二日間にわたる研修会を終える。
ケースとしてはわが事業所とはかけ離れた事例ばかりで特に即戦力として使える情報はなかったのだけれど、個人的には得るところもあり、考えさせられることも多かった。途中の睡魔と闘うときに自分なりにメモした内容も、読み返すと発想として面白いものもあった。内職にも得るところがあるなんて、非常にもうけものではないか(自慢)。
もちろん内容としても啓発されるものがあって、これは職場にフィードバックさせることが出来そうだ。特にコンサルタントが何を考え企業にアドバイスするのかという手法も理解できて面白かった。至極当たり前のことをいっているのだが、そういうことをことさら自然にいえる今回一部の講師をしてくれたコンサルタントはすごい人かも、と思った。僕らは使い捨てで利用すればいいだけで、結局は自分でとことん考え抜くしか道はない、といっていた。不思議と勇気が湧いたので、忘れないでおこう。また、これは別途書くことがあるかもしれない。
共同受注について米国の報告があったが、その中で改めて米国の軍需産業の巨大さも良く分かった。日本も世界で4番目ぐらい軍の予算を使う国だが、米国と比べるとまるで桁が違う。この異常さがこの国を普通にゆがめる正体ではないかとも思わせられた。ブッシュ大統領は普通に見てバカに見えるが、バカを演じるより仕方のないシステムの中にいるのではないか。そうだとすると、馬鹿なりにお気の毒という気もする。だから許せるという問題ではないが。
そういえば米国の大統領予備選も盛り上がっていることだろう。入院中にK村君にオバマ候補の本を頂いた(改めてありがとう)のだが、内容的にはそんなにたいしたことをいう人ではないという印象だった。英語のスピーチの翻訳もネットで読んだことがあるが、やはりたいしたことを言ってない。チェンジということを強調しているけれど、特に内容があるわけでは無い。
ブッシュ親子とクリントン夫婦で16年も米国を支配するのは異常だという話もあるのだが、ブッシュとクリントンはまったくの別物で、セットになる理由が良く分からない。確かにそういう発想は面白くはあるが…。さらに女性初より黒人初のほうが偉いのかというのも良く分からない問題だ。そういう問題は政治的にはどうでもいいのではないか。
また日本の報道を見るかぎりでは、これから米国という巨大な帝国の舵取りをどうするか、というのは、結局のところ関心のないように思われてならない。内容について解説できる人はいないのだろうか。
ヒラリーの方が少しばかり保護色が強いという印象だけれど、民主党がそのまま勝つという見込みも信じていいものか分からない。
これだけ時間と金をかけて行われるイベントの後に誕生する大統領という存在が、その金をどのように回収するのかということを考えると、悪いことをするよりないのではないかと思わずにいられない。結局金集めが上手か金持ちであるかという条件こそが大統領たるもっとも重要な資質であるような気がしないではない。しかし、僕はそれを批判しているのではない。民主的ということは、そういう要素も含め強くなくてはならない世界なのであろう。日本の首相のように、水面下で勝負がつくような民主主義とはまったく別の民主主義という世界(どちらがいいともいうつもりはないが)を見物するにはいい機会であるということなのであろう。
今後の日本にも影響のあることは必至だが、だからといってどうにかなる問題でないこともなんとも不思議である。まあ、日本の意見も聞き入れる度量のある人であると言うアピールは、逆に米国内では弱いという印象も与えかねない問題かもしれない。大統領さえ変わればどうにかなる国家でもないし、またそういう国家である方が恐怖かもしれない。
ケースとしてはわが事業所とはかけ離れた事例ばかりで特に即戦力として使える情報はなかったのだけれど、個人的には得るところもあり、考えさせられることも多かった。途中の睡魔と闘うときに自分なりにメモした内容も、読み返すと発想として面白いものもあった。内職にも得るところがあるなんて、非常にもうけものではないか(自慢)。
もちろん内容としても啓発されるものがあって、これは職場にフィードバックさせることが出来そうだ。特にコンサルタントが何を考え企業にアドバイスするのかという手法も理解できて面白かった。至極当たり前のことをいっているのだが、そういうことをことさら自然にいえる今回一部の講師をしてくれたコンサルタントはすごい人かも、と思った。僕らは使い捨てで利用すればいいだけで、結局は自分でとことん考え抜くしか道はない、といっていた。不思議と勇気が湧いたので、忘れないでおこう。また、これは別途書くことがあるかもしれない。
共同受注について米国の報告があったが、その中で改めて米国の軍需産業の巨大さも良く分かった。日本も世界で4番目ぐらい軍の予算を使う国だが、米国と比べるとまるで桁が違う。この異常さがこの国を普通にゆがめる正体ではないかとも思わせられた。ブッシュ大統領は普通に見てバカに見えるが、バカを演じるより仕方のないシステムの中にいるのではないか。そうだとすると、馬鹿なりにお気の毒という気もする。だから許せるという問題ではないが。
そういえば米国の大統領予備選も盛り上がっていることだろう。入院中にK村君にオバマ候補の本を頂いた(改めてありがとう)のだが、内容的にはそんなにたいしたことをいう人ではないという印象だった。英語のスピーチの翻訳もネットで読んだことがあるが、やはりたいしたことを言ってない。チェンジということを強調しているけれど、特に内容があるわけでは無い。
ブッシュ親子とクリントン夫婦で16年も米国を支配するのは異常だという話もあるのだが、ブッシュとクリントンはまったくの別物で、セットになる理由が良く分からない。確かにそういう発想は面白くはあるが…。さらに女性初より黒人初のほうが偉いのかというのも良く分からない問題だ。そういう問題は政治的にはどうでもいいのではないか。
また日本の報道を見るかぎりでは、これから米国という巨大な帝国の舵取りをどうするか、というのは、結局のところ関心のないように思われてならない。内容について解説できる人はいないのだろうか。
ヒラリーの方が少しばかり保護色が強いという印象だけれど、民主党がそのまま勝つという見込みも信じていいものか分からない。
これだけ時間と金をかけて行われるイベントの後に誕生する大統領という存在が、その金をどのように回収するのかということを考えると、悪いことをするよりないのではないかと思わずにいられない。結局金集めが上手か金持ちであるかという条件こそが大統領たるもっとも重要な資質であるような気がしないではない。しかし、僕はそれを批判しているのではない。民主的ということは、そういう要素も含め強くなくてはならない世界なのであろう。日本の首相のように、水面下で勝負がつくような民主主義とはまったく別の民主主義という世界(どちらがいいともいうつもりはないが)を見物するにはいい機会であるということなのであろう。
今後の日本にも影響のあることは必至だが、だからといってどうにかなる問題でないこともなんとも不思議である。まあ、日本の意見も聞き入れる度量のある人であると言うアピールは、逆に米国内では弱いという印象も与えかねない問題かもしれない。大統領さえ変わればどうにかなる国家でもないし、またそういう国家である方が恐怖かもしれない。