K-1「ピーター・アーツVSエロール・ジマーマン」(横浜アリーナ)
いよいよゴング(試合開始)です。
1Rは序盤、若いジマーマンがアーツを攻める。
しかし、アーツのほうが手数は多く、スピードが速い!
アーツのローキックやボディへのパンチがヒット。
ジマーマンは1R後半、動きが止まり気味。
2Rは、引き続きアーツが動いて攻める。
実況席の藤原紀香が言う。
紀香「(最近のアーツとは)全然違いますね~」
しかし、ジマーマンも反撃。
アーツの攻撃が当たっているが、それほど効いていない?
若いジマーマンは、タフだ。
3Rは、アーツはローキックとボディへのパンチ。
ジマーマンも、所々で強烈なパンチ。
後半は、スピードの落ちないアーツが反撃する。
3R終了後、実況席の紀香は、アーツにコメント。
紀香「スゴイ人だ・・・。見てて、すごく勇気をもらえますよね!」
3R闘って、判定はつかずドロー(引き分け)。
延長戦に突入前、紀香のアップが画面に映し出される。
紀香「(アーツ)がんばれっ!」
解説の谷川貞治が言う。
谷川「若い世代に頑張ってもらいたいんですけど、今日は、なんかアーツ頑張れって感情移入しちゃいますね」
延長ラウンド、38歳のアーツには苦しいだろうが・・・。
先に動くのは、やはりアーツ!
今日のために、相当練習してきたことがうかがえる。
アーツのローキックが効いているせいか?
延長ラウンドのジマーマンの動きは鈍い。
アーツの強烈な右ストレートで、グラつくジマーマン。
常に先に前に出て動くのは、最後までアーツだった。
延長ラウンド終了で、紀香は半分泣きながら・・・。
紀香「“ミスターK-1”のアーツが、こんな闘いをしてくれると、みんな元気になります!」
そして、判定は「3-0」で文句なくアーツの勝利。
解説の谷川が、アーツにコメント。
谷川「この年齢だったら、失速してもおかしくないんですけど、ジマーマン以上の手数と根性で素晴らしいですね」
紀香もアーツにコメント。
紀香「私は(アーツと)年齢が近くて1つ違いなんですけど、この人はいつも自分の厳しいところにあえて身を置いて自分を高めていく。そういうところが大好きですね」
・・・次回ラスト。