カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

さすがの雨男

2007-03-25 | 雑記

 雨天である。基本的にこれは冬の雨ではない。湿気が立ち込める感じである。資料の紙の質感が柔らかく感じられる。
 会議の資料は整えてあるので、特に何かする必要は無いようだ。身の回りの片付けなどする。整理していると、捨てにくい資料のおおいこと。おそらくまた後で閲覧することなどほとんど無いとは思うが、まだちょっと捨てにくいというのが多いのである。また、アンケートの類も非常に多い。人にしてもらいたかったり、知りたい聞きたいということが山ほどあるのだろう。自分で勝手にやればいいのである。アンケートの方法もほとんどは我田引水である。
 午後は粛々と会議を進める。司会進行して開会の挨拶して議事も進める。補足説明もする。皆は僕の話ばかりを聞いているわけで辛抱強いものだと思う。
 「議題から離れるが…」という前置きがあると、I永さんが話し出す。この人の話芸は芸術的で、思わず周りの人が笑い出す。緊張した場を和まそうとして茶々を入れるわけである。しかしながら議事とは深く関係は無い。まじめなM永監事は僕に早く進めろと目で促す。この人は父の先輩である。怖いがI永さんの話が面白いので困るのである。
 しかしながらこのI永さんも、家ではほとんど声も立てないほど無口なのだという。人の輪を重要視してこのように話をされるのであろう。どんな人の輪に入っても、中心になって笑いの種を提供している人だが、それだけ気遣いの人だということなのであろう。
 無事に会議も終え、この機会に役員で次年度の懸念事項などざっくばらんに打ち合わせなどする。来週の僕は契約更新などの業務に追われる。押し迫ってやっと手をつけられるという状態になった。ルーティンだが、待っていた人も多いことだろう。申し訳なかった。
 夕方少し早めに失礼してK村君総決起大会の準備へ。独特の緊張感。マニフェストのときもこんな感じがしたものだ。期待と不安が錯綜した、ちょっと逃げ出したい感じの切なさが漂う。僕は正直に言って、そういう世界に入りたい心理は理解できない。しかし、それはそれで切実だという決意と選択の末なのである。そのことには素直な敬意を持っている。
 さて本番。動員については、はっきりいってお父さんの影ながらの力があったと思う。こういうところが若さの弱さだとはっきりした。はっきりしたのなら対応できる。弱いところは最小限補って、強いところを伸ばそう。仲間達と作っているちょっとした遊び心は強い。それをもう少し前面に出せないか。自分をプロデュースするならどう見てもらいたいか。それをダイレクトに伝達できるか。そういうことは鍵になりそうな気がする。
 懇親会では辛口の意見も出たが、いいにくいことが出ないほうが危機的である。そういう意味で、非常に健全な仲間である。大切にしよう。相互関係で、まあ、言うのもやめておこうという感覚が蔓延すると、その後にはたいてい大きな事故が起こると相場が決まっている。コミュニケーションは悪くない。それこそが最大の武器である。僕は戦いは下手だが、あんがい晴れ男である。当日は力加減でせめて曇らせてやろうではないか。
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1 コメント

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Unknown (takatosi)
2007-03-25 23:19:46
本当にありがとうございました
感謝です

事実上案内を出しただけで、動員もしていませんし・・・弱さの中に健全なのが唯一の武器、でしょうか

今日の街頭は迷いました

昨日の事を思い出しながら話したつもりですが
これがなかなか・・・


支えがいのない政治家にはなるまい、と思う今日この頃です

今後とも宜しくお願いいたします

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