カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

ほぼトラ、になった世の中

2024-07-17 | HORROR

 ちょっと前までは「もしトラ」と言って揶揄していたわけだが、銃撃事件が起こり「ほぼトラ」「確トラ」という言葉まで飛び出してきた。ふつうにみて、確かにトランプで決まりそうだと誰でも思っていることだろう。「トランプを大統領にするために、神が彼を助けた」と言われるほどのアメリカン・ヒーローに上り詰めているからだ。
 トランプが大統領になるとどうなるか。関心は実際のところそこである。いちおうトランプの言動を信じるならば、中国との対立がさらに明確になり、保護主義的なアメリカの姿勢がさらに加速するだろう。移民受け入れも厳しくなろう。地場産業にも補助金を出すだろうし、金持ち優遇の税制になり減税もやるし、軍事力も増強するだろう。もちろんこれはバイデンだったとしても、基本的には同じなのだが、その加速の度合いがより明確化するので、他国への影響力も大きいとみられる。もちろん日本にとっても、ということになる。それによりアメリカがより強くなると表面的に考える大衆はあるだろうが、アメリカの強さは自由さにあるのは間違いないことなのだ。だから長期的には、徐々に停滞の道を歩むことにはなるだろう。それがトランプの4年で収まるのかは分からないが、これも他国に影響があることだろう。逆説的に、中国がさらに強くなるかもしれない。
 しかしながら、良い面は無いのだろうか。実際は、アメリカ大衆がいちばん望んでいるのがトランプなのである。いったんその望みが叶うのだから、そうした目先の失望よりも、さらに大きな期待の方が勝っていることには間違いない。トランプは日本の側からすると間違った人だが、アメリカ内部からすると正しいことを実行できる人だ。そういう意味では、アメリカのためになるのだから、好転するものも、それなりにたくさんある。アメリカによる世界の均衡のバランスは揺らぐかもしれないが、アメリカ国内だけは、そんなの関係ねえ、と言えるわけだ。本当にロシヤはウクライナに勝つかもしれないし、中東の衝突も激しさを増すかもしれない。アメリカは巨大な資源国だから、そういう意味ではさらに輸出を伸ばすかもしれない。その恩恵を受ける人も少なくないということだ。
 そうだとはいえ日本にしてみると、対立している米国のものより、協調しているものの方がはるかに多いのである。だから影響を受けて困ることにもなるのだが、一方でアメリカ協調が良い面も当然ある訳だ。例えばさらなるドル高は、関税を越えて日本に有利になる場合もあるかもしれない。アメリカの期待値のある株価の高騰は、他国経済も潤すかもしれない。北米に舵を切らざるを得ない国際企業の同調もあるということを考えると、日本を離れる企業の方が、多くなるかもしれないが。
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乾杯の前と宴会(その3)

2024-07-17 | 散歩

 本日参加組もそれなりにいるし、各自ホテルを取ってもらった関係もあり、いったん散会する。まだまだ外は雨で、いくらか雨脚は弱まっている感はあるものの、歩きにくい。懇親会場は遠く、まだ時間もある。待てないという声もあって、懇親会場の居酒屋の入っているビルの別の居酒屋で、乾杯の練習をすることになった。
 5時前だというのに既に別の客がいくつか居て飲んでいる。僕らのような背広組で、僕らのような人々なのかもしれない。実際の懇親会があるから乾杯の練習のあては腹にたまらないものということで野菜や枝豆などを食うが、やっぱりタコを食べようとか、なんだか焼いたものだとか、珍味だとか、気が付いたら一時間ちょっとで一人4000円。ビール2杯とサワーとかハイボールとかで、それなりにいい気分になってしまった。
 エレベータをさらにあがって、また注文受けていろいろ飲んで、もうあまり食は進まないという気分になったが、話の方は大盛り上がりで、ジャンジャン飲み続ける。ちょっと狭い会場だったし、移動がしづらく複数人と絡みにくかったが、それなりに皆騒がしかった。終わりに記念撮影して本当に散会。もういいだろうってことで、コンビニでワイン買って飲んだ。雨の所為なのかエアコンが壊れたという人の部屋があって、変えてもらったらしい。雨がひどいといろいろなことが起こる。
 翌朝は、一転晴れている。路面は濡れているものの(水たまりが結構ある)、やはり歩きやすい。気温が上がっている感じもあって、歩くには嫌な予感がするが、スイスイ会場について、朝のセミナーの準備をする。講師の先生も早々に着いて、雑談する。ここはそれなり便利だし来やすいところらしい。会員の一人はこの辺りに住んでいるそうで、自転車で数分だという。ここから都外に通勤しているということで、まったくいろんな人がいるもんだ。先日友人と飲んだ時も、この近辺に子供たちが住んでいると言っていた。学生だったり就職したりすると、この辺りに住むと便利なのだろう。ちょっと入ったら結構住宅がある訳で、土地を買ってまで住むには金がかかるのかもしれないが、ちょいと住むには勝手がいいのだろう。
 しっかりお勉強して(いやはや、ほんとにしっかり勉強してためになりました)、皆さんとお別れして、講師の先生や役員を伴って昼食会場へ移動する。遊園地の下をくぐってドーム球場の下の中華屋さんでランチ。僕らが座ると同じく、ドドドッと人がひしめくように店内に入って来て一杯になる。さすがだなあという感じか。講師の先生はフカヒレが有名といっていたが、ランチなのでホイコーローだった(もちろんスープもデザートもついていたけど)。
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