◆◇◆『やる気のスイッチ!』山崎拓巳(やまざき・たくみ)著(サンクチュアリ出版)より◆◇◆
がんばらずに、やる気を出す方法。
はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。
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④やる気の正体
「がんばる」というと、がむしゃらにやってしまう。
「全力で」というと、力ずくでやってしまう。
大事なのは「気持ちをこめてやる」という心の状態だ。
やる気の正体は「集中」であって「興奮」ではない。
「集中」と「興奮」はよく似ているが、全然違う。
「全身全霊」と「一生懸命」の違いでもある。
「全身全霊のときのみ神意が働く」という言葉があるが、集中していると、自分の力以上の見えない力が働くのだ。
興奮してテンションを上げるのではなく、集中して、「テンション高めの平常心」をキープする。
筆を持った書道家のように、心は静かに澄んだままで。
どんなに忙しいときでも、静寂を感じている人が、結果的に一番仕事が早い。
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「全身全霊」と似た考え方で「執着力を持つ」があります。
『イチロー式集中力』児玉光雄(こだま・みつお)・著(インデックス・コミュニケーションズ)に書いてあることです。
この本は、イチロー選手の考え方をもとにして・・・。
様々な成功法則が書いてありますよ♪
「執着力を持つ」の部分を少しみてみましょう。
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世の中に認められる人間というのは、何か一つのことにとりつかれている人間です。
イチロー選手はまさにその一人です。
(中略)自分の中にある「井戸」を深く掘り進めない限り集中力は培(つちか)われませんし、真の意味での評価も得られません。
そうなると結局、自分自身への自信にもつながっていかないのではないでしょうか。
ピンチにあっても集中力を養い、自信をもって世の中に認められる人間になりたければ、まず何か一つ、物事に執着してみることです。
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「執着力」や「集中力」は、ひとりになったときに発動すると思います。
周囲とおしゃべりしながら、楽しく勉強する・・・。
この状態で勉強をしていると、どんなことになるでしょうか?
頭に入ること、理解することは少ないと思います。
勉強に集中していませんからね★
結局、家で宿題をひとりでしっかりやってこられる子ども。
ひとりで集中して、なにかをやれる子ども。
これは伸びる可能性が高いですね。
さらにアビットの場合は、個別指導の教室があります。
ここでも、ひとり集中して勉強してもらいますよ☆
・・・次回ラスト。