写真は、セミナーの資料です。
170315、平成29年度(2017年度)埼玉県公立高校入試分析セミナーに出席しました。
主催は、(株)エデュケーショナルネットワークです。
(株)エデュケーショナルネットワークの公式HPは、↓をクリック。
http://www.edu-network.jp/
「数学が予想以上に難しかった」
これがイチバンの話題でしたよ。
私もそう思っていたところでした。
このセミナーに出席して、それは正しいとわかりました。
私は、学力検査当日のテレ玉の入試分析の放送を見ます。
また、学力検査の次の日には、新聞に学力検査の問題が入ります。
やはり気になって見ますよね。
特に気にするのは、毎年、数学です。
今年度は、どのくらいの難しさだったのかと。
昨年度、平成28年度の数学は、ここ数年では解きやすいほうでした。
平成29年度からは、数学と英語の学力検査で大きな改革がありました。
数学と英語は、2つのレベルの学力検査を作ることです。
学力上位校は「学校選択問題」、その他は「学力検査問題」を解きます。
テレ玉の分析や、新聞に入った学力検査2種類を見ると・・・。
う~ん、数学はどちらも難しいような気がします★
2種類で共通の問題も多くありました。
教材会社の人に聞いた話ですが、どこかの試験会場にて。
数学の解答時間が終わると、中3生が泣いていたとか。
「思うように解けなかった」という度合いの大きさを示しています。
アビット新白岡校の塾生には、学力検査の点数を聞いていますよ。
数学の偏差値が、時には【SS 70】に届く猛者がいたのですが・・・。
「学校選択問題」の数学の点数は、51点とのこと★
本来、【SS 70】くらいの子どもなら・・・。
学力検査でも、80点か85点くらい取れると理屈が合うのですが。
そうはならない難しいレベルの学力検査でした。
普通、北辰テストの数学は、大問1と大問2は取りやすいのです。
でも、後半3問くらいは、「これは解けないだろ~」という問題が入っています。
それを落としても、数学は【SS 70】に届く感じになるのです。
平成29年度の学校選択問題の数学は、その数学の偏差値と連動していません。
北辰テストとは、かなりレベルの違うテストになっているような感じです。
大問2から、けっこう考えて手間のかかる問題になっていますし。
ところで、平成29年度入試前のセミナーでは、「数学は簡単になる」と。
講師の先生は、これを繰り返していましたね。
私は鵜呑みにして、そのまま旧中3生(卒塾生)に伝えていましたよ。
今考えると、見当外れで申し訳なかったです★
実際の学力検査があるまで、わからないものですね。
でも、それではいったい何のために数学の改革をしたのか・・・?
でも、ひとつよかったことがあるのです。
アビット新白岡校では、入試直前の2月に・・・。
「埼玉そっくり模試」を3回試しました。
数学が難しくて、数学のできる子どもでも50点くらいでしたよ★
この「埼玉そっくり模試」の数学は、結果的に・・・。
今回の入試のレベルに近かったということになりました。
本番の厳しさが、事前に体験できたということにもなりましたね。
情報に踊らされ過ぎないように・・・。
数学では、どんな問題が出ても解けるように準備することが理想ですね。
もちろん、子どもの数学の学力を見ないといけませんが。
数学は、誰もが、どんな問題でも解けるわけではありません。
数学は、誰もが、最高の難易度の問題まで勉強しないといけないわけではありません。
数学は、誰もが、自分の「少し上」を狙えばよいのです。
学力検査のレベルがどうなるのかは、誰もわかりませんね。
今回でハッキリしました。
先入観を捨てて、また勉強していきましょう☆
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