カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

次年度のことではない

2008-02-27 | 雑記
 終日雨天。冷たい雨。ものすごい二日酔にもつらい雨。出張前の、それも月末なので事務仕事に精を出す。手書きの伝票をたくさん書いて、指がつってしまった。受験生みたいだ。
 面接試験に筆記試験の監督。こっそりヒントも出してやってほぼ満点。まあ、分かってるんだからそれでいいのだ。現場で少し実習もしたらしく、割りに器用だという報告も受ける。線は細いがいいんじゃないですか。
 今年度中に済ませておきたい事業の整理をして、次年度の計画の確認をして、三月の理事会前の審議事項を大筋固めてしまった。
再来年の国の予算請求がどうなるかというのは、実は現時点で既に検討に入っている。国会で予算が審議される時点では来年は既に固まっているわけで、実は再来年をどのようにという頭なしには話が進んでいかない。各分野から予算が上がってくる前段階が重要なのである。つまり今の段階で案がないものは、再来年も実現しない。今は次年度のことを決めているようで、再来年を考えているのが普通なのだ。それぐらいの準備期間を経たものでないと計画に乗っていかないシステムなので、現実問題を現場対応するのは事実上無理である。その時期にあわせて世論を動かすように情報をリークするのが官僚のやり方で、今の問題が再来年にちょうど話題になるようにあわせているだけである。だから現実問題とは必ずズレが出てくる。仕方のないこともあるけれど、現場はだから結局現実をまげて制度に適応させているだけなのである。このスピード感のなさが、日本の遅れという形で現れ風化させているのだろうと思うのである。まあ、先端を走り続けるのもリスクがあるし、もともと得意でない上に勇気がないのだから無理なのかもしれないが。しかし適応する能力だけは早いので、何とか世間は動いている。日本以外には出来ない高等な芸だといえないことはないのかもしれない(あきらめ)。
結局遅くまで仕事してやっと一段落した。週末は今月二度目の大阪出張である。前回空港で赤福を探したが見つからなかった。再販されているというのは限定的なものなのだろうか。
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