ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』レポ(10)

2016-07-30 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』池田潤〔いけだ・じゅん〕著(サンマーク出版)より◆◇◆

多くの人が勉強したフリをしているだけで、実は全く勉強をしていない!

はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。

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すぐに結果が出るという淡い幻想を捨てる

勉強を持続することができない人の特徴がある。
そのひとつは、「すぐに結果を求める」ということだ。

1週間勉強して、結果がでなければ・・・。
それに失望して、勉強する気をなくしてしまう。

勉強したって、意味がない。
自分にはできない。
ネガティブな感情が芽生えてしまう。

そうならないためには、どうすればいいか?
最初から期待しなければいい。

最初からすぐに結果がでるなんて思わないことだ。
淡い幻想は手放そう。

最初は結果を手にするよりも・・・。
勉強を継続できること自体に喜びを求めることだ。
持続さえしていれば、じわじわと自分の力になっていく。

目に見える結果が出なくても・・・。
目に見えない力が、自分の中に蓄積されていっていると信じること。
それができるようになれば、持続すること自体を楽しめるようになる。
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塾に通うと、すぐに結果が出るのでしょうか?
最後の最後は、子ども次第ですが・・・。
私は、すぐに結果が出ないことのほうが多い気がします。

ひとつの塾に長く通う子どもは・・・。
基本的に学力が落ちていないか、伸びていると考えられます。

学校では、常に勉強内容が進んでいきます。
新しい内容が次々に出てきます。

だから、何もしなければ新しい内容はわかりません。
学力は落ちていくことになります。
現状維持の場合は、勉強の進行に付いて行けていると考えられるでしょう。

問題は、子どもの学力からすると・・・。
保護者の方の期待が大き過ぎる場合です。

塾に通っている場合は、期待したほど伸びていないと考えられてしまいます。
すると、原因を子ども以外と考えます。
つまり、塾が悪いということになります。

この場合、残念ながら半年くらいで塾を渡り歩くこともあります★

でも、それは逆効果だと思います。
子どもも塾の先生も、慣れることが必要だからです。
それは、勉強のやり方、勉強の質や量、先生は子どもに、子どもは先生に。

私は、最低1年以上は必要だと思っています。

2014年10月時点でも・・・。
「2年間続けてみて、やっとできるようになってきたなあ」
・・・そんな子どももいます。

私は、短期間で塾を渡り歩いている保護者の方からの問い合わせには・・・。
「今お世話になっているところに、お願いしたほうがいいですよ」
そう言うことが多いです。

結果が出るのは、本人が多くの努力をしたあとですね☆

「この世の中は、ある程度【行動の貯金】をしないと結果が出ないものだと私は思っています。きっと神様が本気度を試しているのかもしれません。行動しているのに結果が出ない…。そう思ったとき私は、『まだ行動の貯金が貯まっていない』と思うようにしています」
 (木戸一敏〔きど・かずとし〕 経営コンサルタント 研修・セミナー講師 モエル株式会社 代表取締役)

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勉強の結果は「机に向かう前」に決まる
池田 潤
サンマーク出版

 

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『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』レポ(9)

2016-07-29 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』池田潤〔いけだ・じゅん〕著(サンマーク出版)より◆◇◆

多くの人が勉強したフリをしているだけで、実は全く勉強をしていない!

はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。

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「できる」「分かる」が好きを育てる

人間の脳は、理解できないものを拒否する。
理解できないものは、頭に入ってこない、面白いと感じない。

勉強が嫌いな人は、勉強が「できない」「わからない」人だ。
できない、わからないので、勉強が嫌いになってしまった。

「できない」「わからない」ことが続くと・・・。
自分にはできないと思い込み、やる気をなくしてしまう。

これ以上、自分はできない人間だと思いたくない。
理解できないことを、無理やりやらされるのは嫌だと思う。

勉強が嫌いだからといって、その人がダメなわけではない。
ただ単純に、脳が「できない」「わからない」ことを拒否しただけ。

大事なのは、「できる」「わかる」という感覚を養うことだ。
そうすれば、勉強を楽しく感じてきて、好きになっていくだろう。
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勉強のやる気や勉強が好きというのは、「できる」から生まれます。
できないものは、やる気が出ないし、好きになれません。

だから、周囲の大人は・・・。
子どもの勉強を「できる」ようにしてあげることです。

まずは、少人数の授業などで「わかる」状態にします。
少ない人数に対話をしながら「わかる」状態にすること。
これは、基本的には、それほど難しくはありません。

次に、子どもに「できる」状態にしてもらいます。
これは、子どもが行動しない限り身に付くものではありません。
家庭学習などで、子ども本人が身に付けることが必要でしょう。

その後は、実際に「できる」という体験をさせること。
これは、勉強した部分だけの確認テストが有効でしょう。

これができれば・・・。
「ああ、やればできるもんだな」という体験を与えることができます。
そこから、勉強の「やる気」は出ます。

この流れがうまくいっている子どもは・・・。
北辰テスト(模擬テスト)や中学・高校入試につなげていくことができます。

応用・発展問題は・・・。
「できる」ことを組み合わせて解いていくことになりますからね。

北辰テストや入試の過去問を勉強すれば・・・。
「できる」ことを「(自由自在に)使える」という段階までいきます。

最初の「わかる」が難しいなら・・・。
授業を聞くことはやめて、1対1の家庭教師などに頼む。

次の家庭学習が難しいなら・・・。
保護者の方がつきそう、自習室や図書館に行く。

最後の確認テストが難しいなら・・・。
目の前の先生に教えてもらう、勉強し直す。

いくらでも打つ手はありますよ。

まずはアビット新白岡校で毎週1回・・・。
「できる」までの勉強をしていきましょう☆

「英雄とは、自分のできることをした人である。ところが、凡人はそのできることをしないで、できもしないことを望んでばかりいる」
 (ロマン・ロラン Romain Rolland フランスの作家)

・・・次回ラスト。

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勉強の結果は「机に向かう前」に決まる
池田 潤
サンマーク出版

 

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『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』レポ(8)

2016-07-28 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』池田潤〔いけだ・じゅん〕著(サンマーク出版)より◆◇◆

多くの人が勉強したフリをしているだけで、実は全く勉強をしていない!

はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。

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不満や愚痴のない「やる気満々の自分」になる

● 自分でコントロールできること
● 自分でコントロールできないこと

・・・これを分ける。

自分でコントロールできるのは、たったひとつだけ。
それ以外は、コントロールすることは一切できない。

人が悩むのは、できないものを無理やりコントロールしようとするから。
不可能なことをやろうとしている。

そして、できないので不満や愚痴が生まれる。

自分でコントロールできるのは、自分自身だけだ。

誰かをコントロールして、自分を好きにさせることはできない。
できるのは、自分自身が魅力的な人間に「なる」こと。

相手をコントロールしようとするから・・・。
イライラする、理不尽な思いを抱えることになる。

起きてしまった出来事に、一喜一憂して・・・。
勉強のやる気をなくすのか。

自分をコントロールして、起きてしまった出来事に対処して・・・。
勉強の時間を確保するのか。

すべて、自分次第だ。
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教室で、不満を口にしている子どもがいますね。
どうやら親がどうとか・・・。

私が言うことは、以下のようなことです。

「だったら、親が納得するくらいの成績を取って、好きなことをやればいい」

今度は別の子どもが言います。
どうやら部員がどうとか・・・。

私が言うことは、以下のようなことです。

「まず自分が率先して部のために働くこと。それを見た部員は、『あの子が、あれだけ頑張っているなら』と動くかもしれない」

さらに別の子どもが言います。
どうやら、悪口を言われるとか・・・。

私が言うことは、以下のようなことです。

「その人は、現状に不満がある。もしくは自分に自信がない。頑張っている人の欠点をわざわざ見つけて、自分のほうが上にいるような錯覚を味わっているだけ。自分が充実していたら、人の悪口は言わない。だから、まったく相手にしない、近づかない、気にしなくていい」

どの場合も、相手はコントロールできませんが・・・。
自分の感情や行動はコントロールできるところです。

私の場合も同じです。

もし、勉強しない子どもがいれば・・・。
やり方、仕組み、私の言い方・対応を工夫する必要があるかもしれません。
その結果として、子どもが勉強するようになればいいわけです。

イライラして怒鳴っても、お互いに気分が悪くなります★
また、そんな先生のいる教室には通いたくなくなるでしょう。

私の対応は・・・。

● やることが終わるまで延長して勉強してもらう
● 来週はやることが多くなるけどいいのかと聞く
● 子どもの学力などをみて内容を減らす

・・・そのようにしています。

長く塾に通っていれば、勉強以外のことに意識が向いているときもあります。
そんなときは子どもの様子を見て、一時、勉強の進度、量を調節します。
大事なことは、ゼロにしないこと、ゆっくりでも歩みを止めないことです。

こんな感じで、私のやり方、対応をコントロールしていきます☆

「良いことを考えれば、良いことが起きます。悪いことを考えれば、悪いことが起きます。あなたは、一日中考えるとおりになります」
 (ジョセフ・マーフィー Joseph Murphy イギリスの自己啓発作家・牧師)

・・・次回へ続く。

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勉強の結果は「机に向かう前」に決まる
池田 潤
サンマーク出版

 

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『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』レポ(7)

2016-07-27 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』池田潤〔いけだ・じゅん〕著(サンマーク出版)より◆◇◆

多くの人が勉強したフリをしているだけで、実は全く勉強をしていない!

はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。

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⑦「学びフィルター」で考え方は大きく変わる

「学びフィルター」とは何か?
「そこから何が学べるか?」と考えることだ。
もしくは「この出来事を通じて得られたことは何?」ということ。

そう考えると、出来事の良い面に目がいくようになる。

多くの人は、失ったもののほうに目を向ける。
出来事の悪い面ばかりを見てしまう。

行動は、感情から生まれる。
ネガティブな感情を持ってしまうと、行動がストップしてしまう。

だから、前向きなフィルターに変えることが重要だ。
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私が、アビット新白岡校で仕事を始めるとき・・・。
お世話になっているHさんに言われたことがあります。

「遊びに行ってもかまわないが、そこから仕事に結びつくことが得られるといい」

つまり、どこにでも「学び」があるはずなので・・・。
それを仕事に活かしなさいということです。

簡単に言うと「君は、ただ遊んでいるだけじゃダメだぞ」とも取れますね★

私は以前から、わりと趣味がありました。
「学び」を意識すると・・・。
私の趣味の中からも、色々な「気付き」がありましたね。

プロレス・格闘技では、相手があってこその自分だということ。
ハンバーガー店からは、新しいアイディアの限定バーガーを生み出す力のこと。
カラオケでは、「やる気が出る」歌詞がたくさんあること。
テレビドラマでは、「やる気が出る」セリフや物語が意識されていること。
読書からは、人間の心理のこと、広告・宣伝のこと。

仕事以外の部分でも、感動したり、役に立ったり、やる気が出たり。
そんな、得られることは多くありましたね♪

私は、「勉強、勉強!」しか言わない先生、勉強しか知らない先生は・・・。
退屈で楽しくないと思っています。

仕事の中身のレベルアップと、仕事以外での「学び」。
これを組み合わせて、保護者の方や子どものお役に立ちたいと思います☆

「異なる知識や経験を組み合わせることで、思考の幅が広がり、仮説の精度が上がる。新しいコンセプトは、それまでの知識や経験の延長にしか生まれません。ただ、インプットしたモノを組み合わせて止揚しないと、イノベーションは生まれないと思います」
 (窪田良〔くぼた・りょう〕 アキュセラ・インク 会長・社長兼CEO 医師・医学博士)

・・・次回へ続く。

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勉強の結果は「机に向かう前」に決まる
池田 潤
サンマーク出版
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『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』レポ(6)

2016-07-26 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』池田潤〔いけだ・じゅん〕著(サンマーク出版)より◆◇◆

多くの人が勉強したフリをしているだけで、実は全く勉強をしていない!

はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。

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筋トレをすることで長期間のやる気を持続できる

勉強するときでも、ある程度、筋肉を使っている。
同じ姿勢を保つためだけでも、筋肉は使うものだ。

だから、あまりにも筋肉が貧弱ならば・・・。
長時間の勉強に耐えることができない。

私も、サッカーをやっていた頃より・・・。
勉強や仕事に集中できる時間が減ったことがある。
本来は、サッカーをやめると増えるはずの時間が減った。

そのとき、筋肉トレーニングを始めた。
筋トレの直後は疲れるが、少し時間が経つと体調がよくなった。

体に元気がみなぎり、何となくキビキビと動くようになった。
姿勢も自然によくなった。

筋トレを続けることで、筋肉がついてくると・・・。
仕事や勉強にも、長時間向かえるようになった。
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運動嫌いを公言している子どもがいます。
アビット新白岡校の授業でも、集団指導が終わると・・・。
「疲れた~」などと言っていることもありますね。

いやいや、子どもは座っているだけで・・・。
授業をして疲れたのは私なのですが★

1時間弱の授業を座って聞いて疲れたということ。
これは、気持ちの問題だと思っていました。
勉強に気持ちが向かっていないなどですね。

でも、上の文章を読むと違う理由もありそうです。
筋力のない子どもは・・・。
短時間の間、同じ姿勢を保つのも疲れるかもしれないということです。

141013の新聞記事に、「子どもの体力 30年前ピーク」がありました。

ある校長先生の言葉です。
少し見てみましょう。

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無理をしてでも頑張る、という風潮は10年くらい前まで。

「本人が気持ちよく運動できるようにしてほしい」という保護者の声は強く、学校現場もそうした方向で指導する流れになっている。
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新聞記事は以上です。

自分にとって少しキツイことをすることで、筋力がつきます。
自分にとってラクなことをしているだけでは、筋肉はつきませんよね。

伸びていくことを考えると・・・。
勉強も仕事も、そして筋肉も同じことだというのがわかります。
「気持ちよく」を少し超えていくことも必要かもしれませんね☆

「リスクをとらずしてイノベーションなど起こせない。それに、居心地の良い環境をあえて飛び出したほうが成長できるんです。筋トレと一緒で成長のための努力には痛みが伴う。でもそれは確かな筋力となり、さらに前へ進める」
 (窪田良〔くぼた・りょう〕 アキュセラ・インク 会長・社長兼CEO 医師・医学博士)

・・・次回へ続く。

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勉強の結果は「机に向かう前」に決まる
池田 潤
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『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』レポ(5)

2016-07-25 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』池田潤〔いけだ・じゅん〕著(サンマーク出版)より◆◇◆

多くの人が勉強したフリをしているだけで、実は全く勉強をしていない!

はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。

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人間は満たされた環境ではモチベーションが保てない

人間は、根本的に「変わりたくない」と思っている。

現在の状況が最高のものでなくても・・・。
変わるための行動は起こしにくい。

毎日学校で友だちに会える。
スマホがある。
ゲームもある。

このままでも楽しいのに、頑張る必要はないと考えてしまう。

人間は、「変わる必要性」を感じられなければ・・・。
変わるための行動は起こしにくい。

潜在意識での「変わりたくない」。
現在の環境からの「変わりたくない」。

社会が豊かだということは、変わるための行動は起こしにくい。
そこには、ある程度満足できる毎日があるわけなので。

そんな環境の中では、モチベーションを保つことは難しい。
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勉強ができている子どもは、好きなことをすればいいと思います。
それが最大のご褒美かもしれませんよね。
できているので、自己コントロール力がある子どもなのでしょう。

テレビ、パソコン、スマホ、マンガ、ゲーム、部活・・・など。
それらに意識を取られ過ぎないで・・・。
勉強もしている子どもなのだと思います。

勉強ができていない子どもの場合です。
自己コントロール力がない子どもが多いですよね★

勉強以外のことに意識を取られ過ぎて・・・。
今が楽しいから終わりという感じです。

もし学力を上げたいのなら、保護者の方の出番です。
2つほど、やり方を紹介します。

基本的に、保護者の方の出番になるのは・・・。
中学校の定期テストで、目標の学年順位に行かない場合などです。

1つ目は、「次回の定期テストで目標の学年順位に行くまで、○○禁止」

たとえば、ゲームを禁止されるのは嫌だと・・・。
勉強の成果が上がることがありますね。

子どもとよく話し合って・・・。
実力の少し上の目標を設定するといいでしょう。

2つ目は、完全に禁止しないやり方です。

その代り「ゲームは1日1時間」など・・・。
保護者の方がしっかりと管理します。

そうすると、子どもは・・・。

「少ない時間だけどゲームはできるし、なんとか不満はない。これ以上減らされないように勉強もやっておこう」

・・・そうなるかもしれません。

好きなことがゼロにならないので・・・。
子どもは安心して勉強にも向かうかもしれませんね。

子どもが楽なほうに「無制限」にならないように。
いずれにしろ、保護者の方の協力、対応が重要になってきます☆

「子どもを駄目にするのは簡単だ。欲しがるものを際限なく与えればよい」
 (ジャン=ジャック・ルソー Jean-Jacques Rousseau フランスの思想家)

・・・次回へ続く。

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勉強の結果は「机に向かう前」に決まる
池田 潤
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『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』レポ(4)

2016-07-24 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』池田潤〔いけだ・じゅん〕著(サンマーク出版)より◆◇◆

多くの人が勉強したフリをしているだけで、実は全く勉強をしていない!

はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。

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真っ先に勉強予定をスケジュール帳に書き込め!

多くの人は、スケジュールに、まず「緊急のこと」を入れる。
それは、仕事や学校などの、絶対に外せないことでもある。

そのあとは、その人の価値観が出る。
友だちとの遊びの予定を入れる人、自分の趣味を入れる人。

そして、そのあとの余った時間に勉強する時間を確保しようとする。
勉強の優先順位は低く、余った時間でこなそうと考える。
これが、勉強時間の増えない最大の理由だ。

さらに、違う予定が入ったら、その余った時間に入れてしまう。

勉強する時間がないという人は、よくいるが・・・。
それは、事実ではない。
勉強する時間はあるのだが、勉強を優先していないだけだ。
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勉強のできる子どもは・・・。
家庭学習(宿題)を、しっかりやるという特徴があります。
勉強ができるようになりたいのなら、家でも勉強することです。

学校へ毎日行くのは、誰でも同じです。
他人との差はつきません。

学年が上がれば・・・。
塾へ週2回行くのも、ほとんど誰でも同じになってきます。
他人との差はつきません。

学年順位を上げたい、模試の偏差値を上げたい、志望校に合格したい。
そんなときは、家でどのくらい勉強するのかがカギとなります。

勉強のできない子どもは・・・。
何曜日の何時には家庭学習(宿題)をする日と決めてしまいましょう。
土日など、時間に余裕がある日でもかまいません。

平日の夜なら、ついついテレビをon timeで見てしまうこともあるでしょう。
どうしても見たいテレビが“ない”曜日はいつでしょうか。
その曜日は、家庭学習をする日だと決めてしまいましょう。

私も子どもに聞くことがありますね。
「見たいテレビが“ない”のは、何曜日の何時から?」
その時間に、勉強予定を「書き込み」ましょう。

この習慣は、小学校高学年までについていると理想ですね。
「勉強“しない”習慣」が長ければ長いほど・・・。
勉強に向かうための力は弱くなりそうです。

「余った時間」で勉強している子どもが・・・。
思うように学力を伸ばせるとは思えません★

自分の学力に目標があるのなら・・・。
家で勉強に使う時間は、優先的に取っておきましょう☆

「何をするにも時間は見つけるものではない。作るものだ」
 (チャールズ・バクストン Charles Buxton イギリスの政治家、作家)

・・・次回へ続く。

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池田 潤
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『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』レポ(3)

2016-07-23 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』池田潤〔いけだ・じゅん〕著(サンマーク出版)より◆◇◆

多くの人が勉強したフリをしているだけで、実は全く勉強をしていない!

はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。

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「なぜ思考」であらゆる問題に対応できるようになる

問題を考えるたびに、「なぜ?」と考えること。

答えを間違えたが「なせ?」。
AでなくBが答えだったが「なぜ?」。
答えを書けなかったが「なぜ?」。

勉強で結果が出ない人は、「なぜ?」を考えない。
ただ答えを見て、暗記しようとする。
それでは、応用の利かない知識にしかならない。

「なぜそうなるのか?」が、わかっていると・・・。
少しくらい形式が違う問題が出ても、対応することができる。

要領がよい人、かけた分の時間をリターンできる人・・・。
これは、原理原則がわかっている人といえる。

原理原則がわかっているので・・・。
どういう形で問題が出題されても、対応することができる。
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国語の長文読解問題ができるようになる勉強のやり方があります。
それは、「なぜ?」を言えるようにすることです。
このやり方が使えるのは、主に記号選択問題です。

自分で国語の長文読解問題を勉強する場合です。
記号選択問題を間違えたら、どのように直しているでしょうか?
答えに解説があり、それを読んで直しているなら、まだいいほうです。

勉強のできない子どもほど・・・。
「『3』で間違えた~。答えは『2』か」
・・・と、記号だけを直して終わっています★

何もやらないよりはいいのですが・・・。
ほとんど頭を使っていないことがわかります。

ここで「なぜ?」を考えてください。

記号選択問題なら、本文のどこかに根拠が書いてあります。
その根拠の部分に、ラインを引いてみてください。

「ああ~、ここに書いてあった。だから『2』が正解なのか」
そうすれば納得できます。

このようなやり方で、少しずつ長文読解問題ができてくるはずです。
記号選択問題には、必ず根拠があります。

本来は、最初に解答するときから・・・。
本文の根拠にラインを引いておくといいでしょう。

ところで、記号選択問題を間違えるパターンは、2つあります。

1つ目は「思い込み型」です。

間違えると、「だって、そう思ったから」と言う感じです。
自分の主観や思い込みは、捨てたほうがいいです。
あくまで本文に書いていることを素直に選びましょう。

2つ目は「飛び付き型」です。

選択肢に本文で使われている言葉があると、すぐに飛び付いてしまいます。
でもその選択肢には、本文の内容とは逆のことが書かれている場合があります。
本文も問題の選択肢も、よく読むことが必要です。

「海しか見えないから陸がないと思うものは、何も発見できない」
 (フランシス・ベーコン Francis Bacon イギリスの哲学者、神学者、法学者)

・・・次回へ続く。

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池田 潤
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『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』レポ(2)

2016-07-22 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』池田潤〔いけだ・じゅん〕著(サンマーク出版)より◆◇◆

多くの人が勉強したフリをしているだけで、実は全く勉強をしていない!

はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。

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「車の免許」方式の勉強になっていないか?

勉強は、「何ができるようになったのか」が全てだ。

どの問題集を勉強したとか、1日何問解いたとか・・・。
それは全く関係ない。

できることを増やすために、時間をかける、量をこなすというだけ。
それは、目的を達成させるための手段だ。

「数学の問題を1日10問解く」と決めるのはいいが・・・。
それだけの意識で向かっていても、何も身につかないことがある。

それは、手段を目的にしてしまっているから。

大事なのは、形だけの勉強をやめて、本当の力を身につけること。
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私が以前、勤務していた塾での話です。
勉強ができない子どもの保護者の方が言いました。
「いくらワークをやっても、できるようにならない」

なぜワークをやっているのに、できるようにならないのでしょうか?

理由はいくつかあると思いますが、大きな理由がひとつあります。
それは、ワークをやることが目的になっているからです。
目的は、ワークをやることではなく、学力を伸ばすことですよね。

ワークを勉強するのは、手段に過ぎません。
ワークの勉強を、どのようにやっているのでしょうか。
おそらく、なんとなく答えて、なんとなく答え直しをして終わりでしょう。

内容を覚えたり、理解したり、使えるようにしたり・・・。
その段階まで行っていないと思います。
とにかく、やって終わりという感じでしょう。

勉強のやる気のない子ども、できない子どもは・・・。
このようになりがちです★

それを防ぐには、どうすればいいのでしょうか?

それは、アビット新白岡校でやっていることを思い出してくれればいいのです。
そう、勉強した内容の確認テストをやることですね。

それがない限りは、やったとは言うけれど・・・。
本当に「できる」のか、わかりませんから。

そんな仕組みがない場合は、どうするか。
それは、保護者の方が勉強した部分のワークを見て・・・。
子どもに質問してあげればいいのです。

たとえば社会なら、「承久の乱のあとに、何ができた?」という感じで。
子どもが、「六波羅探題」と答えられれば、覚えたことになります。
一歩進んで「それって、何を目的にしたもの?」と質問もできますね。

大切なのは、「何ができるようになったのか」です。
多くの子どもは、周囲からの「確認」が必要になってくるでしょう☆

「あなたの考えを変えなさい。そうすれば、あなたの運命を変えることになります」
 (ジョセフ・マーフィー Joseph Murphy イギリスの自己啓発作家・牧師)

・・・次回へ続く。

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勉強の結果は「机に向かう前」に決まる
池田 潤
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『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』レポ(1)

2016-07-21 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』池田潤〔いけだ・じゅん〕著(サンマーク出版)より◆◇◆

多くの人が勉強したフリをしているだけで、実は全く勉強をしていない!

はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
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結果が出ないのをDNAのせいにはするな!

結果が出ないときに考えるのは、結果が出るような方法。

頭が悪いと嘆いて、勉強の結果が出ないのをDNAのせいにしない。
DNAのせいにした瞬間に、人の思考はストップする。

自分の結果が出ないのを、ご先祖様のせいにする。
自分以外の責任にして、自分は悪くないとする。
たしかに、そう考えれば楽だ。

自分が努力しても、DNAの悪さは決まっている。
自分が努力しても意味がない。
自分は努力しなくてもいい。

そう自分に言い聞かせ、自分自身で道を切り拓いていくことをやめる。

しかし本当は、責任は自分にある。
ただ、それだけのことだ。
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大リーグのプロ野球選手、イチロー選手が言っています。

「私に天才的な能力はありません。もしあるとしたら努力する能力が天才的にあったのかもしれません」

これは、自分の力をDNAのせいにしていない言い方だと思います。
先天的に野球の能力があったわけでなく・・・。
努力して後天的に野球の能力を手に入れたということです。

世界的に活躍する人、誰もがたくさんの努力していると思います。

これを聞いた勉強をしない子どもが言っていました。

「イチローには、生まれつき努力する能力があった。だから努力してプロになれた。オレには生まれつき努力する能力がない(だからオレは勉強しない)」

イチローの後天的な努力でさえも・・・。
DNAのせいにしているということですね★
だとすると、すべてがDNAで決まることになります。

塾へ行くのも、部活をするのも・・・。
もしかしたら学校へ行くのも意味がないことかもしれません。
結局はDNAの通りに、なるようにしかならないと。

まあ、半分言葉遊びの冗談で言ったのだと思いますが・・・★

大リーグのプロ野球選手、ダルビッシュ有選手が言っています。

「土日の休みが消え、夏休みが消え、冬休みが消え、友達が遊んでいる時に練習していた。だからこそ今がある」

普通の人からは考えられないほどの練習をして、今の活躍があるのでしょう。
生まれつき野球の才能があったら、そこまで練習しなくてもいいはずです。
やはり、練習という努力によって野球の才能が開花したということだと思います。

今やるべき勉強に、真剣に取り組んでほしいものです☆

「君が失敗したら、それは両親のせいではない。文句を言わずに学べ」
 (ビル・ゲイツ Bill Gates アメリカの実業家、マイクロソフト社の共同創業者・会長)

・・・次回へ続く。

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勉強の結果は「机に向かう前」に決まる
池田 潤
サンマーク出版

 

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