ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

小学生の9割が習い事(2)

2007-04-20 | 勉強コラム

小学生の習い事で、水泳(スイミング)は、男女総合1位です。

スイミングって多いんですな~。
近所に、思い切り身体を動かせる場所、遊びが少ないからでしょうか。
全身運動をさせたい、という保護者の考えもあるのでしょうかね。

これを、アビットの授業のときにネタにしていたんですね。
「なんで、スイミングって多いのかね~?」と。
すると、ある中学生は言いました。

「やっぱり、行っている人が多いと、自分も行こう!と思うとか?」

う~む、スルドイ分析ですね。
全身運動がどうのこうのではなく、周りが行っているから自分も行こうと。
心理的な面をついてきました。

例えば、ラーメン屋も同じようなことが言えます。
「並んでいるお客が多いから、自分も食べたい、並ぼう」のような感覚ですね。
多くの人がとっている行動と同じ行動をすると、落ち着くものです。

実は、塾もラーメン屋と同じような感じ・・・。

塾なんて、塾生が多ければ多いほど、社員の目が届かなくなるものです。
「しっかりみてもらいたい、教えてもらいたい」のなら、小数精鋭がイチバンですよ。
でも、やっぱり「あの子も行っているから・・・」が強そうですね。

集団の心理には「普遍感」というものがあります。
多くの人と共通の態度、行動をとることで安心し、正当性を信じることです。

「自分も同じようにしないと、遅れてしまう、不安だ」
社会心理学より、同調性の実験から、そのような心理も働くようです。

そういった意味では、ぜひスイミングを見習って・・・。
よいところは取り入れて仕事をしていきたいと思うわけです。

でも、それよりも強く想っていることがあります。
少数派の力(マイノリティ・インフルエンス)です。

少数派が、繰り返し一貫した態度や判断をし続けると・・・。
多数派の意見や行動に、変化が見られるようです。
「もしかして、ホントはあっちがいいのかも?」というところですね。

もちろん、それには多数派が見ても納得するような妥当性が必要ですね。
大ヒット新製品開発には、マイノリティ・インフルエンスのような話があるようです。

アビットも芯は揺らぎなく、時には柔軟に。
多数派から見ても、納得するような妥当性を発揮していきたいものです☆

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小学生の9割が習い事(1)

2007-04-19 | 勉強コラム

070417の新聞で、「小学生の9割が習い事」の記事がありました。

全国の小学生を持つ保護者、612人の回答が基になっています。
それでは、習い事の人気ランキングBEST5を見てみましょう。
男女別になっていますよ♪

●男児
1位 水泳(34%)
2位 学習塾(25%)
3位 サッカー(16%)
4位 英語(15%)
5位 野球(14%)

●女児
1位 楽器・音楽(40%)
2位 水泳(28%)
3位 学習塾(24%)
4位 習字(21%)
5位 英語(19%)

特徴としては・・・。

低学年はスポーツ関係が多い
高学年になるにつれて学習塾が多くなる
近年は、英語が増えている

このような分析でした。

また、近年では・・・。

●安心して遊ぶ場所が少ない(84%)
●地域が安全でなくなってきている(79%)
●学校が安全でなくなってきている(62%)

カッコ内は、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」を合わせた%です。
不安に思うことが多いようですね。

そうだとすると、私が子どもの頃の昔は・・・。
これほど(9割)は、小学生が習い事をしていなかったような気がします。
外で安全に遊ぶ場所もたくさんありましたしね~。

というか、「安全に」なんて考えはほとんどなかったかも・・・。
なぜなら、安全が当たり前でしたからね。

それが、現代の小学生よりも幸せなことなのか?
それは、個人個人で感じることでしょうね。

現代の小学生は、才能を開発する、趣味を深化させるにはよい状況です。
昔の小学生は、学年の違う子どもと一緒に、近所の外で遊ぶことが普通でしたね。

ちなみに、私は小学生の頃、何ひとつ習い事はしませんでした(←私だけかも?)。

さて、次回後編は、水泳(スイミング)の人気を分析しましょう。

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さいアリあゆコンから学ぶ(1)

2007-04-18 | 教室長の趣味

Cimg0509

写真は、さいたまスーパーアリーナ(さいアリ)の特設売店の風景。

070311、さいアリ、あゆコンに参戦。

言うまでもなく(?)、「あゆコン=浜崎あゆみのコンサート」のことである。
今回のさいアリは、「ayumi hamasaki ASIA TOUR 2007 A」の2日目。
今年のあゆコンは、中国にも進出する。

あゆコンの特筆すべきところは、ただ歌を聴かせるだけで終わらないところ。
「エンターテインメントを魅せる」という意識が強いところ。
どんなところに特徴があるか紹介しよう。

衣装の着替えは、2~3曲に1回

つまり、本編の15曲ほどを歌う衣装の数は、約5~6着となる。
その中には「紅白」での小林幸子ばりの、衣装と言うよりも「舞台装置」もあり。
ステージ裏の「早着替え」が重要なポイントになる。

舞台装置をフルにつかったコンサート

宙を飛ぶ(宙に浮く)のは当たり前。
センターステージを作って、そこで歌う。
ダンサーを交えて、ミュージカル風の演出をする。

観客参加型の振り付けできる曲が、多数存在する

「魅せる」部分が多いが、観客を黙って観戦させているわけではない。
他の歌手もやっているが、「観客参加型」の曲が他の歌手よりも多い。
例えば、「踊るぞ~!」というアオリからはじまる「Trauma」という曲など。

以上3点から、とにかく感じるのは、観客を視覚的にも楽しませようとする工夫。
もちろん、歌に自信がないからというわけではないだろう。
聴かせる歌は、しっかりしているという前提の上での挑戦に思える。

毎年のツアーで、「これ以上はなかなかできないのでは・・・」と思わせる。
しかし、次の年のツアーでも、違う衝撃を観客に提供する。
単にコンサートを観せる、ではなく「BIG SHOW」を楽しんでもらおうという姿勢。

私でも、考えさせられることが多い。
ただただ、「勉強しろ!」と言っていても、なかなか勉強してくれるわけではない。
やはり、そこには何らかの工夫が必要だ。

観客を引きつける
観客の想像を超えて、驚かせる
観客を楽しませる

これらは、何の仕事をしていても勉強になる部分が多い。

だから、あゆのコンサートは、同一歌手では最多の参戦となっている。
初参戦は2000年、代々木体育館。
それから、7~8回は参戦しただろうか。

そして、今年は「ayumi hamasaki ASIA TOUR 2007 A」がはじまる・・・。

・・・次回、コンサートSTART!

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教科書から消える源頼朝像

2007-04-17 | 勉強コラム

070413の新聞に「新説続々『歴史は変わる』」がありました。

歴史上の偉人たちが、教科書から消えています。
存在自体が消えるわけではなく、「肖像画」の姿が消えてしまうようです。
理由は、本人をモデルにした肖像画ではないから・・・。

源頼朝は、凛々しい肖像画で有名ですよね。
今では、別人説が論議されているようです。
まあ本人だとしても、自分をよりカッコよく描かせたい気持ちはわかります。

高校の教科書、シェアNO.1の山川出版社「詳説日本史」では・・・。
2003年度から、源頼朝の肖像画自体が消えてしまったようです。
最近の高校生は、カッコイイ源頼朝にお目にかかることができませんな~。

さらに、旧1万円札でおなじみの聖徳太子の肖像画があります。
これも、本人をモデルに描いたかどうかアヤシイようです。
旧1万円札にも使われた、なじみのある肖像画だったのにねえ・・・。

ちなみに聖徳太子は、存在すらしなかったという説がありますね。
旧1万円札と違う肖像画も見ます。
まあ、飛鳥時代(西暦593年~)のことですし、不明なことも多いでしょう。

他にも、荒々しい足利尊氏の肖像画。
太っていて、頭を丸めている武田信玄の肖像画。
こちらも別人説が強いようです。

なんだか流行になっている感もある「ニセモノ探し」です。
教科書としても、最新の学説、最新の情報を載せたいようで・・・。
今後は積極的に、別人説の肖像画は載せなくなっていくことが多いようです。

あの見事な、なじみのある肖像画が、商業主義のため(だけじゃないけど)消滅するとは・・・。
なんだか、歴史のロマンが一気にしぼんでいくようです。
個人的な意見としては、サミシイですな~。

ところで、南埼玉郡で使っている中学校の歴史教科書はどうなっているでしょうか?

源頼朝は、「源頼朝と伝えられる肖像画」とあります。
聖徳太子は、「聖徳太子と伝えられる肖像画」とあります。
足利尊氏の肖像画は・・・載っていません。

「~と伝えられる肖像画」。
この表記の仕方は、アイマイではありますが、個人的にはウレシイかも。
今後も、こんな表記の仕方でいいので、あの源頼朝像を見ていたいものです☆

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PRIDEの命日から学ぶ(2)

2007-04-16 | 教室長の趣味

突然さいアリに鳴り響いたのは、桜庭和志の入場曲、「SPEED」のテーマ!

信じられない!
昨年PRIDEに見切りをつけてHERO’Sに移籍した選手が・・・。
そこに所属したまま、PRIDEのリングに上がれることがあるものだろうか。

桜庭は、本当に入場ゲートから入ってきた。
タイガーマスクのマスクを被ってはいるが、確かに桜庭和志。
そもそも桜庭でなければ、マスクなど被らない。

DSE社長の言う「1つだけ実現できなかったカード」ということは・・・。
次に会場に鳴り響いたのは、やはり「FLAME OF MIND」。
桜庭との対戦を熱望されていた、田村潔司の入場曲だ。

因縁深い桜庭と田村が、ついにPRIDEのリングで向き合った。

騒然とする、さいたまスパーアリーナ。
PRIDEの命日に・・・。
これほどのサプライズは、めったにお目にかかれない。

ありえないことなのだ。
対戦することが可能なら、もっと早く実現していればよかった。
PRIDEのリングに戻る気持ちが残っていたなら、HERO’Sに移籍しなければよかった。

友達は言った。
「ヘンな例えだけど、知り合いの葬式だったら、昔何があってもかけつけるだろう・・・」

そうか、今日はPRIDEの命日、PRIDEの葬式だったのだ。

そしてわかったことがある。
願って行動すれば、いつかは、かなうことがあるということ。

Never say never.
「絶対にない、ということはない」

学校でも、仕事場でも、家庭でも、地域でも。
Never say never.
絶対にない、ということはない。

本当に「桜庭VS田村」が実現するのかはわからない。
もはやこの対戦は、賞味期限も切れかかっている(もしくは切れている)。
そんなことは、格闘技のファンだったら、誰もが思っている。

それでも、「絶対にない、ということはない」
あきらめないで行動すれば、いつかは、かなうことがある。
それを思い出させてくれた、「日本製・純PRIDE」の命日だった。

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PRIDEの命日から学ぶ(1)

2007-04-14 | 教室長の趣味

070408、さいたまスーパーアリーナ、PRIDEに参戦。
何度、さいアリのPRIDEに足を運んだことか・・・、10回か、15回か・・・。
この日は、10年続いた総合格闘技イベントPRIDEの命日だった。

主催者ドリームステージエンターテインメント(DSE)を含む運営側の隙・・・。
ダムのひび割れは、どんどん大きくなり、ついに崩壊へ。
とうとう、DSEがPRIDEを開催することが困難になった。

フジテレビの放映中止。
他局での放映交渉も難航。
スポンサー離れ。
それに伴う資金不足。
TOP級の選手の、相次ぐPRIDE離脱。
巨大なマイナスイメージ・・・。

今日のリング上には・・・。

桜庭和志(HERO’Sに移籍)
吉田秀彦(HERO’Sに移籍?)
ミルコ・クロコップ(UFCに移籍)
エメリヤーエンコ・ヒョードル(Bodogに移籍?)
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(UFCに移籍?)

誰もいなかった。
PRIDEを創った選手たちが、PRIDEのリングから去っていった。
今日の対戦カードも、ずいぶん寂しいものになっていた。

わずかにヴァンダレイ・シウバだけがリング下から熱闘を観戦していた。
「絶対王者」と言われた“PRIDEの顔”が、会場内にいる。
それだけが救いのような気がしていた。

自分たちがいる限り、これ以上の発展は見込めないと確信したのか・・・。
DSEは、アメリカ資本の総合格闘技団体にPRIDEを売却することを決意した。
そして、DSE社長が、リング上で最後の挨拶をしていた。

「みなさんとリングの中で闘う選手たちと、エネルギーの交換、勇気の交換をさせる場所ができればと、色んなマッチメークをこの10年間でやってきました。ただその中で公言しておいて、1つだけ実現できなかったカードがあります」

突然、さいたまスーパーアリーナに鳴り響いたのは・・・。
桜庭和志の入場曲、「SPEED」のテーマ!
歴史に残る名勝負を、何戦もPRIDEに残した桜庭の入場曲!

ええ!?
ありえない!
こんなことってあっていいの!?

昨年PRIDEを切って、HERO’Sに移籍した選手が・・・。
TBSの格闘技番組、HERO’Sの専属になったはずの選手が・・・。
なんで今ここ、PRIDEのリングに来られるの?

・・・次回ラストに続く。

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新小6 国語、主語・述語・修飾語

2007-04-13 | 本日の授業

Cimg0545

写真は、070406、春期講習、新小6国語の授業です。

文の組み立てを勉強しました。

まず、文章の基本は「主語+述語」です。

主語は「何が(何は)」にあたる部分。
述語は、主語について「どうする・どんなだ・何だ」と述べている部分です。

その他にも、修飾語・被修飾語、独立語、接続語などがありますね。

やや考えた問題は、「郵便で 手紙が 届く」の文章です。
この文から、主語と述語を探します。

「郵便で届く」
「手紙が届く」
・・・の2種類あるわけではありません。

「郵便で」は、手紙が届いた上で「どうやって届いたの?」と聞かれる場合。
そのときに「郵便でだよ~」と答える、つまり修飾語となります。
主役(主語)として動いているのは、手紙そのものなのです。

また、主語は「~が」「~は」が基本です。
「~で」の「郵便で」は当てはまらないとも言えますね。

「倒置」も勉強しました。
普段の文章の並び順を入れかえたものです。
写真のイチバン左側を見てください。

「僕は、月(ライト)だ。」
これを倒置の文で書き直すと・・・。
「月(ライト)は、僕だ。」

ちなみにライトとは、マンガ「DEATH NOTE」の主人公、夜神月(やがみらいと)です。
この学年に「DEATH NOTE」マニアがいるので、ネタにしているんですね。
私も、アニメ版は欠かさず見ているので、話が合います。

「DEATH NOTE」を使って新世界の神を気取るライト。
その謎を解き明かし、逮捕したい警察側のL(エル)。
この2人の対決、心理戦が、物語の主軸となります。

コミックスの累計発行部数は2450万部以上(2007年初頭)。
実写版映画は、2006年6月&11月に上映。
オトナでも、充分楽しめる話になっていますね。

070403放送の第25話、「沈黙」は・・・。
L(エル)の「永遠の別れが近い」という予感を、丁寧に表現していましたね。
鐘の音、雨、Lの台詞・・・、とても芸術的で、とても儚い回でした。

・・・まあ、それはともかく。
授業の内容を、子どもの印象に残すこと。
子どもの興味あることもからめて勉強できればいいかなと思うところです☆

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新中3 数学、乗法公式初登場

2007-04-12 | 本日の授業

Cimg0542

写真は、070403、新中3数学の授業です。

√の計算は、ある程度進んでいるので、順調に先取りできています。
中3の最初のほうは、計算ばかりでけっこうカンタンです。
中3最初の1学期中間テストでも高得点が望めますよ☆

さて、写真のとおり、乗法公式の4パターンを覚えましょう。
なぜ途中の式を省略してもいいかは、理由を授業で教えてあります。
理屈がわかったら、安心して公式を使って問題を解きましょう。

覚える公式は、以下の4つです。

(x+a)(x+b)=x2乗+(a+b)x+ab
(x+a)2乗=x2乗+2ax+a2乗
(x-a)2乗=x2乗-2ax+a2乗
(x-a)(x+b)=x2乗-a2乗

これを知らなければ・・・。

(x-3)(x+3)
=x2乗+3x-3x-9(←4回かけ算をした)
=x2乗-9(←同類項をまとめた)

・・・としなければならないところです。

公式を使えば・・・。

(x-3)(x+3)
=x2乗-9

・・・ズバリ言って、“1秒で”答えは出るわけですな~♪

カンタンな問題の解き方は、すでに昔のエライ人が作ってくれているのです。

例えば、三平方の定理なんて、自分で発見するのは不可能でしょうな~。
ピタゴラスは偉大ですね。
私たちは、そこに乗っかるだけですね。

昔よりも、短時間で、しかも労力も少なく問題が解けるわけです♪

今回の計算は、どんな学力の子どもでも、練習すればできるようになります。
「繰り返し」が大切ですよ。

もっとイロイロできる人は、発展した問題にチャレンジしてみましょう。
常に「自分の実力少し上」を目指しましょうね。
そうすることで、段々と自分が向上するでしょう☆

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新中3 国文法「をにがへやのとからでより」

2007-04-11 | 本日の授業

Cimg0538

写真は、070402、春期講習の新中3の授業です。

今回は、国語文法の「付属語」を勉強しました。
具体的には「助詞」「助動詞」です。

この内容がスキだとか、この内容は得意だという子どもは・・・。
ほとんど見たことがありません。
日本語はムズカシイのですね。

学校だったら、クラスは約40人の集団指導です。
国語の文法を、生徒全員にわかりやすく、じっくりと・・・なんてムリです。
ある程度、ザッと進行させるしかないでしょうな~。

もちろん、学校の先生が悪いということはありません。
子どもから見れば、スキ・キライあるでしょうが・・・。
これは、公立学校の仕組み上、仕方のないことです。

でも、アビット(少人数の塾)でしたら、子どもの顔を見ながら、じっくりやりますよ♪
わかりやすく説明することなら、お任せあれ。
もちろん、教わったら自分でも反復することが必要ですよ。

助動詞は、問題に出てくる「た(だ)」の活用を説明しました。
動詞のように、決まった活用が何パターンかあるわけではありません。
ほとんどが「特殊型」の活用になります。

よく問題で見る助動詞は、活用を覚えておいてもいいかも。
そうしないと、助詞と助動詞の区別がつきにくいですからね。

助詞は、格助詞、接続助詞、副助詞、終助詞の4パターンと覚えましょう。

接続助詞は、「~ても」「~のに」「~から」などです。
上の文と下の文をつなぐ役目がありますね。

終助詞は、文末につくので見分けはカンタンです。

そこで、格助詞と副助詞の区別が問題です。

今日のタイトルのとおり・・・。
格助詞は「を・に・が・へ・や・の・と・から・で・より」と覚えましょう。

この格助詞以外は、副助詞になります。

ちなみに「私が歌います」の「が」は、格助詞。
「私は歌います」の「は」は、副助詞なんですな~。
同じ文のようですが、厳密には意味上の区別があるのです。

篠津中、中2の3学期期末テストで、国語の文法で出題されたのは・・・。
品詞、動詞の活用、助詞、助動詞。
100点満点中、26点分でした(約3割)。

この期末テスト、文法的な説明を記述(文章)で答えさせる問題がありますな~。
これは、けっこうタイヘンかも・・・。
かなり理解していて身についていないと、勘で当たることはありませんから。

あと、形容詞の「ない」と、助動詞の「ない」の識別がありました。
期末テスト内容で、本日、これだけ勉強できていなかった・・・。

後日、「ない」の識別は、春期講習中にアビットでも復習しました☆

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新中3 数学、確率のイロイロな問題

2007-04-10 | 本日の授業

Cimg0536

写真は、070402、春期講習の新中3の授業です。

中2ラストの単元「確率」を勉強しました。

写真左の問題が、やや難しいかなと思います。

問題文は、サイコロを2回投げる。
1回目をx、2回目をyとして〔x , y〕と表す。
そのサイコロの目だけ、点Pが正方形を左回りに進むというものです。

そして、問題は、サイコロを2回投げた後、点Pが頂点Bにある確率です。
スタートは、頂点Aですよ。

本当は、問題文、きまり、問いの文が、もっと長いのです。
それだけで、「わかんな~い」ということもありそう・・・。
数学の文章問題は、文章読解力も必要なのですね。

まず、サイコロ2個の場合の必勝法を伝授します!

サイコロ2個だったら、とにかく写真の表を書いてしまうことです。
それがイチバンです。
樹形図(じゅけいず)だと、書きモレの心配があるのですね。

表の場合は、余程見落とさない限りモレは起こりません。
アビットにはいなかった↓のですが・・・。
「いちいち表を書くのがメンドクサイ」と思いましたか?

樹形図もメンドクサイですよ~。
そもそもメンドクサイことができるかどうか、それを試されているとも言えます。
学力や能力よりも、言われたことをやる人間か、決まりを守れる人間か、そこですよ。

そもそも、メンドクサクない問題だったら、誰でも正解です。
メンドクサイことができる人間が、難しい問題で正解を叩き出せる。
正解を叩き出せる人が、チャンスをつかみ、やる気が出て、成功に近づく。

でも、写真の問題はそれほどメンドクサクなかったかも・・・。

点Pが1周して頂点Bに来るには、合計5個進めばよい。
点Pが2周して頂点Bに来るには、合計9個進めばよい。
サイコロ2個だと、3周はありませんからね~(3周は、合計13必要)。

表でバッチリ! サイコロの出方は8パターンです。
サイコロ2個をふって目の出るパターンは、表から6×6=36パターン。
つまり確率は、8/36=2/9ってことですな~。

サイコロ2個の場合は、表を書くこと♪
モチロン、表はフリーハンドで書けばいいのです。
これにつきます☆

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