130515、『家族ゲーム』の第5話を見ました。
『家族ゲーム』の公式HPは、↓をクリック。
http://www.fujitv.co.jp/kazoku-game/index.html
吉本荒野(よしもと・こうや)〔櫻井翔〕の独白は考えさせられましたね。
重要な点は、以下の部分でしょうか。
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この家族という存在、実にわずらわしい。
なぜなら、親の教育やしつけが人格形成に大きな影響を及ぼすにもかかわらず、その親を自分で選ぶことができないからだ。
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吉本は、子どもに大きな影響を与えるのは、親だと言っています。
たしかに、それは疑いのないことなのですが・・・。
勉強のある一面で見ると、少し不思議なことがあるのです。
きょうだい(兄弟、姉妹、兄妹など)がいるとすると・・・。
そのきょうだいの学力が、必ずしも同じではないのです。
私が見てきた中では、ほとんどに差があります。
たとえば・・・。
● 上はできるが、下はできない(平均くらい)
● 上はできない(平均くらい)が、下はできる
・・・こんな感じで、差があるのです。
親が一緒ですから・・・。
基本的に、遺伝子的には同じに近いのだと思います。
親が一緒ですから・・・。
勉強についての対応も違い過ぎないでしょう。
一方に「勉強しろ」。
一方に「勉強するな」なんて言わないでしょう。
それでも、学力的には違ってくることが多いです。
とても不思議ですよね。
親以外の人間の影響、また家以外の環境の違いからの影響。
それらからくる、その子ども独自の思想や行動。
そんなところから、学力的にも違ってくるのでしょうか。
だから、保護者の方は「私のせいで・・・」と考え過ぎないで。
なるべく前向きに対応していってほしいと思います。
勉強については、塾、家庭教師、近所の大学生・・・。
いろいろ、フォローしてくれるところがあると思います。
それらをうまく利用するのもいいでしょうね。
さて、それでも親の対応が重要だという記事をひとつ。
121212の新聞記事に「親の関心、成績に影響」がありました。
「日本、他国に比べ低め」ともあります。
国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)の結果が出ています。
他国と比べ、日本の保護者は・・・。
子どもの勉強ぶりに関心が薄い傾向があるようです。
テストと同時にアンケートも実施されています。
たとえば、中2のアンケートから・・・。
● 「学校で習っていることを親が尋ねるか」
日本では、「毎日・ほぼ毎日」は、12%でした。
国際平均は50%なので、低いですよね★
日本では、「1回もない・ほとんどない」は、26%。
国際平均は10%なので、こちらは高いです★
親の関心が薄いと、成績が低いこともわかっています。
「毎日」と「1回もない」の平均点の差は・・・。
中2数学の場合、37点差もあります。
中2の数学が、最も開いています。
やはり、積み重ねが必要な数学は、差がつきますよね。
できる子どもの保護者は、勉強について意識が高いです。
目標、学年順位、偏差値、宿題の量、家庭学習の様子・・・。
こんなところを気にしていることが多いですね。
つまり、学校や塾に「丸投げ」していない感じがあります。
子どもの学力は、保護者の対応がすべてではないはずですが・・・。
かなり大きな部分を占めていることは間違いありませんね。
以上の内容は、私が「勉強は親しだいだから」と。
丸投げしているわけではありませんよ。
「勉強」に、保護者の方も子どもも巻き込みたい。
ご家庭と塾で、チームを組むような感じにしたいのです。
そうすると、学力は伸びますからね。
そして、保護者の方、そして子どものお役に立てるように・・・。
私も、関心をもって、よい対応を心がけます☆
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