◆◇◆『一流の育て方』ムーギー・キム/ミセス・パンプキン著(ダイヤモンド社)◆◇◆
ビジネスでも勉強でも、ズバ抜けて活躍できる子を育てる!
はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。
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④継続は力なり
子どもが「途中で投げ出さない習慣」を得ること。
これは、子どもの「やり抜く能力」や「秘めたる才能」を引き出す。
アンケートでは・・・。
「途中でやめさせなかった親」に感謝している学生さんが多い。
「石の上にも3年」「継続は力なり」ということわざは、ダテではない。
多くの習い事に通ってはいるけれど、やめるのは自由。
色々な習い事を、取っ替え引っ替えやっている子どもがいる。
これでは何一つものにならず、中途半端に終わってしまう。
継続させるには、親自身が強い意志を持つ必要がある。
ある保護者は、「基礎だけでもマスターしたら」と言っていた。
やめるには何々を達成する必要があると、子どもと決めるとよい。
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「勉強しない(成績上がらない)のなら、塾なんてやめてしまいなさい!」
この保護者のセリフは、何回か聞いたことがあります。
小学生くらいだと、保護者の真の意向をくみ取ってくれます。
「今度からちゃんとやるから、やめたくな~い!」という感じですね。
まだ、かわいい部分が残っています。
でも、中学生になるとそうはいきませんよ。
近年あったのは・・・。
「北辰テストの偏差値が下がったので、塾をやめます」
・・・という中学生からの電話でした。
驚きましたね。
北辰テストという模擬テストの偏差値が・・・。
上がり続けることなんてあるのかと。
できる子どもでも、下がることはあります。
そして(電話してきた)あなたは、基礎力がありつつ・・・。
上がり続けるくらいの努力をしているのかと。
まあ、そこまでは言えませんでしたが★
話を聞くと、どうやら保護者の意向のようです。
「偏差値は、上がり続けなければおかしい」ということでしょうか。
もちろん、私のほうにも改善する点はあると思いますが・・・。
中学生くらいになれば、保護者の真の意向をくみ取りません。
子どももラクですよね。
「ああ、これは自分のせいじゃない。塾のせいなんだ」
こんな感じで、安心できるのでしょう。
そして、塾を転々と放浪する・・・ということもあるのでは。
「できないのなら、やりたくないのなら、他の何かのせいにしていいよ」
「できなきゃやめろ」は、逃げることを教えているように思えます。
私は、「できなきゃやめろ」以外の対応があるのではと思います。
「偏差値○○取るまでは、あきらめないで続けなさい」
保護者は、そう言って子どもを励ましてほしいですね。
私も、そう言ってもらえるように対応したいです☆
「努力が効果をあらわすまでには時間がかかる。多くの人はそれまでに飽き、迷い、挫折する」
(ヘンリー・フォード Henry Ford アメリカの実業家、自動車会社フォード・モーターの創設者)
・・・次回へ続く。
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