血濡れの祭壇

2011-04-22 | 【断想】ETC
 知の探究の道を歩むことに、不敬神の危惧を抱くことはない。
 神の名のもとに、人が犯してきた罪業の深さを思えば。
 乙女の犠牲の血に祭壇を濡らしたのは、ほかなぬ宗教であった。
 ※ルクレティウスの「物の本質について」第一巻四節(80-101)には、このようなことが書かれている。

光を花と

2011-04-22 | 【樹木】ETC
 謡曲「融」に次の一節。
  さすや桂の枝々に
  光を花と散らす粧ひ
 桂の葉は光を感じさせる。
 今度、多摩動物公園を散歩するときには、広場の桂の木のところに行ってみよう。