ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

「白岡蓮田市」ってどうなの?(1)

2008-09-30 | 教室日記

080926の新聞に「新市の名称は『白岡蓮田市』」がありました。

080925に、蓮田市・白岡町合併協議会の第4回が開催。
そこで、新市の名称が「白岡蓮田市」と承認されました。
新市の名称は、蓮田市の市長と白岡町の町長が協議して作成しました。

蓮田市・白岡町合併協議会のHPは↓をクリック。
http://hs-gappeikyo.city.hasuda.saitama.jp/

う~ん、これって、もう決定なのでしょうか?
なんだか、役人さんが作ったHPは、よくわからん・・・。
知りたい情報が、ダイレクトに載っていないんですよね★

まあ、私のパソコンテクがないからかもしれませんが・・・。

他のネットの記事で調べましたよ。
蓮田市と白岡町は、2010年3月31日を期限に合併するようです。
それって、いつのことでしょうね?

今(2008年度)の中3が、中学校を卒業するのが2009年3月です。
だから、今(2008年度)の中2が、中学校を卒業する頃までですね。
白岡町は「市」がつかなかったので、つくのはウレシイです。

また以前、他地域との合併話のときは「彩野市(あやのし)」でした。
おお~「彩野市」、なかなかよいじゃないですか。

埼玉県は「彩の国(さいのくに)」のキャッチフレーズがありますよね。
しかも、なんだか明るい感じで。

さて、イチバン聞きたいこと、「白岡蓮田市」ってどうでしょうか?
安易で、譲り合いもなく、我を通している感じがするのですが。
つまり、個人的には、かな~りイマイチだと思います★

「白岡蓮田市」、早速授業の前にネタにしてみましたよ。
080929は、小4と中3の授業があったのですが・・・。
どちらの学年も、このネタをよく知っているようですね。

やっぱり、自分たちが住んでいる場所のことですからねえ。

さて、この日の小4や中3の意見は、どうだったでしょうか?

・・・次回へ続く。

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個別指導の教室をリニューアル

2008-09-26 | 教室日記

Cimg1417

写真は、個別指導の教室です。

2008年の夏休みから、個別十字ブースの配置を変えてみました。
子どもの評価は上々↑↑です。
「なんだか、広くなった気がする」とのことで♪

なので、写真にも入りきりませんが★

たしかに、以前はムリヤリ狭くしていた気も・・・。
イマイチ、センスのない配置でした。
しかも、教室のモノを、端っこのブースに置いてみたりだとか★

人数が増えてきたので、広く使えるのはよいですね。

アビットの個別指導は、1対1で付きっ切りというものではありません。
家で勉強してきた宿題を、個別に「確認テスト」で試します。
最後は「自分がひとりで本当にできるかどうか」が問題です。

それを、個別のブースでやってもらいます。

でも、確認テストをすると、やっぱり難しい問題も出てくるでしょうね。
それはそれでよいのです。
写真手前の指導席で、個別に教えてもらいましょう。

学校のテストがある前に。
北辰テストがある前に。
高校入試(中学入試)がある前に。

アビットとご家庭で、自分を鍛えておけばよいのです。
それは「できないところを見つける」という作業でもありますよね。
できないところを見つけたら、そこをできるようにすればよいのです。

モチロン、アビットの狙いは・・・。
「(ダルいけど)宿題をやってくると、確認テストもできるなあ~」
そんな日々の小さな、でもたしかな「成功体験」です。

聞いているだけ、受身なだけ・・・行動しなければ、やる気は出ません。
基本は「やればできる」→「けっこう楽しい」、この積み重ねですよ。
そこから、はじめて「勉強のやる気」が出るのです☆

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『脳を活かす勉強法』レポ(6)

2008-09-25 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『脳を活かす勉強法』茂木健一郎(PHP研究所)より◆◇◆

いかにして自分の脳を喜ばせるか?

はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

---------------------------------------------------------------------
まずは、自分の脳の特性をモニタリングする

自分がいまどんな状態にあるか、きちんと把握できていますか?

インプットしたさまざまな情報を自分のものにするためには、自分の状態を常にモニタリングしなくてはなりません。
自分と対話することは、日々の生活においてもとても重要なことです。

なぜなら、強化学習に不可欠なドーパミンの放出は、脳に適切な負荷がかけられた時にしか起きないからです。
ドーパミンが放出されるのは、「やさしすぎず、難しすぎない」課題や問題に取り組んでいる瞬間です。

簡単な問題だけを解いている時は張り合いがなく、やがて退屈になってしまいます。
一方、手に負えない難問に取り組んでも、どこから解決していけばよいのか分からず、嫌になってしまいます。
---------------------------------------------------------------------

中学校の宿題で・・・。
いつも「これはなんとかならんかなあ~」と思っていることがあります。
それは、数学のワークを提出する宿題ですね。

できる子どももできない子どもも・・・。
一律に「○○ページから●●ページまで提出」と宿題が出されます。
薄めのワークなのですが、やはり難しい問題も入っています。

数学に困っている子どもは、しっかり理解して解くことが難しいですね。
やる気がなくなってしまいます・・・★
逆に、勉強できる子どもはもの足りないとか。

まあ、結局写すだけの作業になってしまっても・・・。
締切りまでに提出することが重要なのですけどね。

また、あれだけ大勢の生徒に、1人ひとり対応するわけにはいきません。
学校が悪いわけではありませんけどね。

たとえば、アビットの中3夏期講習・数学の宿題は一律に出していません。
少人数で勉強していますから、教室担当者が子どもの実力を熟知しています。
だいたい3段階くらいで、宿題の量と質を調節しています。

「○○さんはこのページまで」
「●●君はこのページだけ」
・・・という感じで宿題を毎日(夏期講習時)出しています。

「やさしすぎず、難しすぎない」は重要ですよね。
常に、自分の少し上の負荷をかけて、それをクリアしていきましょう☆
少しずつ、自分なりに学力が上がってくるはずですよ。

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『脳を活かす勉強法』レポ(5)

2008-09-24 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『脳を活かす勉強法』茂木健一郎(PHP研究所)より◆◇◆

いかにして自分の脳を喜ばせるか?

はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

---------------------------------------------------------------------
勉強とは、自分という存在を輝かせ、人生の次のステージに登るためのもの

たとえば、日本では文系・理系という区別をします。
これはナンセンスな話だと思いませんか。
たった(大学)四年間の勉強だけで人間を二種類に分類し、そして一生を定義づけてしまうのです。

勉強とは、自らを分類するためのものではないはずです。
勉強とは、自分という存在を輝かせるものであり、人生における次のステージに登るためのものなのです。

そして現代は、その勉強を大学に行かなくても実現できる時代なのです。
これに気がついた時に初めて、人々の勉強熱に火がつくのだと僕は思います。
この変化にいち早く気づいた人だけが輝ける。

逆にいうと、一流大学に行っていても、時代の変化に気づいて自分なりに勉強している人でないと、これからは輝けないのです。
---------------------------------------------------------------------

筆者は、今後は大学へ行かなくても、インターネットだけで勉強してノーベル賞をとる人が出てきてもおかしくない、と言っています。
おそらくそこに「文系・理系」などの分類は無意味だと思います。

『プレジデントFamily  2008年9月号』に、よい意見が載っていましたよ。

子どもの本当の意味での力は・・・。

「コミュニケーション能力」
「表現力」
「考える力」
「語彙力」

・・・の4点だということです。

ここでもおそらく「文系・理系」の分類はされていません。
私も理想としては・・・。
高校生くらいまでは、どんな教科・科目も勉強して、身につけたほうがよいと思っています。

これだけ地球温暖化や食糧不足・資源の枯渇が指摘されています。
理科の知識・考え方・利用は今後必要ですよね。

アメリカや中国など、他国とうまく付き合っていかないと・・・。
日本も存在できないようになっています。
地理や他国の歴史を知っておく必要がありますよね。

もちろん、自分の国の歴史をふまえてです。

「考えて・表現する」のに、算数や数学はピッタリです。
将来の仕事は、何でも数字に落とし込んで考えていくことになりますよ。

そして、言葉を知っていないと、自分の思うことを表現できないですよね。
相手の話が理解できるようにしておきたい・・・。
さらに、相手に自分の話が伝わるようにしたいものです。

他の教科でも、人間の幅や魅力を作ることがあると思います。
音楽家、美術家、調理人、運動選手に興味が出るかもしれませんよね。

現実として「受験」はあります。
つまり、限定された教科・科目だけ学びたい気持ちがあるでしょうが・・・。
幅の広い勉強ができる学生時代を、できるだけ大切にしてほしいですよね☆

・・・次回ラスト。

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『脳を活かす勉強法』レポ(4)

2008-09-22 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『脳を活かす勉強法』茂木健一郎(PHP研究所)より◆◇◆

いかにして自分の脳を喜ばせるか?

はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

---------------------------------------------------------------------
「モダリティ」を駆使して効率的に記憶する

記憶は、脳の大脳皮質にある側頭葉の側頭連合野というところに蓄えられます。
そして、側頭連合野は、視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚といった五感や、自分が行動する動機や心的態度などのさまざまな機能――いわゆる「モダリティ」を統合するところでもあります。

この連合野には、ある特徴があります。
さまざまなモダリティから働きかけたほうが、記憶が定着しやすいのです。
英語でいえば、英語を黙読するだけではなくて、英語を耳で聞く、目で見る、声に出して読む、そして手で書く。

さまざまなモダリティを統合的に使って覚えることによって、より記憶を定着させることが可能になります。
---------------------------------------------------------------------

この書籍には、英文の覚え方が紹介されています。

まず英文を見て、それを覚える。
英文を見ながらノートに写さない。
一度英文を見たら、そこから目を離して写す。

これを何度も繰り返す、そのようなやり方ですね。

「ノートをキレイにまとめても、けっきょく覚えられない!」
英語に限らず、そんなことを聞いたことはありませんか?

これは、元の教科書やプリントを見ながら・・・。
ただ写しているだけで終わっているからです★

ノートを作って、そのあとにやることは・・・。
そこに書いてあることを隠し、見ないで言えるかですね。

同時に、正しい漢字で別のノートや紙に書けるようにしておきましょう。
社会の勉強などでは、特に有効だと思います。

とにかく、書いたものを眺めるだけ。
それで「覚えられない!」言っている子どもがいますよね。

眺めているだけでは覚えられないでしょう★
書いたものを一回覚えて・・・。
それを見ないで言えるか、それを見ないで書けるか!?

できる子どもは、もうそのように勉強していますよね☆

・・・次回へ続く。

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『脳を活かす勉強法』レポ(3)

2008-09-20 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『脳を活かす勉強法』茂木健一郎(PHP研究所)より◆◇◆

いかにして自分の脳を喜ばせるか?

はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

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集中力を養う「『鶴の恩返し』勉強法」

『鶴の恩返し』の物語を思い出してください。

自分を助けてくれた人のために、鶴が全身全霊をかけてすばらしい反物を仕上げるシーン。
「決して私が織っているところを見ないでください」という、あれです。
その鶴のように勉強するのです。

この時は、ありとあらゆる手をつくします。
目で読みながら、手で書きながら、声に出しながら。
まさに全身を使って覚えていくのです。

この時の集中力は、目の前の教科書以外は何も見えない、雑音も何も聞こえないというぐらい。
「脳を活かす勉強法」三つめの極意は、この「集中力」です。

僕は、集中力は次の三つの要素から生まれると考えています。

①速さ――作業のスピードを極限まで速くすること
②分量――とにかく圧倒的な作業量をこなすこと
③没入感――周囲の雑音が入らないほど夢中になること
---------------------------------------------------------------------

「集中力」は誰でもほしいものですよね。
保護者の方から「とにかく10分でも集中して勉強してくれれば・・・」。
・・・と聞くことがあります。

この場合、おそらく「集中」の前の段階だろうなあと思っています。

つまり、日々10分間机に向うことがない。
日々10分間テキストやワークを開くことがない。

そういうことです★(→モチロン、これを何とかしたいです)

まあ実際問題、10分だけの勉強では目に見える向上は望めないでしょう。
そういう子どもは、まず「行動」を起こすことですよね。
「行動」のあとに「集中」があるのだと思います。

イキナリ「集中」して・・・というのは難しいと思いますよ。

まず、とりあえず勉強を始めてみて・・・。
やっているうちに、段々ノッてくる、段々集中していく。
そういうものではありませんか?

塾のメリットは、「行動させられる」ということもありますよね。
塾に来れば、テレビもない、ゲームもない、ケータイも禁止ですから。
基本的に、勉強をするしかありません。

保護者の方の願いもそこにあると思います。
「塾に行きさえすれば・・・」と。

でも長年、中学校で学力上位の子どもを見ていると・・・。
決まって家でも勉強しているという事実があります。

あと、あまり文句を言いません。
決まっていることは、家でキチッとやってきますね。
おそらく「行動」はクリアされています(→だから成績が良い)。

あとは・・・。

問題を解く、考えるスピードを高める
勉強の分量を増やす
勉強の質を上げる
勉強に夢中になる

・・・これらができれば、さらなる向上があるでしょうね☆

・・・次回へ続く。

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『脳を活かす勉強法』レポ(2)

2008-09-19 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『脳を活かす勉強法』茂木健一郎(PHP研究所)より◆◇◆

いかにして自分の脳を喜ばせるか?

はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

---------------------------------------------------------------------
一つひとつの行動に負荷をかける

いまの自分の実力を100%とするならば、120%、130%と「自分のキャパシティ以上の負荷をかけること」が重要になります。

脳は常に「苦しい刺激」を求めていますから、より苦しい刺激、さらに苦しい刺激というようにどんどんハードルを高くしていく。
ハードルが高ければ高いほど、それを乗り越えられた時の喜びも大きくなるわけです。
このメカニズムを知っていれば、自分から進んで強い負荷を求めるようになります。

しかし、自分の脳に負荷をかけるのは簡単なことではありません。
では負荷をかけるにはどのようなことをしたらいいのでしょうか。

おすすめなのが「脳を活かす勉強法」二つめの極意、「タイムプレッシャー」です。
簡単にいえば、自分の作業に、制限時間をもうけるのです。
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塾に通うことで特にメリットが高いことは、なんでしょうか? 
「勉強でわからないところを教えてもらえる」と並んで・・・。
「勉強のペースを作ってくれる」ことが大きいと思います♪

通信講座でも何らかの「締切り」はあるでしょうが・・・。
毎週誰かがそれを言ってくれるわけではありませんよね。

塾ならば、おそらく1週間に1回~3回くらい・・・。
「これは宿題、来週までやってくること!」と「締切り」が設定されます。
「締切り」は「制限時間」とも言えますよね。

普通の子どもなら「締切り」があれば・・・。
それに遅れないように勉強をするのではないでしょうか。

「締切り」がなければ、いつかやればいいということになりがちですよね。
オトナの仕事もそうです。
モチロン、私も・・・★

でも「締切り」があるので、それに遅れないように行動しようとする。
これを「締切り効果」といいます。

この宿題は来週まで。
平日は、なかなか時間が取れないから、土日にやってしまおう。
もしくは、明日が通塾日だから、今日中にやろう。

あるいは、見たいテレビが1時間後に始まるので・・・。
この宿題は1時間以内にやろう。

自分の作業に「締切り」、もしくは「時間制限」を設けましょう☆

・・・次回へ続く。

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『脳を活かす勉強法』レポ(1)

2008-09-18 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『脳を活かす勉強法』茂木健一郎(PHP研究所)より◆◇◆

いかにして自分の脳を喜ばせるか?

はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

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脳は、何かを達成するたびに、どんどん強くなる

一生懸命考えていた問題がやっと解けた。
その時のうれしさを思い出してみてください。

「やった! できた!」この時、あなたの脳の中では「ドーパミン」と呼ばれる物質が分泌されています。
ドーパミンは神経伝達物質のひとつで、「快感」を生み出す脳内物質として知られています。
この分泌量が多ければ多いほど、人間は大きな快感・喜びを感じることがわかっています。

特に、試行錯誤を経ることで脳内に強固なシナプス(神経回路網)が形成され、やがてひとつの行動に練達していきます。
これを「強化学習」といいます。

「脳を活かす勉強法」ひとつめの極意は、この「強化学習」のサイクルを回すことにあります。
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保護者の方に「勉強は本人のやる気しだいですから・・・」と言われることがあります。
たしかに間違っていません。
最終的には、本人がどう行動するかにかかっています。

ただ、子どもの頭の良さには、それほどの差はないといわれています。
学年最下位近く・・・となると話は別なのですが★
基本的に差があるのは「行動」の部分ですね。

そして「本人のやる気」を待っていても・・・。
いつまでも勉強はできるようにはなりません。
なぜなら、「できた!」という経験が少ない、もしくはないからです

勉強のやる気を出すには、どのようにするか?
まず周囲のオトナが本人を行動させることから始まりますよ。
勉強は時間を使って行動すれば、それなりの成果が出やすいものです。

「できた!」という経験を多くつませて、ドーパミンを分泌させましょう。
そこから勉強のやる気は出ます。
大切なのは「やる気ありき」ではなく「行動ありき」ということです☆

・・・次回へ続く。

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中1数学 夏期講習、規則性の問題

2008-09-17 | 本日の授業

Cimg1283

写真は、080723、中1数学の授業です。

台風13号が接近中で、080920の白岡東小運動会は?
当日、かなりの雨マークがついているようです・・・★

ところでアビットでは、講習会で発展復習をすることが多いです。

数学は、普段は学校よりも先取りで進行しますが・・・。
講習会では、進行した内容までを違うテキストで復習します。
基本の確認の他、なるべくオモシロそうな問題を取り上げますね。

今回の規則性の問題も、通常の指導では出てこなかった問題です。
それでいて、すでに終わった「文字と式」の内容ですからね。
知能ゲームのように、楽しく考えていきましょう♪

さて写真の問題は・・・。
「縦3cm、横2cmの長方形のカードを、図のように、縦の辺が2cmずつ接するように規則正しく並べて図形をつくる。このとき、次の問に答えなさい」
・・・このような問題です。

問題(1)このカードを5枚並べてできる図形の周の長さを求めなさい

とりあえず、正解させるだけだったら・・・。
図に長さを書き込んでいけばよいのです。
あとは、足し算をすればノー問題でしょう。

ただ、せっかくなんで理論的に考えてみましょうね。

カード1枚の周の長さは、10cmです。
図を見ると、4cmで4ヵ所くっついているところがありますよね。
ですから、全体の長さから、そのくっついているところを引きましょう。

 10(cm)×5(枚)-4(cm)×4(ヶ所)
=50-16
=34(cm)

けっこうイケそうですよね?

問題(2)このカードをn枚並べてできる図形の周の長さを、nを使った式で表しなさい

「n個の場合」「n枚並べたら」「n番目の合計は」・・・。
このような問われ方は、規則性の問題では多いですよね。
そして、この問われ方こそ、問題の考えどころになります。

やり方としては、イキナリnについて考えても難しいものですよ。
まず目の前にある、実際の数などで考えるのが近道でしょうね。
「急がば回れ」ということわざもあることですし★

図のように、カードが5枚だと4ヵ所で接していることを考えましょう。
5枚だと4ヵ所なので・・・。
n枚だと「(n-1)ヶ所」かなあと思いつきますか?

あとは、先ほどの(1)の式に代入すればよいのです。
また、(1)が使えますよ~♪
単純に足し算で答えを出していたら、(2)で使えませんでしたね。

 10(cm)×n(枚)-4(cm)×(n-1)ヶ所
=10n-4n+4
=6n+4(cm)

(1)の式があれば、けっこうカンタンに求められますよね♪

算数でも数学でも、ある問題の説明が難しそうな場合は・・・。
絵や線分図を使うか、カンタンな数字に置き換えて説明します。
規則性の問題は、実際の数字で考えてみるとうまくいくかもしれません。

ひとつの方向からで難しいなら、それを一旦置いておきます。
そして、違う方向から問題を解決していきましょう。
オトナになってからの仕事でも、けっこうそんな感じですよ★

「今日中に、○○を3つ売れ!」と言われない、恵まれた学生時代。
数学にて、問題解決の練習をしておきましょうね☆

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中1数学 文字式の規則性

2008-09-16 | 本日の授業

Cimg1210

写真は、080528、中1数学の授業です。

中1の数学は、大きく5つの内容を勉強します。

正負の数
文字と式
一次方程式
比例と反比例
平面・立体図形

そして、この日(080528)の授業で「文字と式」が終了です。
中1の数学は、2008年2月頃から始めていますからね。
学校の進度よりは、ずいぶんはやいですよ~♪

「文字式と式」ラストの内容は、規則性の問題です。
規則性としては、ちょくちょく見るパターンだと思います。
特に、中学受験をした人なら見たことがあるでしょうか。

問題①「□にあてはまる数を求めよ」

図を見れば、けっこうカンタンでしょう。
上の2つの数が足し算になって、6段目に来ていますよね。
だから□は、「4+6=10」となります。

問題②「7段目のすべての数の和を求めよ」

「考える」より「行動」に移したほうがはやいでしょう。

6段目「1+5+10+10+5+1=32」
7段目の両外側に1を増やして・・・。
あとは6段目の数字を足していきましょう

7段目「1+6+15+20+15+6+1=64」
7段目も数字を出して、とにかく足してしまえばよいのです。

問題③「n番目の段のすべての数の和をnを用いて表せ」

これは、各段を足して法則を見つけていきましょう。
まずは、各段の和を比べてみます。
とりあえずは、やはり手を動かすことですよね。

2段目「1+1=2」
3段目「1+2+1=4」
4段目「1+3+3+1=8」
5段目「1+4+6+4+1=16」
6段目「1+5+10+10+5+1=32」

さて、「2、4、8、16、32」を見ると、なにか思い浮かびませんか?
すべて、2の累乗の数字になっているんですよね。

2段目・・・2の1乗 → 2
3段目・・・2の2乗 → 4
4段目・・・2の3乗 → 8
5段目・・・2の4乗 → 16
6段目・・・2の5乗 → 32

2段目なら1乗。
3段目なら2乗。
4段目なら3乗・・・。

ここでなにか気がつきませんか?
段の数から1を引いたのが、累乗の数になっていますよ~♪

2段目・・・2の1乗 → 2の2-1乗 → 2
3段目・・・2の2乗 → 2の3-1乗 → 4
4段目・・・2の3乗 → 2の4-1乗 → 8
5段目・・・2の4乗 → 2の5-1乗 → 16
6段目・・・2の5乗 → 2の6-1乗 → 32

これに気がつけば、n段目の数の和は・・・。
n段目・・・「2のn-1乗」ということになります。
これが正解です。

見たことのない規則性の問題は・・・。
とりあえず、行動してみる、手を動かしてみる、もがいてみる。
そこからなにか見えてくるものがあるでしょうね☆

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