野罌粟と鬼野罌粟

2009-05-20 | 【草花】ETC
 野罌粟と鬼野罌粟。
 野罌粟(野芥子)はもともと日本にあった。
 鬼野罌粟(鬼野芥子)は、ヨーロッパ原産で、明治時代に日本に渡来。
 野罌粟は越年草、鬼野罌粟は多年草という違いはあるが、見かけはほぼ同じ。
 いずれも3~10月に野に咲くキク科の野草。
 草丈も50~100センチで同じ。
 花の色やつき方もほぼ同じ。
 葉の形もつき方もほぼ同じ。
 茎の上部の葉は、基部が茎を抱くようにつく。
 ただ、茎を抱いた葉の基部が、野罌粟の方は長く伸びて突きだした形となる。
 ノゲシは、ハルノノゲシとも言う。

死とともに

2009-05-20 | 【断想】音楽
 ここしばらく、じっとしている。時間がある。
 それで、音楽CDを何枚か聴いた。
 改めて選んだのは次の3曲だった。
 ●ヨハン・セバスチャン・バッハの「マタイ受難曲」
 ●ジョゼッペ・ヴェルディの「レクイエム」
 ●ショスタコーヴィチの交響曲第4番「死者の歌」
 それぞれ、かなりインパクトのある音楽作品である。
 はからずも、「死」で連なるものとなった。
 しかも、いずれも人声・歌入りの曲となった。
 ついこういう選択をしてしまう自分とは。
 他に、ラヴェルやスカルラッティも聴いた。