新千歳空港のニアミスの問題だが、共通語(と言われている)の英語を使うという発想がそもそも危険なのではないか。僕には英語は分からないが、そういう者が多いから問題だとすりかえる人が多すぎる。そもそも管制塔がつかっている英語がかなり特殊でおかしなものらしい。そうならざるをえない状況があるのが、そもそもの問題なのではないか。
どこの国のどこの空港でも英語を使うという厳格なルールが本当にあるのだろうか(あるとどこでも言っているけど)。ロシヤの地方の国際空港だとかアフリカのどこかの国だとか、その国のパイロットに向けて英語で指示しているのが普通なんだろうか。日本の上空とはいえ国外の飛行機がたくさん飛んでいるというイメージが、かなり不思議な気がする。少なくとも日本に来るような航空機を運転するパイロットは日本語を覚えるべきではないか。日本人同士が危なっかしい英語で確認しなければならない現状が航空機の運転という技術と関係ないところで必要だというのはまったく不合理すぎることである。
イージス艦の衝突事故ではよけられたかどうかということがしきりに議論されている。あんなに大きな船が簡単に小さな漁船をよけることが出来るのだろうか。出会い頭の事故は、恐らくお互いに見ていなかった可能性が高いのではないか。
さてしかし、衝突してから何故イージス艦自体が漁船の乗組員を徹底して探さなかったのだろうか。いや、捜索したとの報道も一部聞こえたが、それならばどうして途中で断念したのだろうか。現場にいたものがあとから来たものよりはるかに有利に見つけられると思うが、それができなかったのは何故だろう。
早い段階での報道では漁船の乗組員の安否についてまったく何も情報がなかったが、行方知れずなのか、イージス艦が保護したのかどうかさえ分からないという隠蔽主義に問題があるのではないか。
首相に情報が伝わるのが遅いという議論もあるが、首相がどうにか出来た問題であるというのも、なんだか疑わしい。それって実はかえって効率を悪くしないだろうか。
もちろん国を守る任務も大変に重要だと思うけれど、事故に対する対応がおろそかで有事に対応できるというのは最大の矛盾なのではないだろうか。得意のマニュアルは本当になかったのだろうか。
また、この事故で正当に過失を裁くことが出来るか、それが本来の普通の国であるかの判断になると思う。
米兵が問題を起こさなければ(不特定の日本人が実際に被害を受けなければ)基地問題が議論されないというのもかなりおかしいと思う。今までもたくさんの米兵が日本人を傷つけてきたが、誰がどのように処分されたのだろうか。顔写真さえ報道に載らないという状態がいつまで続くのだろうか。沖縄の飲食店などが不況になることを防ぐのが地方の求める経済政策なのだろうか。しかし実際に岩国市長は米軍受入の人が選挙であがる。
東国原知事が道路財源に口を出しているが、だからといって国の道路で宮崎が優先的に配慮されることと直接関係があるとは思えない。道路議員の力関係で宮崎が弱いだけのことで、実はガソリン税とは別の次元の話である。
しかし政党も二大政党を目指すより大連立の方を考えていたりする。呆れて本当はものをいいたくないが、この国に改革などまったく無理であることは残念ながら確かなことのようである。
どこの国のどこの空港でも英語を使うという厳格なルールが本当にあるのだろうか(あるとどこでも言っているけど)。ロシヤの地方の国際空港だとかアフリカのどこかの国だとか、その国のパイロットに向けて英語で指示しているのが普通なんだろうか。日本の上空とはいえ国外の飛行機がたくさん飛んでいるというイメージが、かなり不思議な気がする。少なくとも日本に来るような航空機を運転するパイロットは日本語を覚えるべきではないか。日本人同士が危なっかしい英語で確認しなければならない現状が航空機の運転という技術と関係ないところで必要だというのはまったく不合理すぎることである。
イージス艦の衝突事故ではよけられたかどうかということがしきりに議論されている。あんなに大きな船が簡単に小さな漁船をよけることが出来るのだろうか。出会い頭の事故は、恐らくお互いに見ていなかった可能性が高いのではないか。
さてしかし、衝突してから何故イージス艦自体が漁船の乗組員を徹底して探さなかったのだろうか。いや、捜索したとの報道も一部聞こえたが、それならばどうして途中で断念したのだろうか。現場にいたものがあとから来たものよりはるかに有利に見つけられると思うが、それができなかったのは何故だろう。
早い段階での報道では漁船の乗組員の安否についてまったく何も情報がなかったが、行方知れずなのか、イージス艦が保護したのかどうかさえ分からないという隠蔽主義に問題があるのではないか。
首相に情報が伝わるのが遅いという議論もあるが、首相がどうにか出来た問題であるというのも、なんだか疑わしい。それって実はかえって効率を悪くしないだろうか。
もちろん国を守る任務も大変に重要だと思うけれど、事故に対する対応がおろそかで有事に対応できるというのは最大の矛盾なのではないだろうか。得意のマニュアルは本当になかったのだろうか。
また、この事故で正当に過失を裁くことが出来るか、それが本来の普通の国であるかの判断になると思う。
米兵が問題を起こさなければ(不特定の日本人が実際に被害を受けなければ)基地問題が議論されないというのもかなりおかしいと思う。今までもたくさんの米兵が日本人を傷つけてきたが、誰がどのように処分されたのだろうか。顔写真さえ報道に載らないという状態がいつまで続くのだろうか。沖縄の飲食店などが不況になることを防ぐのが地方の求める経済政策なのだろうか。しかし実際に岩国市長は米軍受入の人が選挙であがる。
東国原知事が道路財源に口を出しているが、だからといって国の道路で宮崎が優先的に配慮されることと直接関係があるとは思えない。道路議員の力関係で宮崎が弱いだけのことで、実はガソリン税とは別の次元の話である。
しかし政党も二大政党を目指すより大連立の方を考えていたりする。呆れて本当はものをいいたくないが、この国に改革などまったく無理であることは残念ながら確かなことのようである。