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朝食から子供行事のために弁当のおかず。おにぎりが美味しい。前日の目標体重クリアの気の緩みもあって、久しぶりに米粒を食べた気がする。唐揚も久しぶり。ハンバーグもこんなに旨いものだったのか。つまんだパセリさえ美味しい。今の時点では何も怖いものはない。今の時点ではという前提が気になるが…。
暖かく気持ちのいい日である。上着を着る必要がない。一応長袖を着ていたが、いつの間にか袖を短く折っている。無意識に暖かさを調節している。それでも汗が噴出してくる感じ。前日の雨で湿気はあるが、ぜんぜん不快ではない。春の陽気のほうが勝っているという気がする。道行く車も楽しそうに見える。日曜なので車に乗っている人数も多いようだ。みんな行楽に出かけているのだろう。大きな口をあけて笑いながら運転している人が多い。日本は平和だなあと、しみじみ嬉しい。オートバイの人もスカーフはためかせ颯爽と走らせている。単コロころがしている人も多い。女の人も多い。みんな外に出たいという気持ちが、なにより春である。本当にいい季節なのである。
家に戻ってなんとなくテレビをつけると地震情報である。震度からすると相当大きな地震のようだ。その後余震も続いている様子。被災されている人はずいぶん不安だろうと思う。実際に足元がぐらつくのだからたまらないだろう。メディアではひどいところを早く選択して流そうとするのでよく分からないが、そんなにひどくないところが重要な気もする。対策に追われる人に向かって邪魔にならないように報道して欲しい。緊急時になりふりかまわず動き回れることのほうが重要である。落ち着きは大切だが、(保身の)安全策から考えをめぐらすことは健全ではない。
夕食は訳あって酒は少量(缶ビール500ミリに焼酎お湯わり2杯)しか飲んでなかったので直ぐに酔いが覚めていく。ちょうどやっていたテレビの音楽番組を見ていると、なんだか酒が欲しくなる。
ジミヘンとカート・コバーン(コベイン)がかっこいい。結構見たことのある映像が多くて、本邦初だというやつもものすごく新鮮味があったわけではない。日本だといつも一番はホテル・カルフォルニアになってしまって(いい曲ではあるが)面白くない。懐メロの一番がいつも「青い山脈」であることと同じように、かえって違和感があるのである。まあ、ローリングストーン誌だって、かなり偏見的であるには違いない。どうしたって選択した人たちを選択した偏見が反映される。それならばいっそもっと驚くような選択をしてみたほうがよかったのではないか。そういうものかなという感想は持ったが、アメリカ人の感覚が僕ら日本のロック中年より保守的なのは如何なものなのだろう(それでいいんだけど)。トップいくらという企画はやはり上位になるにつれてつまらなくなっていく。例えば人々を不快にさせたこの一曲というのであれば、もっと面白くなるのではないか。
終わってみて、他の番組を見る気にはなれない。ツェッペリンのDVDを久しぶりに引っ張り出してみているとさらに酒を飲みたくなる。仕方ないので本を読んでいると眠たくなってきた。雑誌に切り替えると読んだことのある記事である。興味のあるものは限られているらしい。眠たいときは体を動かすに限る。そういうわけで、本当に珍しく皿などを洗う。僕なりに丁寧に洗うが、どうせ後でつれあいが洗いなおすのであろうとは思う。僕の信用度とはその程度なのである。
よかったね!
区切りはあるにせよ、5月末までは戦いが続く予定であります。