カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

メニューの品数が多すぎる

2022-05-29 | 

 メニューを見て注文するのに時間がかかる。特にランチの時に迷うようだ。それというのもメニュー表があるせいである。いちおう渡されたのを眺めていると、いろいろとあるのである。最初から最後まで眺めるだけで時間がかかってしまう。ふと周りを見回すと、皆は僕を待っている。すでに何を注文するか決まっている様子だ。そういう場合は諦めて「日替わりランチ」と言ってしまう(もちろんそれがあれば。なければカレーかスパゲティ・ナポリタンだ)。日替わりランチの内容がなんだったか知らないが、来てのお楽しみである。
 つれあいと店に入ると、さらに圧力を感じる。僕のつれあいは、ほとんどの場合店に入る前から注文を決めている様子だ。それというのも何を食べたいかを明確にしてから店を選んでいる可能性もあって、一応メニューを眺めている前ぶりはあるものの、食べるものは決めている場合が多い。初志貫徹である。例えばそれがうどん屋であれば僕だってそれなりに短時間で決められるが、そういう専門的な店でなければ、やはりメニュー次第ではないか。特にランチはほとんど一種類を選ぶことになるわけで、選択肢が狭い。夜の居酒屋だと、店主に何か見繕ってもらって飲んで待っていればいいが、ランチの店は選んだものしか持ってきてくれない。だいたい何か食べたかったかもしれないな、という思いはあるが、メニューを見ると選択肢が広がってしまって、自分はいったい何を食べたかったかわからなくなってしまうのだ。
 もちろん予算もあるんだが、昼間っからそんなに高級なレストランに入ることなんてまれだし、財布にはだいたい三千円くらいは持っているはずだ。持ち合わせがないときに店などにはそもそも入らない。そうなると、ほとんどの店のランチ・メニュー(場所にもよるが)の中の一品は、注文可能なのである。これはありがたいが困ったことなのである。僕の食べたいものは、誰かに決めてもらいたいものである。
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