ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

小5算数 2度計算する割合の問題

2007-10-31 | 本日の授業

Cimg0847

写真は071017、小5算数の授業です。

071024のテレビドラマ「働きマン」を見ましたか?

「働きマン」の公式HPは↓をクリック。
http://www.ntv.co.jp/hatarakiman/

ウルトラセブンばりの菅野美穂が出てきますね。
これが、原作コミックスの表紙とソックリなのに驚きました☆

さて、松方弘子(菅野美穂)は、週刊誌の編集者です。
新入社員、田中邦男(速水もこみち)の教育係になりました。
この新入社員、まったくやる気が感じられません★

どうやら田中、やりたい仕事があるようなのですね。
オヤジ向けの週刊誌でなく、ファッション誌を作りたいようです。
オヤジ向けのゴシップ週刊誌では、仕事に気合が入らない・・・。

あげくの果てには、ガセネタにだまされてしまいます。
それを正当化するように「新しい切り口」「リスキーなことを」と持論を展開。
目の前のことに一生懸命取り組まない田中に、松方が言い放ちます。

松方:ダメだ! そんなガセネタに引っかかって! 小学生かっつーの! 新しい切り口だの、リスキーなことやんなきゃだの、確かにそれは間違ってない。でも、目の前の仕事もロクにこなせないヤツが、デカイ口叩くな。今のアンタがそんなことを言うなんて、100年早いんだよ!

私も昔、こんなようなことを言ったかな~と、思い出しました。
宿題はやってこない、でも「もっと難しい問題を」という塾生にですね。

怒られた田中に、デスクの成田君男(沢村一樹)が言います。

成田:よかったな、怒られて。怒るってのは、とっても体力がいるんだよ。愛情がなきゃ怒れない。

そうなんです。
期待しているんですよね。
感情にまかせて怒るのではなく、何かを伝えたいわけですよね。

勉強も仕事も、まずは目の前のものに一生懸命取り組みましょう。
やりたいことより、今やるべきことを。
そうすると、本当にやりたいことが見えてくるかもしれませんよね☆

・・・それでは、授業に戻りましょう。

1回計算するだけでも、けっこう練習しなければならない割合ですが・・・。
今回は、2回計算する問題に挑戦です。
今までも少し出てきていたのですが、本格的に扱いました。

写真の左の問題は・・・。

「320ページある本を、1日目には全体の4割を読み、2日目には残りの7割5分を読みました。読み残しているのは、何ページありますか」

・・・こんな問題です。

実は、全体のページ「320ページ」から引き算をしなくても解けます。
2日目に残ったページ数から、2日目に読んだページ数を引いてください。
同じ「48ページ」が出てくると思います。

この問題の必勝法は、とにかく線分図を描くことだと思います。
問題文だけ読んでも、式がスラスラ出てくるとは思えませんね~。
もちろん、線分図を描くのも、繰り返しの練習が必要ですけどね。

私も、とにかく線分図から描いて、数字を書き込んでいきますよ~。
「目で見てわかる」というのは、理解が早いですからね。
新聞記事よりも、テレビのニュースの方がわかりやすいでしょう?

文章と数字だけで難しいときは、すかさず図を描いていきましょう。
図が正確に書けるというのは、問題文を理解している証拠でもあります。
何度も繰り返して練習してみましょう。

テキストの解答には、線分図が描いていないことがあります。
難しければ、線分図はアビットで習っておきましょう。
でも習ったあと「なんでこんな線分図になるのかな?」と考えましょうね。

練習のとき以上に、本番ができることはあまりありません。
練習のときに自分でできたこと、理解できたこと・・・。
それが、本番でも自分でできることになるでしょう☆

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東京ディズニーシーから学ぶ(3)

2007-10-30 | 教室長の趣味

さて、東京ディズニーシー(TDS)レポも今回でラストです。

Cimg0862

↑写真は、ロマンティックな南ヨーロッパの港町です(←でも千葉)。

ショー形式のもので印象深いのは、「ブラヴィッシーモ!」です。

「ブラヴィッシーモ!」の風景は↓をクリック。
http://www.tokyodisneyresort.co.jp/tds/japanese/7port/harbor/show_bravi.html

「ブラボー(Bravo)」の最上級「ブラヴィッシモ(Bravissimo)」。
これに、東京ディズニーシーの「シー(SEA)」をプラス。
「ブラヴィッシーモ!(BraviSEAmo!)」となるようです。

夜のメディテレーニアンハーバー(イチバン大きい海)にて・・・。
火の精と水の精が、壮大なスケールで繰り広げる愛の物語ということです。
確かに、こんなスケールのショーは見たことがないかも・・・。

このショーを1回やるのに、何百万円かかるの?という感じです。
ただただ、ボーッと夢心地で眺めるしかないという・・・。
「火の精」って、一体どんな材質でできていて、動いているのでしょうか?

過剰な、圧倒的なサービスとも言えますね。
観客の予想や想像を、はるかに超えてきます。
お客は感動して「また来たい!」と思うことでしょうね~(←私です)。

学習塾も、「ここまで面倒見てくれるなんて!」を考えたいですね。
アビットは、塾生1人ひとりに目が届くところが、よいところです。
大きい塾ではやらないことを、どんどん取り入れていきたいですね☆

Cimg0866

↑写真は、待ち時間を案内する看板です。

他の遊園地にもあると思いますが、コレはスグレモノですよね。
コレがあると、お客に「未来の選択権」が与えられるのです。
「この待ち時間なら、先に食事へ行くかな」とかですね。

まったく逆のパターンがあります。
いつもではありませんが、電車が事故などで停まったときですね。
特に夜遅く、終電に近いときです。

駅員さんに「最低、あと何分電車は来ませんか?」と聞いても・・・。
「わからないから、ここにいてくれないと困る」みたいな★
これは、お客に「未来の選択権」がない場合ですね。

電車が遅れるのは仕方ないことです。
駅員さんのせいでもありません。
でも「未来の選択権」がほしいのですね。

もし、最低何分間電車が来ないとわかっていれば・・・。

「○分来ないなら、○分くらいミニストップで立ち読みしよう」
「すぐ来そうなら、駅のベンチで本でも読んでおこう」
「しばらく来ないから、教室に戻って仕事の続きをしていよう」

こんな感じで、未来の行動がイロイロ選択できるのです。

まあ、駅員さんに「いつ動くんだ!」と怒鳴っているオトナがいますが・・・。
コレは、どうかと思いますけどね。
新白岡駅の駅員さんが、電車を停めたわけではないですからね。

ちなみに私、「もういいや!」と、教室に泊まったこともあります★

ただ、モチロン新白岡駅の駅員さん・・・。
「○分くらいに来るよ」と言ってくれることもありますよ。

さて、単純に喜んでも、仕事に絡めても、楽しいTDSでした。
8時~22時まで、13時間目一杯楽しんで、名残惜しいですが撤収です。
参戦メンバーは、最後まで終始笑顔でした♪

ポイントは、一緒に参戦するメンバーで楽しめるかどうか。
アトラクに乗っている時間よりも、待ち時間の方がはるかに長いですし。
私は、昔の参戦を考えても、すべて楽しかったですね♪

また近い内に、明日への活力をもらいに参戦したいものです☆

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東京ディズニーシーから学ぶ(2)

2007-10-29 | 教室長の趣味

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↑写真は、東京ディズニーシー(TDS)参戦メンバーで、再度集合写真です。

けっこう呑気なイメージだったTDSに異変が・・・。

「タワー・オブ・テラー(タワテラ)」の建物に近づくと・・・。
「キャーーーッ!」という悲鳴が聞こえてきます。
客の悲鳴をマイクで拾って、外に聞こえるように流しているようですね。

うまい盛り上げですな~。

プロモーションは、人間の五感にうったえかけるほど効果があるとか。
焼鳥屋さんが、よい匂いで嗅覚にうったえるのがそうですよね。
タワテラは、聴覚や恐怖心にうったえかけてきました。

建物の中に入ると、そこには世界中から集めた宝物が満載です。
アトラクを待っている時間も、飽きさせないようにしていますね。
もしくは、より「タワテラ」の世界観に浸らせようとするような。

20人くらい入れる部屋に座って、ベルトを“たすきがけ”に止めます。
このアトラクの動きは、スピーディーに繰り返される上下運動でした。
上に来ると、「ホテル・ハイタワー」の窓から外が見えます。

なんだか、このまま上方(外)に「スポッ!」と飛んで行きそうな感じです。
「キャーーーッ!」とは言わないまでも(←言うわけない)・・・。
歓喜の「ワーーーッ!」という声が、自動的に出てしまいました。

これは楽しいので、また乗りたいですな~♪

Cimg0855

↑写真は、思い出したように噴火する、プロメテウス火山です。

他の刺激的なアトラクといえば・・・。
やはり「センター・オブ・ジ・アース」ですね。
スピード感を求めたいのなら、コレがイチバンでしょう☆

6人乗りくらいのジェットコースターです。
最初は、ゆっくり進みますが・・・。
途中から、上の方に向って急激にスピードアップ!

ラストは、猛スピードのまま下に落ちていきます。
TDLの「スプラッシュ・マウンテン」のような感じですが・・・。
途中のスピード感が段違いに速いのです。

なんだか、乗っている時間が1分くらいに感じてしまいます。
「まだ満足できない。もう一度乗りたい!」
そんなことを感じるのです(←結局、2回乗りましたが♪)。

これは、TDS側の戦略でしょうね。
もし、なにか1回乗って、それで大満足するとしましょう。
それでは、リピーターが生まれてきませんからね★

ところで、最近本屋で立ち読みした「TDL書籍」は・・・。
『ディズニーランド お客様を感動させる魔法の接客サービス』(ぱる出版 2005年 河野英俊・著)です。
他にも、「TDL書籍」は、けっこう出版されていますよ~。

TDRは、単純に楽しんでも、仕事のヒントとしてもバツグンですね☆

次回ラストは、ショータイムについてなど・・・。

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東京ディズニーシーから学ぶ(1)

2007-10-27 | 教室長の趣味

071021は、東京ディズニーシー(TDS)に参戦しました。

ちなみに、私は遊園地やジェットコースターは大好きです☆
非日常的な刺激が強いですよね、そこがよいのです。
けっこう久々のTDS参戦となりました~♪

Cimg0853

↑写真は、入口付近のディズニーシー・プラザで集合写真です。
私だけ、かなり笑っているのですが?

東京ディズニーシーの公式HPは↓をクリック。
http://www.tokyodisneyresort.co.jp/tds/

数日前まで、ちょくちょく降っていた雨もやみ・・・。
そんなに暑くもなく、もちろん寒くもなく、バツグンのよい天気でした。
半そでTシャツ1枚の参戦メンバーもいますからね(←でも、夜は大丈夫?)。

不安材料だった午前5:30起床も、なんとかクリア。
普段は、9:00頃起きていますからねえ・・・(←夜の仕事なので)。
TDS開園の8:00キッカリ、舞浜駅に集合しました。

メンバーの中に、TDL&TDSに年間合計10回ほど参戦するマニアが・・・。
そのマニアの見事な案内で、メイン級のアトラクションを制覇できました。
というか、もはや「ここ(TDS)の社員?」という感じでした~。

どのように回ると最も効率よくアトラクを体験できるか・・・。
完全にアタマにインプットされているようでした。
1~2回来たことがあるくらいでは、なかなか難しいですからね~。

上の集合写真、メンバーの年齢は、全員ほとんど同じです。
学生時代の友達なのです。
集合すると、学生時代の「あの頃」に戻れてしまう感覚がよいですよね☆

この中には、とても成功している会社の社長さんもいます。
時々、「おお!」と思うことを言ったりするのですね。
「今では、家族と一緒に散歩しているときが、イチバン幸せだ」とか。

権力、モノ、おカネ。
モチロン、あればあるほどよいとは思いますが・・・。
あるとき、そちらの方向に加速することがなくなるようです。

もう少し違うもの、逆のものに価値を見出すようですね。
自分の許容範囲を超えて、権力、モノ、おカネに突っ走ってしまうと・・・。
どこかの有名人社長のように(?)、自滅してしまうのかもしれません。

まあ、私が語れる立場ではありませんが・・・(←やっぱり★)。

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↑写真は、新作アトラク「タワー・オブ・テラー(タワテラ)」の外観です。

建物自体は、「ホテル・ハイタワー」という名前です。
財宝を収集していたオーナーが謎の失踪をして、今は閉館になっています。
どうやらこのホテル、呪いがかかっているとか・・・。

オーナーは、権力、モノ、おカネに突っ走りすぎたのでしょうか?

・・・次回、タワテラ参戦。

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小6算数 拡大と縮小

2007-10-26 | 本日の授業

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↑写真は、積極的に(?)手を上げる塾生です。

Cimg0848

↑写真は、071019、小6算数の授業です。

071026、朝起きてテレビをつけると・・・。
ボクシングの亀田興毅と金平会長が、会見をしていました。
「LIVE」とあったので、生放送だったのだと思います。

亀田家に謝罪を求めるための会見だったようですが・・・。
質問やカメラのフラッシュが、亀田興毅を襲っているような雰囲気。
「いじめっ子」が「いじめられっ子」になったような感覚でした★

そして、反則を指示したはずの、親亀の姿はなく・・・。
亀田家をよしとして今までやってきたTBSの姿も見えません。
こうなると、亀田興毅が、単独で糾弾されているような・・・。

亀田三兄弟は、周囲のオトナにコントロールされ続けてきて・・・。
結果的には、20歳の亀田興毅が、単独で罰を受けているような。
なにか、朝からあまりよい気分はしませんでした。

・・・さて、気を取り直して授業に戻りましょう。

「拡大と縮小」は、小学校の教科書には載っていない気が★
中3の数学(相似な図形)で、キッチリ出てきますね。
あと、中学地理にて、地図の拡大・縮小で出てきますよ~。

ここでは、少し前に勉強した「比と比の値」の式を使います。
数字だけでなく、図形の辺の長さを求めていきます。
「比と比の値」(←コレは学校でも出ます)の練習になりますよ~♪

さて、写真の左の問題です。
「直角三角形ABCを横にずらして三角形DEFにうつしました。黒い部分の面積を求めなさい」

重なったところに、小さい直角三角形ができていますよね。
これは、大きい直角三角形の縮図です。
「比と比の値」で、小さい直角三角形の辺GCを求めましょう。

「大△:小△=大△:小△」で、対応する辺を合わせてください。
「10:4=15:□」となります。
左辺だけ約分して「5:2=15:□」です。

「5」から「15」は、3倍になっています(←矢印を引っ張ること)。
ですから、「2」も対応させて3倍にしてください。
辺GCは「2×3=6」となりますよね。

そこまで求まったら、もう終了間近です。
大きい直角三角形の面積から、小さい直角三角形の面積を引きましょう。
黒い部分の面積が求まると思います。

答えは63平方cmでした。

ここでよかったのが、塾生から別解の発言があったことです♪
黒い部分を、台形としての面積で求めてしまおうというものでした。
三角形の面積の引き算がなくなり、少しカンタンになります、お見事!

黒い部分の台形の面積「(上底+下底)×高さ÷2」は・・・。
 (6+15)×6÷2
=21×6÷2
=126÷2
=63

答えはひとつですが、考え方がイロイロあるのが算数の醍醐味ですよね♪
ぜひ、受身でなく、今回のように自分から発言してみてくださいね。
結局うまくいかなくても、考えることが大切だと思います☆

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小5算数 増えたり減ったりの割合

2007-10-25 | 本日の授業

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写真は、070926、小5算数の授業です。

071025の新聞に「成績ほぼ全国平均」がありました。
やっと070424「全国学力調査」の結果が出ましたな~。

埼玉県の公立学校は、全国の中ではほぼ平均でした。
それでは、埼玉県公立学校の結果を・・・。

● 小学6年 埼玉県平均正答率(全国公立学校平均正答率)

国語A 82.2(81.7)
国語B 64.0(62.0)
算数A 82.1(82.1)
算数B 63.6(63.6)

● 中学3年 埼玉県平均正答率(全国公立学校平均正答率)

国語A 81.6(81.6)
国語B 72.0(72.0)
数学A 70.6(71.9)
数学B 60.0(60.6)

埼玉県公立学校と全国の公立学校を比べると、こんな結果でした。
中学3年の数学だけ、ほんの少し平均より低いですが・・・。
埼玉県は、ほとんど全国平均と思ってよいでしょうね。

ただ、首都圏では中学受験層が増えています。
東京都では、小6の6人に1人が中学受験をするとも言われていますよね。
神奈川、埼玉、千葉の中学受験人口も増えています。

でも、県で上位は、福井県や秋田県ですね。
なぜ、勉強に対する意識が高いはずの関東勢は平均点なのでしょうか?

それはおそらく、公立小、公立中の結果だからですね。
私立中などのデータを入れれば、また変わるかもしれません。
ただし、私立学校の約4割は、今回の調査に参加していません。

ちなみにアビットでは、公立小の子ども、公立中の子ども・・・。
その子どもたちの学力底上げに、力を注ぎたいと思っています☆

・・・さて、授業に戻りましょう。

前回に続いて、割合を勉強しています。

今回は、「増える・減る」割合の式を勉強します。
根本的には、前回と同じ式といえるのですが・・・。
まずは、公式を使えるようにするとよいです。

写真の左の問題を見てください。
「私はコンビニで、税抜き100円のものを買いました。税込いくら払ったのでしょうか?」

日本の消費税は、5%です。
これを、数字の0.05に直してください。
それで、初めて計算ができるようになります。

増える公式「全体の数字×(1+割合)」となります。
最近は、税込表示が一般的になりましたね。
でも、税金を払ってモノを買っているということも学んでくださいね★

上の問題の式は・・・。

 100×(1+0.05)
=100×1.05
=105(円)

・・・となります。

写真の右の問題を見てください。
「私は100円持っています。30%使いました。残りはいくら持っていますか?」

減る公式「全体の数字×(1-割合)」となります。
今度は、逆に減るときの公式です。
全体「1」から減らした割合を、全体の数字にかけ算してください。

上の問題の式は・・・。

 100×(1-0.3)
=100×0.7
=70(円)

・・・となります。

結局、前回勉強した、かけ算の式になるのがわかるでしょうか?
増えたり減ったりは、かけ算で求まります。
いつものように、線分図が書ければ、かなり習得したことになりますよ~。

来年度の小6「全国学力調査」で、ぜひ使ってくださいね☆

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小5算数 ついに割合が登場

2007-10-24 | 本日の授業

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写真は、070919、小5算数の授業です。

071008の新聞に「子どもの体力 低下に歯止め」の記事がありました。

子どもの走る、跳ぶなどの運動能力についてです。
20年前と比べると、確かに大きく下がりましたが・・・。
この10年間に限ると、それほど低下しているといえないとか。

例えば、9歳児の50メートル走をみてみましょう。

男子
1986年 9.41秒
1996年 9.69秒
2006年 9.67秒(←ほんの少しだけ回復している)

女子
1986年 9.74秒
1996年 9.94秒
2006年 9.98秒

この10年間は、ほとんど変わっていないですよね。

でも、「よかった、よかった」で済ませることができるでしょうか?
私は、できないと思います。
この10年間は、「歯止め」というより、「底値」という気がします★

つまり、普段、外で身体を使って遊んでいなくても・・・。
さらに、家の中でテレビゲームをやって過ごしても・・・。
学校の体育くらいをやっていれば、これくらいの平均タイムになるのでは?

普通にしていれば、コレ以下にはならない数値という気がします。

ただし、空き地をなくしたのは、テレビゲームを作ったのは誰でしょう?
それは、オトナです★
一概に、子どもの生活スタイルを非難することはできませんけどね。

私が小学生の頃は、幸せだったのかもしれませんね・・・(←遠い昔)。

・・・さて、授業に戻りましょう。

自分の量(比べる量)が、もとにする量の何倍にあたるか?
それを表した数を「割合」といいます。

写真の内容は・・・。
「もとにする量×割合=自分の量(比べる量)」の勉強です。

割合は、わり算か、かけ算か、迷う場合があります★
アビットでは原則、かけ算onlyで教えていますよ~♪
勉強して慣れてくれば、イキナリわり算にする場合もあるでしょうが。

まず、写真の左の問題です。

「相手は100円もっています。自分は、相手のおカネをもとにすると0.5です。自分のおカネはいくらですか?」

「もとにする量×割合=自分の量(比べる量)」に合わせましょう。
「100×0.5=50」
答えは、50円ですね。

割合では「1」が全体の数を表します。
「100円=1」という全体の中の「0.5」なので、「100円」の半分ですよね。
割合は「1」「0.5」、実際の数字が「100円」「50円」です。

次に、写真の右の問題です。

「自分は150円もっています。これは相手をもとにすると1.5にあたります。相手はいくらもっていますか?」

「もとにする量×割合=自分の量(比べる量)」に合わせましょう。
「□×1.5=150」→「□=150÷1.5」→「□=100」
答えは、100円ですね。

この場合、割合の「1」は、もとにした“相手のわからない数”です。
その「1」よりも、自分は「1.5」として、0.5だけはみ出しています。
割合は「1」「1.5」、実際の数字が「150円」「100円」です。

わからない数に「□(四角)」を使えば、すべてかけ算で式が作れますよ~♪
こちらのほうが、おそらくわかりやすのでオススメです。
式は、ひとつだけ、かけ算です!

写真のような線分図が描けると、本当に理解したことになるでしょう。
アビットでは、線分図も描いてもらいながら勉強しています。
すぐにできるところではないので、じっくり勉強していきましょうね☆

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「ガリレオ」から学ぶ(3)

2007-10-23 | TVドラマから学ぶ

「ガリレオ」の初回視聴率は、24.7%でした。
秋クールの連続ドラマでは、おそらくNO.1ですね♪

その初回に、湯川(福山雅治)がよいこと言っていましたな~。

失敗してからの行動こそが重要
成功するまであきらめないこと
成功をイメージして行動すること

まとめると、こんな感じですね。

まず「失敗してからの行動こそが重要」について。

失敗してそのままだと、進歩も向上もありませんからね。
次は、どう工夫するか、どう時間を使うか、どう努力するか・・・。
まとめて言うと、次にどう行動するかが重要ですよね。

次に「成功するまであきらめないこと」について。

失敗して、そこであきらめたら、永遠に成功しないですからね。
あきらめの悪い犯人、金森(唐沢寿明)は・・・。
「失敗を検証し、挑戦を繰り返す」と行動していました。

そこの部分だけは、見習うべきところだと思います。

最後に「成功をイメージして行動すること」について。

人間の脳というのは、おもしろいものです。
「ああ~、やっぱオレ(私)ってダメだ~」と思いながら行動すると・・・。
やはり、失敗することが多いようです。

逆に「オレ(私)は、ぜったいうまくいく!」と思いながら行動すると・・・。
やはり、うまくいくように、考えるし、努力するし、工夫すると。
だから、成功する可能性が上がります☆

犯人は、何度失敗しても挑戦して、ついに成功させました。
モチロン今回は、成功したら犯罪になってしまいますが・・・。
「あきらめの悪い」ことは、時として才能のひとつですよね。

この事件の検証をした湯川も同じでしたよね。
山中の実験場で、42回失敗しています。
でも、失敗を検証して、あきらめず、ついに成功させました。

そもそも、難しいからといって途中であきらめていたら・・・。
“天才物理学者”湯川先生は、生まれていません。
自分よりも高いものに挑戦し続けて、“天才”が生まれたのでしょう。

マクドナルド創業者の、レイ・クロックを知っていますか?
著書に『成功はゴミ箱の中に』(プレジデント社)があります。
その中でこんなことを言っていますね。

「信念と継続だけが全能である」と。

どうにもならなかったら、ガラリとやり方を替えるのもひとつの手ですね。
でも、もしあなたに「成功のイメージ」「信念」があったら・・・。
そのやり方を「継続」することが、なにより重要だと思います☆

モチロン、私もそれを信じて日々動いている感じです。
よいものを取り入れることや、微調整は必要ですけどね。
でも、まだまだ行動が足りないようです~★(←エラそうなこと言えない)

そんなわけで、秋クール連続ドラマイチオシは「ガリレオ」です。
初回は、学べることもたくさんありましたよね♪
湯川先生の、今後の活躍に期待しています☆

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「ガリレオ」から学ぶ(2)

2007-10-22 | TVドラマから学ぶ

071015、「ガリレオ」の第1話、予想以上の面白さでしたね。

殺人事件を扱うので、辛気臭くなるかと思えば・・・。
湯川(福山雅治)と内海(柴咲コウ)のやり取が軽快でしたね♪
深刻になりがちなドラマを、和ませてくれました。

さて、犯行の検証は、“天才物理学者”湯川でも失敗の連続でした。
連続42回失敗です。
でも、43回目・・・ついに成功しました!

湯川の仮説どおり、マネキンの頭が燃え上がりました。

ここで、湯川の行動を考えてみてくださいね。
“天才物理学者”湯川でも、連続42回の失敗です。
成功するには、必ずと言っていいほど、失敗はついてくるものです。

勉強も同じですよ。
初めて習ったところなどは、すぐに自分で解けるわけではありません。
失敗して、考えて、さらに繰り返しの練習が必要なのです。

最近、アビットで勉強した、算数の内容では・・・。
小5、小6とも「割合」に苦労しましたよね★
難しいことに挑戦すればするほど、失敗するものだと学んでください。

湯川は、犯人について以下のように言いました。

---------------------------------------------------------------------
犯人は試行錯誤し、失敗を検証し、挑戦を繰り返した。
犯人の頭の中には、成功のイメージがある。
レーザーの光が、人間に命中し、その身体が燃え上がる姿が。

犯人は、3ヶ月以上前からレーザー照射を始めた。
そして、僕と同じように何度も失敗して、ついに成功した。
---------------------------------------------------------------------

上の言葉に、大切なことがいくつも入っていますよね。

失敗してからの行動こそが重要
成功するまであきらめないこと
成功をイメージして行動すること

サスガ湯川先生、よいこと言いますな~☆

この3つの詳しい分析は、次回ラストへ・・・。

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「ガリレオ」から学ぶ(1)

2007-10-20 | TVドラマから学ぶ

071015、テレビドラマ「ガリレオ」の第1話を見ましたか?

ドラマ「HERO」などの雰囲気がある、格調の高さでしたね。
主役は、帝都大学理工学部物理学科の準教授、湯川学(福山雅治)です。
“天才物理学者”湯川が、怪事件に挑むドラマのようです。

フジテレビ、今回の「月9」は、相当力が入っているような予感・・・。

ドラマの公式HPは↓をクリック。
http://www.fujitv.co.jp/galileo/index2.html

もし、福山雅治が大学の先生だったら・・・。
女子大生に200%モテますよね~。
湯川は、カッコよさにスキがない感じです(←物理マニアだけど)。

今回の事件は、レーザー光線による殺人事件でした。
まず、赤い無害のヘリウムレーザーで、経路を調整します。
その後、可燃性のある、目に見えない炭酸ガスレーザーで殺傷します。

被害者は、突然頭が燃え上がりました。
炭酸ガスレーザーが頭部に当たったからですが、まるで超常現象★
ただし、炭酸ガスレーザーを思うとおり飛ばすのは難しいようです。

事件現場は、4ヶ所ほど鏡が設置されていました。
レーザーを、鏡で反射させながら方向を変え、標的を狙います。
「ガンダム」に出てくる兵器を思い出しますな~(←そうか?)。

自分も、この一連の行為ができるのか、できないのか?
湯川は、実験をして検証しようとします。
山の中の実験場に、広大な実験装置を作りました(←費用がスゴそう)。

このへんは、物理学者っぽい気が・・・。
湯川は、難事件ほど検証することに気合が入るようです。
アタマのよい人って、難しい問題がスキですよね。

徹夜で行っている検証の実験は、うまくいかないようです。
湯川の「ミラーを0.02度かたむけて!」の声が飛びます。
そこに、この事件の担当刑事、内海薫(柴咲コウ)が駆けつけました。

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湯川:また失敗・・・。

内海:今の、何回目?

湯川:42回目・・・。

内海:よんじゅう・・・! もういいですって湯川先生! 被害者の頭が燃えたのは偶然だったんですよ!

湯川:(無視して)もう1回!
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さて、“天才物理学者”の湯川も、失敗の連続のようですね★

安定しない炭酸ガスレーザーで、マネキンの頭を燃やすという実験。
しかも、鏡4つに反射させながら、対象を狙うと。
こんな難しい実験は、成功するのでしょうか?

それは次回へ続く・・・。

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