カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

西洋人は相変わらずだ

2008-08-09 | 時事

 僕は単純なオリンピック嫌いなのではないのだが、オリンピックが始まってみると嫌いだった理由を初めてのように思い出す。これも断らないと分からない人がいるから断るが、僕は日本びいきの感情が極めて薄い日本人だということも前提に置いておいて欲しい。日本の金メダルが何個だなんて実にくだらない話題だと思う。
 しかしそれでも谷の試合はやはり不公平だと思う。一発勝負でこのようになってしまったが、彼女の四年間は差別のために終わるだけなのかという感情が普通に芽生えるような判定だった。中東がテロを行なうのは普通にまっとうだと改めて思う。しかしテロは中東が行なうのは少ないのだけれど…。西洋という国国は、公平という概念がそもそもまったく違うということは理解している。しかしそれは単に卑怯なこともまったくストレートなのだということも含めて公平概念があるということでもある。彼らとまったく公平に勝負することは夢のような不可能な領域なのだとも理解した方がいいと思う。彼らは最初から差別主義者なのだ。アジアの猿など考慮の入れない方が公平だということなのだろう。まあ、同じ人間でもないのだからそれはまっとうな判断なんだろうなとは思う。納得などいかないけれど…。
 日本がメダルを取れないことは誇りに思っていいとも思う。西洋社会とは違うまっとうさ、ある意味で健全さを保持している証左でもあるだろう。インドがメダル取れないよううに(本当は意味が違うようだが)。日本にはオリンピックという西洋の偏った思想が理解できないことの方が尊いとは改めて思う。参加だけしておいて傍観している季節なんだろう。事実、高校野球より興味のある種目も少ないことだし。
 中国でオリンピックが開催されることは歴史上意味のあることだとは思うが、こういう偏見の塊みたいな大会は、早晩中国の人権問題より先に改善されるべきものだと思う。遅れた西洋至上主義が居残っているという意味でも、過去の産物として葬り去られる様な異物を見学する大会なのだということが、何よりのオリンピック鑑賞術なのかもしれない。
コメント
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