊旅行だったので私は友人とお食事へ…言い訳)
場所は最近TVで話題になってから予約がなかなか取れない和懐石のお店、
古民家を改装して4室最多14名までのこじんまりとした料亭「亀山」、楽しみ♪
手書きの献立書きが用意され、期待が高まります!
例によっておしゃべりに花が咲いているうちに、
一品目の白子・帆立・生麩の白味噌グラタンの写真は撮り忘れました・・・
縁高:蒸牡蠣 なまこ 蛸梅よごし なめことろろ
煮物椀:天然とらふぐ粕汁(菊姫大吟醸の酒かすで) 天かぶら
造り:みなみ鮪 金目昆布〆 むらさきウニ
焼物:日向特選黒毛和牛 里芋 芽慈姑 芽玉菜
焚合:鰤大根
留:ハラス雑炊 自家製イクラ
デザート:紅茶のポドクレーム 焼きりんごシャーベット 季の実
どれも本当に美味しかったです!!
個室なので落ち着いてゆっくり出来ました。
今日も元気に笑い皺を増やしました。
終わりにご主人が挨拶に出て下さり、何かご質問があればと聞いて下さりました。
鰤大根の大根が本当に美味しかったので、その焚き方をお伺いすると、
私たちが常識的に調理していた方法はかなり違っていたことにビックリ!
冬の大根は切ってむいたら洗わないし、茹でこぼしてもいけないのだそうです。
調味料も少しの砂糖と醤油だけ、そこに湯通しした鰤のあらを入れて炊くのです。
床の間の掛け軸は「無事是貴人」(ぶじこれきにん)、今年が無事に終ることは何にも増して幸せな事。
いいお店でした。
ご主人はちょっと有名な調理人だそうで、故郷に帰ってきて2年前にお店を出したのだそうです。
季節を変えてまた食べに来たいと思わせる美味しさと、おもてなしの心に溢れたお店でした。