写真は、150629、中2理社、定期テスト対策講座です。
埼玉県白岡市・篠津中の第1回定期テストが迫りましたね。
150702&150703の2日間です。
2週間前から、テスト範囲に戻って勉強しています。
理社は、指導日数を増やして勉強していますよ。
問題「9.0gのマグネシウムを加熱したら、13.0gになった。まだ反応していないマグネシウムの質量は何gか」
マグネシウムと酸素が化合する割合は、出ていません。
自分で覚えておく必要がありますね。
「マグ:酸素=3:2」です。
ということは、「マグ:酸化マグネシウム=3:5」となります。
まず、マグが目一杯酸素と化合したら、何gになるか?
→ 3:5=9.0:x
3x=45
x=15
答えは、「15.0g」なのですが・・・。
ここから考えようとすると、間違える気がします★
マグが目一杯酸素と化合する数字は、それほど必要ないかと。
それでは、わかりやすい解き方をやってみましょう。
まず、13.0gのうち、化合した酸素は何gか?
→ 13.0-9.0=4.0(g)
「マグ:酸素=3:2」より、反応したマグは何gか?
→ 3:2=x:4
2x=12
x=6
ラスト、反応していないマグは何gか?
→ 9.0-6.0=3.0(g)
答えは、「3.0g」となります。
↑確認してみてくださいね。
この問題は、定期テスト過去問の中では最も難しい計算問題です。
だから、半分以上の子どもはできない可能性があります。
できないときの子どもは、こんなことを言うわけです。
「こんなの学校の授業でやってない、習ってない」
自分ができないことを・・・。
何かのせいにして、安心しようとするパターンです★
学校の授業について考えられることは、2つあります。
1つは、学校の授業を聞いていない、学校の授業を忘れている場合。
この場合、学校の授業ではやっている、習っているとなりますね。
子どもの言っていることは、間違っています。
学校の授業に対する、子どもの意欲のなさが見えてきてしまいます★
もう1つは、本当に学校の授業で紹介されていない場合。
この場合、学校の授業ではやっていない、習っていないとなります。
子どもの言っていることは、間違ってはいません。
ただし、「だったら仕方がないよね」とは言いませんよ。
学校の授業で扱わなくても、学校のワークに出ている可能性が高いです。
学校の定期テスト、特に理社は・・・。
学校のワークからの出題がほとんどですから。
学校側の論理としては、「あとは、ワークを勉強しておきなさい」。
テスト範囲表にも、テスト範囲のワークのページが書いてあります。
学校のワークを勉強していない生徒が、問題アリとなります★
学校のワークは、テストの日までに学校に提出することになっています。
やることはわかっているので、あとはやるか、やらないか。
頭が良い悪いでなく、マジメさのようなものが必要です。
そもそも、何でも学校の授業でやってくれると思うのが間違いです。
紹介されるのは、基本的な知識や考え方で終わっている場合もあります。
あとは、どれだけ自分が行動できるかが勝負です。
同じ先生に教わっていても、できる子どももいます。
それは「学校の先生が~」と言わずに・・・。
自分でしっかり勉強して、覚えて、理解して、納得している子どもです。
もちろん、子どもによっては塾の対策指導で教わるなどが必要です。
普段から、塾で理社の通常指導を取ったほうがいいかもしれません。
でも、定期テストだけでいえば、学校のワークを・・・。
自分でしっかり勉強して、覚えて、理解して、納得すること。
自分の行動こそが、最も重要な勉強となるでしょう☆
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