◆◇◆『18歳からの「夢を実現する人」のルール』本田篤嗣(ほんだ・あつし)著(総合法令出版)より◆◇◆
人生の早い時期に知っておきたい、思い通りの人生を歩むための術。
はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。
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②耐えることも必要
自分の好きなことをどんどんやろう、人生を好きなもので満たそう、そうした風潮が今の世の中にはあふれています。
これらはもちろん悪いことではありません。
好きなことやわくわくすること、得意なことをして他の誰かの役に立とうとすることは、とてもすばらしいことです。
ですが、「好きなことをする」が「イヤなことはやらなくていい」にすり替えられてはいけません。
このことは、壁に向き合う際に特に気をつけておきたいことです。
壁は困難という側面を持っていますから、あなたは必然的にイヤなことや気が向かないこと、つらいことに直面することにもなります。
イヤだからと言って逃げてばかりいては、壁を乗り越えることはできません。
イヤなことにも向き合う時間は必ず生まれるのです。
ですから、壁に向かうあなたは「耐える」という感覚もしっかりと持ち合わせていなければならないのです。
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好きなことは簡単に始められて、簡単に楽しさを味わえますよね。
娯楽といわれるものです。
子どもの場合は・・・。
ゲーム、スマホ、パソコン、テレビ、マンガ、外で遊ぶ・・・など。
地道に頭を使うわけでもない部活も、それに近いのかもしれません。
勉強の場合は、その反対でしょうか。
始めるまでに時間がかかり、楽しいわけではありません。
しかも、地道に頭を使います。
ただし、好きなことではないかもしれませんが・・・。
勉強は、やるべきことです。
「耐える」ことができているでしょうか。
娯楽に時間を費やして、「好きなことをやってきたから」といっても・・・。
世の中は評価してくれません★
仕事に就くまでは、目の前の勉強に向き合うことです。
もちろん、仕事に就いたら就いたで・・・。
違う勉強、その仕事についての勉強が必要になるはずです。
生きている間は、何かしらの勉強が必要になります。
「勉強すること」、もしくは「耐えること」。
これを、学生時代に身につけておくことだと思います。
身につける方法は、今やるべき勉強にしっかり取り組むこと。
娯楽は、勉強や仕事などの先に来るものではありません。
勉強や仕事をしたあとの余力で楽しむものです。
大人は、それを知っているはずですよね。
それを子どもに伝えていくとよいと思います☆
「お嬢様、人には誰しも休息や魂の開放が必要でございます。しかしそれも、日常があってこその非日常。たとえそれが、つらい仕事や勉強の日々であったとしても、一歩一歩積み重ねる。そんな毎日の生活こそが、最も大事だということをお忘れなきように」
(120327 TVドラマ『謎解きはディナーのあとで スペシャル』 影山【演‐櫻井翔】のセリフ)
・・・次回へ続く。
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