カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

面談する方だって気が重い

2008-02-21 | 雑記
 寒いなりに暖かさを感じる。僕の仕事をしている部屋のエアコンの暖房は、Y田君に修理をしてもらったにもかかわらずほとんど効かない。一応つけてはいるが、手がかじかんでキーボードやマウスを扱う手が動かなくなってゆく。時々洗面台まで行ってお湯で手を温めたりする。冬の事務仕事は大変なのである。しかし今日はそんなこともなく手が動く。ありがたいものだとつくづく思う。

 出張にいっているあいだいろいろと伝言がたまっている。お礼のいるものから返事をしていく。
 ところが「先日はどうも」というところの先日がお互いに違うことが話の途中で分かった。僕の言う先日は二日前で、相手の思っている先日は五日前のことだった。そういえば五日前にお会いしており行動はともにしていた。しかし僕のお礼は、僕の不在でのことを言っていたわけである。途中で僕のほうは気付いたが、相手は最後まで気付いていないふうだった。そこで改めて二日前の話題を提示して、お礼を言い直した。

 年度末になり、スタッフの退職に伴う新規採用の面談などの予定が増える。いっぺんにやりたいのだが、いろいろと事情もあって、まったく時期が違ってしまう。一人には長く待ってもらわなければならない状況になるかもしれない。
 実は夏に面談に来た人があって、そのときは都合が合わずいったんお断りの上保留にしていた人がいた。真っ先に連絡したが、既に就職が決まったあとだった。お互いに残念だと思うが、そういうことも含めて出会いというのは難しいものだと思う。
 ウチで現在中堅で活躍しているスタッフには、面談の上お断りしてしまった後、採用が内定した人が急に事情があって断ったためにやはり採用になったという人がいる。実は結果的に非常に良く働く人だったのであるが、僕としてはこのことが大きな教訓となっているように思う。実は誰とはいえないが、今までで一番面接で感動的にすばらしかった人が、今までで一番働かない人だった。ひとことで言うと、明らかに能力がないのである。しかし面接の態度や口頭でのハキハキした印象はまったく素晴らしく、僕とともに面談した数人とも「今すぐにでも」と心の中で思ったという。人はまったく見た目で判断できないのである。まあ、あまりに極端なことばかりではないとも思いはするが、面談で判断できるほど人事は簡単なものではないのであろう。だからといっていい加減にも出来ない問題で、やはり印象のいい人が優先的になるものなのであるが、心の中ではやはり僕に分かるわけないよなあ、とも考えているのである。だからせめて気楽にしてほしいと思っているわけで、ウチの面談は少し変な雰囲気かもしれない。それこそ何でも聞くけれど、ちっとも厳格なる雰囲気ではない。まてよ、だから相手から断られたりしたのかな。ま、そういうわけで面談は得意ではないのである。
コメント (2)
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