ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

PRIDEの命日から学ぶ(1)

2007-04-14 | 教室長の趣味

070408、さいたまスーパーアリーナ、PRIDEに参戦。
何度、さいアリのPRIDEに足を運んだことか・・・、10回か、15回か・・・。
この日は、10年続いた総合格闘技イベントPRIDEの命日だった。

主催者ドリームステージエンターテインメント(DSE)を含む運営側の隙・・・。
ダムのひび割れは、どんどん大きくなり、ついに崩壊へ。
とうとう、DSEがPRIDEを開催することが困難になった。

フジテレビの放映中止。
他局での放映交渉も難航。
スポンサー離れ。
それに伴う資金不足。
TOP級の選手の、相次ぐPRIDE離脱。
巨大なマイナスイメージ・・・。

今日のリング上には・・・。

桜庭和志(HERO’Sに移籍)
吉田秀彦(HERO’Sに移籍?)
ミルコ・クロコップ(UFCに移籍)
エメリヤーエンコ・ヒョードル(Bodogに移籍?)
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(UFCに移籍?)

誰もいなかった。
PRIDEを創った選手たちが、PRIDEのリングから去っていった。
今日の対戦カードも、ずいぶん寂しいものになっていた。

わずかにヴァンダレイ・シウバだけがリング下から熱闘を観戦していた。
「絶対王者」と言われた“PRIDEの顔”が、会場内にいる。
それだけが救いのような気がしていた。

自分たちがいる限り、これ以上の発展は見込めないと確信したのか・・・。
DSEは、アメリカ資本の総合格闘技団体にPRIDEを売却することを決意した。
そして、DSE社長が、リング上で最後の挨拶をしていた。

「みなさんとリングの中で闘う選手たちと、エネルギーの交換、勇気の交換をさせる場所ができればと、色んなマッチメークをこの10年間でやってきました。ただその中で公言しておいて、1つだけ実現できなかったカードがあります」

突然、さいたまスーパーアリーナに鳴り響いたのは・・・。
桜庭和志の入場曲、「SPEED」のテーマ!
歴史に残る名勝負を、何戦もPRIDEに残した桜庭の入場曲!

ええ!?
ありえない!
こんなことってあっていいの!?

昨年PRIDEを切って、HERO’Sに移籍した選手が・・・。
TBSの格闘技番組、HERO’Sの専属になったはずの選手が・・・。
なんで今ここ、PRIDEのリングに来られるの?

・・・次回ラストに続く。

コメント
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