◆◇◆『東大ドクターが教える、やる気と集中力の高め方』森田敏宏(もりた・としひろ)著(クロスメディア・パブリッシング)より◆◇◆
仕事も勉強もはかどる!
はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。
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②完璧を期してはいけない
本書では「ストレス」が1つのキーワードとなっています。
なぜなら、やる気とストレスというのは密接な関係にあるからです。
ストレスこそが、やる気を阻害する主要な原因と言っても過言ではありません。
特に仕事で陥りやすいのは、完璧主義です。
完璧主義はかなりのストレスを生み、やる気をそいでしまう大きな要因です。
「細かいところまでキッチリさせないと気が済まない」「間違いがあると上司や先生に怒られる」など、理由はさまざまあると思いますが、これがよくないのです。
また、完璧主義は単に仕事に時間がかかるだけではありません。
他人の欠点に目がいきやすくなります。
「自分はこうしているのに、この人は違うことをしている」というように、他人が自分と違うことをしていると気になって仕方がないのです。
そうではなく、実は「いい加減」にやったほうがいいのです。
「いい加減」というのは、決して手を抜くということではありません。
程よい加減でやれということです。
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「作業興奮」を知っていますか?
やる気がなくても作業を開始すると・・・。
脳の側座核(そくざかく)という部分が興奮します。
そして、やる気が出てくることです。
ドイツの 医学者、精神科医、エミール・クレペリンによって名づけられました。
私の場合も、「作業興奮」は頻繁にありますね。
たとえば、この『ブログ・アビット』もそうです。
パソコンで打ち始めるまで、けっこう時間がかかる場合があります★
それはなぜでしょうか?
● 時間がかかり大変だという気持ち
● よいことを書かなければというプレッシャー
● まずは、今日の授業準備をしなければという優先順位
・・・イロイロありますよね★
でもブログ記事の打ち込みを始めれば・・・。
そこからは、ある程度速い感じです♪
文章を書くのがスキなこともあると思います。
自分の考え、新聞記事、インターネットで検索したこと・・・。
これらをミックスして、記事を書くことが多いですね。
勉強でも、やるまでに時間がかかる。
もしくは、取り組めないことがあるでしょう。
でも、やることは決まっているはずですよね。
どんなきっかけでもいいので、とにかく始めることです。
「完璧に準備をしてから」「完璧に気分が乗ってから」では・・・。
いつまでたっても、取り組めないかもしれませんよ★
とにかく始めることです。
そうすれば、「これ、切りのいいところまでやっちゃおう」と・・・。
「作業興奮」が続くかもしれませんね☆
「最初の一歩を踏み出しなさい。階段全体を見る必要はない。ただ、最初の一段を上りなさい」
(マーティン・ルーサー・キング・ジュニア Martin Luther King, Jr. アメリカ合衆国の牧師)
・・・次回へ続く。
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