カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

寺子屋からチャングムまで

2006-07-30 | 雑記

 少し早くから小学校に行って寺子屋の準備。既に校長先生、教頭先生は職員室で待っている。僕は早く来すぎたらしくて、なんとなくブラブラする。続々と先生方やPTAの役員などが集まってくる。
 恥ずかしながら知らなかったのだが、三年ぐらい前から夏休みでも先生方は学校に来るようになったのだそうだ。それはまあ、当たり前のような気もするし、なんとなく不思議な気もする。僕の子供のころ、先生たちは何してたんだろう。
 体育館に机や椅子の準備をしたり、ブルーシートを張ったり、家庭科室でジャガイモの皮をむいたり、かき氷の準備をしたりする。一通り作業をしたら、地区労の遊びの先生方も集まって、受付を済ませた子供と大人も続々集まった。
 寺子屋自体が始まると、特にやることもない。僕は煙草も吸わないので、時間をつぶすのも手持ち無沙汰である。暑苦しい日差しが照りつけるグラウンドを眺めてボーっとする。なんとなく、久しぶりに完全なるボーっとしてしまったような気がする。
 さまざまな教室で開かれている遊びを眺めて回る。我が息子たちも発見。授業参観さえしたことがないので、なんとなく新鮮だ。もうあっち行ってくれ、という表情をしだしたので退散。長居は無用だ。
 そろそろ午前中も終わって、かき氷をゴウゴウつくる。僕はメロン味を担当。みんなざくざく楽しそうに食べていて、作る僕らも幸せだった。
 午後には長崎で研修会なので、片付けは失礼して(申し訳ない)着替えに帰る。麻婆丼をかき込んで車に乗り込むと、着替えたシャツに汗が吹き出る。車のエアコンも音ばかりでぜんぜん不能だ。
 出席者の数から近所には止められないと踏んで、会場から外れた駐車場へ。圧力ある日差しの下を歩く。また汗。夏はこれだから嫌になるよ。営業の仕事の人は大変だろうな。心からお見舞い申し上げます。

 研修会の内容は行政からの恫喝であった。トマトかなんか投げつけようかとも思ったけれど、トマトは手元にはない。ま、しかし、日本の財政も破綻したわけで、彼も金を減らすように言われてるんだから、そう説明するしかないのだろう。メンツで物事を言ってはいけないが、メンツを感じるそうであるが、そのメンツは違う圧力で潰されることでしょう。なんて、願望もあるようですけど…。

 今日はお旅所の設営もなされていて、帰ってから確認する。いつもよりできているところとできてないところがある。喜んでいいものかどうかも判断しかねる。月曜に続きがある予定だが、備品なんかは日曜に準備すべきなんだろうか。判断はしたくない。帰えろっと。

 酒を飲んで飯を食って散歩。さすがに事務局の電気はついてない。しばし休憩、それがいいよ。なんて思う。迎えに来てもらって、離れで一杯。兄と弟が来ていたのだ。
 兄がチャングムに詳しいので驚いた。昔の朝鮮人は、さまざまな論理を屈指することに驚く。こうした合理性は、西洋人と通じるものだろう。封建社会の合理主義。なんとなく歴史も遠くにありにけり。
 日本人は、やっぱり半島から逃げてきたんだろうと思う。そうして、たぶん論理的な考え方を捨ててしまったのだ。僕は合理主義者だが、日本発で意味が違う。西洋でも東洋でもない私。そんなことを考えていた。
コメント
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