ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

NHK「“学校”って何ですか」レポ(3)

2007-03-31 | 勉強コラム

NHKの教育特番で感じたこと。
2つ目です。

授業を聞けない子どもでも、先生が隣につけば問題を解こうとすること

兵庫県尼崎市の公立中学校、中3のクラス。

ある生徒は、授業中ほとんどノートもとらず、忘れ物もしばしば。
3学期になっても志望校、進路を決めていない。
高校に進学する気はあるのか、担任の先生もよくわからない状態。

母親の話は・・・。
「自分が勉強したい、野球がしたいと言ってくれば考えた。でも、子どもにそこまでの気持ちがない」

卒業間近の2月上旬、クラスの中での補修のシーン。
その生徒の苦手な数学を、先生が机の隣について教えてくれている。

その生徒、苦手な授業は出ないこともあったが・・・。
先生が横につくと解こうとする姿勢が見られる。

映像は、以上のような感じでした。
勉強に困っている子どもは、どこにいてもこうなんだよな~と思いました。

わからない授業を聞いていても、わからないので面白いはずがありません。
わからないので興味もわきません。
わからない&できないので、やる気も達成感も起こりません。

お母さんからして・・・。
「勉強で困っている子どもの勉強のやる気は、本人任せでは起こらない」
この原則を知りません。

勉強は、自分が勉強しないと最終的にはできるようにはなりません。
でも、この状態では、自分から勉強しよう!とは、なかなか思えないでしょう。
なぜなら、どうやっていいのかわからないだろうし、そもそも内容がわからないし。

この場合は、塾(家庭教師)での学習方法を考えましょう。
学校のシーンでもわかるように、1対1でやってもらえれば、動くのです。
でも、あんなに1対1で勉強をみてくれる学校の先生は少ないはずですから・・・。

1対1や1対2で、付きっ切りで教えてくれるような塾を選びましょう。
補助付きであっても、自分が動いて勉強する練習をすることです。

補助付きなら、解ける問題もあるでしょう。
そうすると、「あれ? 自分にもできるんだ!」という“ウレシイ体験”ができます。
やっと、そこからやる気が生まれるわけですね。

そして、徐々にですが、なるべく自分でも勉強するように心がけることですね。

ただし! 注意する点は、ある程度学校でも普通(普通以上)の子どもです。
日々自分なりにやっているが、今以上の伸びがない。
このような状態なら、付きっ切りの必要はありません。

「付きっ切りでないと勉強しない習慣」(←小学校低学年じゃないんだから)
「塾でしか勉強しない習慣」(←これでは、勉強量が少なすぎる。週2回、3回とか)
これらがついてしまっても困ります。

さらに、1対1は、比較的簡単な内容の学校の復習がメインになると思います。
「普通」くらいなら、塾の先取り授業を受けて、少し上を目指すとよいでしょう。
学校の内容を先に勉強しておくと、学校の授業がわかりやすくなりますからね。

授業で引っ張ってもらって、個別で教えてもらえる時間のある塾を選ぶこと。
そして、適量の宿題を家で勉強して、「勉強の習慣」をつけること。
これで、学力は伸びていくはずです♪

もちろん、時間のかかり具合と伸び具合は、人それぞれだと思いますけどね☆

・・・次回、感じたこと3つ目に続く。

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NHK「“学校”って何ですか」レポ(2)

2007-03-30 | 勉強コラム

NHKの教育特番で感じたこと。
まず、1つ目です。

最もできない子どもに合わせる授業

兵庫県尼崎市の公立小学校、小6のクラス。
その日の宿題忘れは約半数。
先生は生徒に「宿題は、あなたたちの最低限の仕事」と言う。

その日の算数の授業は小5の小数(復習)から始まった。
全員が理解するまで、復習を続ける。
そちらで時間を使い、予定した小6の教科書の内容に入ったら授業が終了。

生徒からは「先生の授業は遅すぎる」との言葉も出る。
でも先生は「みんながわかってよかったとしたいので、次々進まない」と言う。

放課後の補修。
クラスから2人が居残りで補修をしてもらっている。

次の日は、その補修の内容のテスト。
補修を受けた2人は、100点と90点を取ることができた。
クラスメイトの前で発表してもらい、照れながらもうれしそう。

以上なのですが、これで思ったこと。
この先生が、とても熱心なのはよ~くわかりましたよ。
でも、普段の授業がこれでいいわけないでしょ!・・・ということです。

小6の算数の授業で、小5の復習に大部分の時間を使う。
そして、小6の内容は勉強しきれていません。
合法的な「必修漏れ」の雰囲気も・・・(←言い過ぎ?)。

補修の内容のテストを次の算数の時間に行う。
補修の子ども2名には、ピッタリかもしれませんが・・・。
またしても、小6の算数の内容が進行したようには見えませんでした。

これって、学習指導要領を思いっきり無視しているような(勉強時間減ったのに)。
もっというと、補修の2名以外の大部分の子どもも無視しているような。
さらに言うと、先生の自己満足のような。

個人的には、そんな気がしました。

特に学校において、全員が完璧にできるまで・・・というのは難しいでしょう。
算数については、土台(基礎)、理解力がものをいいます。
どんなに熱心に、わかりやすく授業をしても、差が出て当たり前です。

でも、この先生はホントに熱心です。
放課後の時間を使って、土台の部分を補修してあげています。
そこの部分は、頭が下がります。

ただ、補修内容のテストは、その補修の時間内にやればいいことです。
ムリヤリ、小6の算数の時間にやる必要はありません。

小6の算数の内容を、しっかり勉強していないまま中学生になるとどうなるでしょうか?
今度は中学校で、そのクラスの生徒が数学で難しい思いをすることになります。
だって、小6の土台が不足しているでしょうから・・・。

学校の先生は、やるべきことをやるといいと思います。
自分でも子どもには言うのに・・・、「最低の仕事」って。
先生は、それをやっていないと思うのですが。

差は必ず出るので、そのときは学校以外で勉強の方法を選べばいいのです。
学校の先生が、ひとりで背負い込むことではありません。

学校内容が難しいのなら、補修系の塾へ。
学校内容よりも上、先取りを勉強したいのなら、進学系の塾へ。
中学受験をしたいのなら、中学受験用の塾へ。

家庭教師でも、通信講座でもかまいませんよ。

学校の授業では、やるべきことをしっかりやっておくといいと思います。

・・・次回、感じたこと2つ目に続く。

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NHK「“学校”って何ですか」レポ(1)

2007-03-29 | 勉強コラム

070321、NHKのテレビ番組、「“学校”って何ですか ~私立に対抗 公立改革~」を見ました。

メインの内容は、学校選択制についてのようでした。
東京都江戸川区の学校選択制について、紹介がありました。
中身を見ないで、外側からの印象で公立校を見ている印象・・・。

塾の場合は、最初から100%選択制になっています。
資本力やブランド力は、イロイロ違うわけですね。
中身がどうであれ、「外側」だけで見られることも多いです。

「人は見た目が9割」という書籍がベストセラーになりましたが・・・。
「塾は見た目が9割」とも言えるかもしれません。
いや、もしかすると、ほとんどの仕事が、そう言えるのかもしれません。

そんなわけで、学校選択制に感じるものはそれほどありませんでした。

公立中学校にも「市場の原理」とか「見た目の決めつけ」導入か~とか。
選ばれる時代になって、のんびりしていられないかもな~とか。
公立中学校で働く先生も大変になってきたな~とか。

塾の場合は、とりあえず、すべて入っていますからね。

それよりも、この番組で私が印象に残った内容を3つ紹介します。

最もできない子どもに合わせる授業
授業を聞けない子どもでも、先生が隣につけば問題を解こうとすること
先生の子どもたちに向き合う時間のなさ

・・・この3つでした。

「①最もできない子どもに合わせる授業」について。
オイオイ、学校の授業、それでいいわけ?と思いました。

「②授業を聞けない子どもでも、先生が隣につけば問題を解こうとすること」について。
塾と同じだ、やっぱりそうなんだよな~、と思いました。

「③先生の子どもたちに向き合う時間のなさ」について。
これじゃ、優秀な人材が学校で働こうと思わないだろうな~、と思いました。

学校について、よいイメージの番組構成ではなかったのですね。

テレビのことを信用してはいけないと、最近の出来事から学習していると思います。
学校には、楽しいこともたくさんあるはずなのですね。
友達がいることとか、部活とか、行事とか・・・。

ただ、上記の印象に残った内容3点について。
感じることが多かったので、次回から考察していきたいと思います。

・・・次回へ続く。

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英語はプロレスから学べ?(2)

2007-03-28 | 勉強コラム

今回は、正統派ではない英語の勉強法です。
学校や塾で勉強するだけが、英語の勉強ではありません。

さて、映画でネイティブの発音に触れることがある人は多いと思います。
私はそれに加えて、海外プロレス団体のDVDなどで英語に触れています。
今は世界最大のプロレスショー、「WWE WRESTLE MANIA 21」というDVDを友達に借りて見ています。

印象に残る英語ですか?

ビンス・マクマホンという、この団体のボス(社長)がいるのですが・・・。
そのビンスが、口グセのように言うセリフがあるんです。
それは・・・、「You’re Fired !」(お前はクビだ!)です。

う~む、オソロシイ・・・。

ちなみに私は、中学英語としての文法をしっかり教えるほうです。
英語が苦手な子どもは、平常文を疑問文、否定文に直すことができない場合が多いのですね。
その部分を練習してもらって、「英語って、そういうことだったのか!」という気分を味あわせますよ~☆

でも、中学の勉強を離れると・・・。
WWEで身につけたBroken Englishが炸裂するかもしれません。

今までで最もカッコイイ外国人レスラーのセリフは・・・。
「ザ・ロック」のセリフです!
世界最大のプロレス団体、WWE所属だった選手です。

ザ・ロック、今では映画「ハムナプトラ2」「スコーピオン・キング」などに出演。
映画スターへと転身しています。
good lookingで、喋りが達者でしたからね。

そして、そのセリフは・・・。
「If you smell…… what The Rock is cookin’ !」ですね☆
訳は「ロック様の妙技を味わえ!」です(←スゴイ意訳)。

会場が盛り上がったときの状況で、マイクを使って叫びます。
「Rock is cookin’ !」の部分は、観客と大合唱。
これを言えたら、会場で観戦したかいがあったというものです☆

リング上でザ・ロックが叫ぶセリフは、その他にも・・・。

「Just bring it !」
(かかってこい!)

「Finally The Rock has come back to~!」
(ついにロック様が~〔地名〕に帰ってきだぞ!)

「Know your role, and Shut your Mouth !」
(身の程を知れ、そして黙れ!)

う~ん、どれもカッコイイ。

もし、あなたが英語をより覚えたいと思うなら・・・。
音楽や映画など、自分の趣味から入るといいかもしれませんよ☆

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英語はプロレスから学べ?(1)

2007-03-27 | 勉強コラム

前回に続いて、英語ネタをお送りします。

プロレスラーの名前が、海外で発音される場合は?を書いていたのですが・・・。
まだまだ、書きたいことが出てきました。
私が勝手にノッてきました♪

プロレスから英語圏について学ぶことは、たくさんあります。
私は、小学校の頃からのプロレスファンだったので・・・。
身体のパーツの英単語は、小学生時代にプロレス技で覚えました。

例えば・・・。

ヘッド・ロック」(蓋骨締め)
フェイス・ロック」(顔面締め)
「チキンウイング・アームロック」(羽折り式固め)
「フライング・ボディシザース・ドロップ」(空中締め落とし)
「フィギュア・フォー・レッグロック」(4の字固め)

これだけでも、かなりの身体のパーツが出てきますな~♪
プロレスはそもそもアメリカからの輸入品なので、英単語を多く学べるのです。
プロレスは、力道山が開発したものではありません(←力道山を誰も知らないかも)。

まあ、サッカーや野球でも、英語は出てきますね。
サッカーは、「コーナー・キック」「ヘディング」「ハンド」とか。
野球なら、「スライディング」「ストライク」「ファール」とか。

でも、数百はあると言われるプロレス技にはかなわないでしょうね。
日本における人気では、確実にサッカー、野球のほうが勝っていますが・・・。

ちなみに、最近のプロレス人気の下落がサビシイかぎりです・・・。
小学生・中学生だと、プロレスを見たことがない人が多いのでは。
知っていて、長州子力くらいでしょうかね(←そもそも、プロレスラーではない)。

次回は、少し変わった英語の勉強法を・・・。

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英語とカタカナ、ピッタリするの?(3)

2007-03-26 | 勉強コラム

日本人が外国へ行くと、どんな発音で名前を呼ばれるのでしょうか?

またもやプロレスから考察してみます。

全日本プロレスの社長で、現役トップレスラーでもある武藤敬司がいます。
お笑い芸人、神無月のモノマネで見たことがあるかもしれません。
けっこう特徴をつかんでいて、笑えます☆

同じくお笑い芸人、アンガールズのネタに「♪ジャンガジャンガ♪」があります。
これは、武藤のポーズをベースに作ったものです。

さて、その武藤敬司、外国ではどのように呼ばれているのでしょうか?
外国人(主にアメリカ人)は、「ムトウ」の「トウ」の発音が苦手なようです。
したがって、武藤は「ムータ」とか「ムタ」と呼ばれることになります。

そこで武藤は「オレは、ムタじゃない! しっかりムトウと呼んでくれ!」と言うでしょうか?
そんなことは聞いたことありませんし、言わないでしょう。
発音なんて、その国や人種によって少し差があって当然でしょう。

そもそも、武藤の海外でのリングネームは「The Great MUTA」です。
自分で「MUTA(ムタ)」と名乗って、全米で大人気となりました。
自分から積極的に「ムタ」に近づいていったわけです。

もうひとり、50歳を過ぎて今だ現役の、天龍源一郎という選手がいます。
この「天龍」の名前を外国人が発音すると・・・、「テンルー」になります。
やはり、「テンリュウ」の「リュウ」の発音が苦手なのでしょう。

そして、「オレはテンルーじゃない! しっかりテンリュウと呼んでくれ!」なんていうのは聞いたことがありません。

相手の文化や慣習を受け入れてこそ、国際交流ができるというものです。

だから、「リンカン」でも「リンカーン」でも、どちらが間違いなどはないと思うのです。
人の名前の発音なんて、その状況次第である程度変わる。
それをイチイチ「○か×」に区別しないで、受け入れていけばいいと思うのですが。

「リンカン」と「リンカーン」。
そんなことにこだわるのは、日本の学校以外にあるのかなあ・・・。
どこかの国で、こだわっていることがあるなら、その理由を教えてほしいです。

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英語とカタカナ、ピッタリするの?(2)

2007-03-24 | 勉強コラム

さて、ツッコミ入れ番組となりつつある「世界一受けたい授業」からです。
もちろん、楽しいこともたくさんあるのですがね。

外国人の名前(固有名詞)に、そもそも日本のカタカナがピッタリくるのでしょうか?

「リンカーン」だと×で「リンカン」だと○なのでしょうか?
そんなにこだわることなのか、考えてみました。

ある外国人を例にしましょう。
Chris Benoitという人がいます。
世界的に有名なWWEというプロレス団体のプロレスラーです。

今でこそ、世界最大のプロレス団体WWEのTOPレスラーですが・・・。
元々は、日本の「新日本プロレス」にプロレス留学をしに来日しました。

アメリカの大雑把なレスリング(レスラーによりますが)ではなく・・・。
日本の、テクニック重視の細かいレスリングを学びに来たのです。

この「Chris Benoit」、あなたは何と発音しますか?

日本のプロレス・マスコミは「クリス・ベノイ」と表記しました。
ローマ字読みすると、確かにそんな感じですよね。

そして、日本で活躍した数年間は、その呼び方だったと思います。
特に、本人からも「それは違う!」などの話は聞かなかったと思います。

「クリス・ベノイ」がちょっと違うということがわかったのは・・・。
彼がアメリカに戻って活躍してからでした。

アメリカのリングで活躍する彼のレポートには「クリス・べノワ」と記されてしました。

「“べノワ”? 名前変わったのかな~?」と思っていましたが・・・。
そうではなくて、これこそが本当の発音に近い「Chris Benoit」の表記だったんですね。

その後も「クリス・ベンワ」「クリス・ベンワー」などの表記がありました。
最近では「クリス・ベンワー」が多いかもしれません。

でも、どうでしょうか?
外国人レスラーの名前について、日本人がカタカナ表記でコレと決め付けられるでしょうか?
私は、少しずうずうしい気がするのですが。

アメリカ人が発音しても、「べノワ」だったり「ベンワー」だったり。
ハッキリ、100%カタカナで正しいのはコレ!と言えないような気がします。
カタカナ表記では、どれも正解、という感じでよいのではないでしょうか?

最初の「クリス・ベノイ」は、さすがに今となっては少しヘンだと思いますがね。

そんなわけで、「リンカーン」でも「リンカン」でも、どっちでもいいような気が。
外国人の名前を、日本人がカタカナで決め付けるなんて・・・。
どうにも小さいな~と思いました。

「リンカーン」で×にするなんて、日本人がどうして決められるの?
「先生による」なんていうことはなく、普通に、○でいいでしょ、と思います。

ところで、日本人が外国に行くと、名前はどんな発音になるのでしょうか?

これもプロレスから考察します。
プロレスは、世界中かなりどこにでもあります。
世界規模の勉強をするときに、けっこう役に立つんですよ~♪

・・・次回ラスト。

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英語とカタカナ、ピッタリするの?(1)

2007-03-23 | 勉強コラム

070303に、テレビ「世界一受けたい授業」を見ました。

今回は、社会の授業「教科書に載せたい新世界史」ということで。
先生は、現役高校教師の増田ユリヤ先生です。
歴史について、興味深い最新の話をしてくれます。

歴史教科書の冒頭から「四大文明」の言葉が消えた。
アインシュタインは、大統領になることを断っている。
ニュートンは、晩年、ニセ金作りの摘発の仕事をしていた。

歴史は、ずっと同じではありません。
日々の研究によって変わっていくことを知らされますね。

そこまではよかったのですが・・・。
この先のことについてツッコミを入れたいと思いました。

増田先生は続けます。

奴隷解放の父、アメリカ大統領ですが、今はリンカーン大統領とは言いません。
今は「リンカン大統領」と言います。
伸ばさないんです。

出演者が、すかさずネタに入ります。

「え? キラー・カーン(元プロレスラー)も?」(by中山)

「キラー・カーンもキラー・カンですよ、今!」(by有田)

「その話はどうでもいいです」(by上田)

人名や地名を、元の発音に近い発音で表記しようという動きの一環なんですね。

エジソン → エディソン
ソビエト → ソヴェト

生徒達は、一般的な言葉を覚えています。
けれども、テストのときですよね・・・。

「ソビエトって書いちゃうと、テストのときダメなの?」(by柴田)

先生によると思いますが、全部×にしていると点数がなくなってしまうんですね。
なので、その時に応じて、程度に応じて・・・。

・・・う~ん、以上ですが、どうでしょうか?
「先生による」というのは、最終的にはそうなると思いますが・・・。

そもそも、外国人の名前(固有名詞)について。
日本語であるカタカナで、100%いつもピッタリすると思いますか?
私は思いません。

だから、外国人の名前のカタカナについて。
日本人が、○だの×だの言えるのかな?と疑問を持ちました。

その根拠は、次回へ・・・。

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新小6公倍数・公約数

2007-03-23 | 本日の授業

Cimg0498

写真は、070302の新小6算数の授業です。

新学年の内容、倍数と約数も、ラストのまとめとなりました。
倍数は、次回からの通分に必要です。
約数も、次回からの約分に必要ですね。

ところで、写真にもあるムズかしい系の問題を紹介します。

問題:1から100までの整数のうち、3の倍数であって、7の倍数でないものは何個ありますか。

どうですか?
オトナの人でも、即答できる人は少ないのではと思います。
説明していきましょう。

3の倍数は、100÷3=33、あまりは1、したがって100までに33個あり。
3と7の最小公倍数は、21。
3と7の公倍数は、100÷21=4、あまりは16、したがって100までに4個あり。

この4個は、3の倍数であって7の倍数でもあるわけです。
ですから、7の倍数でないものは何個かというと・・・。
33個(3の倍数)-4個(3と7の公倍数)=29個(3だけの倍数)

答えは、29個となるのです。

どうですか?

頭の体操やパズルみたいでもありますね。
これと同じような問題を、私立高校の入試問題にも見たことがあります。

普通のレベルよりも「チョイ上」を目指して、日々勉強しましょう。
難しいところは、個別指導の時間にじっくりやりましょうね☆

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「できる人の勉強法」レポ(3)

2007-03-22 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆「できる人の勉強法」安河内哲也(中経出版)より◆◇◆

どんな試験でも合格する!

はじめは、注目するべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

----------------------------------------------------------------------
「一点突破方式」で、気がつくと勉強が楽しくなる

やる気が起こらないときの打開策には、「一点突破方式」という方法もあります。
これは、徹底的にひとつのことを勉強することで、その周囲への興味を広げてゆくという方法です。

ひとつのことを徹底的にやるのは、時間がかかってムダなように見えますが、実は物事を習得する突破口になります。
ひとつのことへの強烈な興味がネットワーク効果となって、次から次へと「もっと知りたい」という征服願望を生み出していくのです。

勉強でやる気が出ないとき、「あれもやらなければ、これもやらなければ」では、ますますやる気が萎えていきます。
そんなときは、何かひとつに集中して勉強してみましょう。
それが、そのほかへのやる気を回復するきっかけとなります。
----------------------------------------------------------------------

小中学生の「一点突破方式」は、得意教科を1教科でも作ることです。
どれも苦手・・・ということであれば、まず自分の一番得意なもの一点に勉強時間を使ってください。
他は、平均点とか、あまりにもヒドクならないように・・・。

ひとつでも点数がよくなったとすると、達成感があります♪

気分がいい
勉強しておいてよかった
自分もけっこうデキルじゃん♪

そんな感じで、やる気が出るはずです。

「ああ、これくらい勉強すれば、よい点が取れるんだな~。次は、ほかの教科も頑張ってみるか!」
このように、他の教科に波及していけば言うことなしです☆

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試験中は「難しい」も「簡単」も思わない

試験で実力を発揮するには、「邪念をなくす」ことが重要だと思います。
邪念には2つあります。「難しいな~」「やばいな~」と悲観的になるのも邪念だし、「おっ、簡単だ」と楽観的になりすぎるのも邪念です。

試験中は、「難しい」とか「簡単」とかは、絶対に考えてはダメです。
「難しい」と思えば、萎縮してしまって筆が進まなくなるし、「簡単だ」と思えば、油断してケアレスミスをしてしまうからです。

相対評価で結果が決まる試験では、問題の難しさは合否にあまり関係ありません。
難しいときは合格点が低くなりますし、簡単なときは合格点が高くなります。

つまり、あなたが難しいと思っているときは、まわりの受験生もそう感じていますし、また逆もしかりなのです。
----------------------------------------------------------------------

例えば、公立高校の入試にて。
過去問を解いていたときより、できていない、今回は難しかった・・・ということがあるかもしれません。
でも、気にしないことです。

周囲の受験生も、あなたとそう違わない学力です。
全力を出したあなたが難しいのなら、周囲の受験生も同じことですよ。

「あまりやる気になれなかった(だから不合格になった)」
・・・などと、言い訳をしてはいけませんよ。
当日は、とにかく全力を尽くすこと! 

そして、あなたの仕事は、入試に合格することではありません。
入試に合格するくらいの勉強(努力)を日々しておくことなのですよ! 
それらを守ることです。

あまりにも実力とかけ離れた学校を受験していなければ、よい結果がでると思いますよ☆

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