◆◇◆『35歳からの生き方の教科書』小倉広(おぐら・ひろし)著(アスコム)より◆◇◆
生き方を変えなければ、問題は解決しない!
はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。
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④途中であきらめない限り、失敗にはならない
有名な話ではあるが、トーマス・エジソンは実用的な電球のフィラメントの素材を発見するまでに1万回以上も実験で失敗を繰り返した。
当時の人々は彼をあざけり笑い、新聞は彼を精神異常者とまでこきおろした。
しかし、彼はこう言った。
「私は1万回失敗したのではない。1万通りのうまくいかない方法を発見しただけなのだ」と。
そして彼は見事に実用的な電球の開発に成功した。
さて、ここで君に聞いてみたい。
エジソンは1万回も実験に失敗し、その後でようやく1回実験に成功した。
はたして彼は「失敗者」だろうか?
それとも「成功者」だろうか?
もうおわかりだろう。
世界中の人がエジソンを成功者として記憶している。
1万回の失敗には、人はまったく目を向けない。
最後の成功しか見ないのだ。
もう一つ質問を。
では、エジソンが度重なる失敗に懲りてしまい、途中であきらめ放り投げてしまったとしたらどうだろうか?
これもおわかりだろう。
そう、その場合エジソンは失敗者として確定してしまう。
ここからとても大切な教訓が導き出される。
チャレンジをあきらめない限り失敗にはならない。
チャレンジをあきらめた瞬間に失敗が確定する。
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エジソンの話を読むと、私はいつもある曲を思い出します。
それは、Dreams Come True(ドリカム)のシングル「何度でも」(050216発売)です。
Love Songなのですが・・・。
とても、やる気の出る歌詞になっています♪
ドリカムの「何度でも」は、↓をクリック。
http://www.youtube.com/watch?v=xfIlutKXeAU
少し歌詞を見てみましょう。
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♪10000回だめで へとへとになっても
10001回目は 何か 変わるかもしれない
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作詞は、Vo.の吉田美和(よしだ・みわ)です。
吉田美和も、このエジソンの話をもとにして・・・。
「何度でも」を作詞したのかもしれませんね。
物事は、何か成果が出ないと認められないことが多いです。
どんなによいと思うことをしていても、成果が出なければ・・・。
「そんなことをやっているからダメなんだ」と言われてしまいます★
反対に、そんなことで本当にいいのかと思っていても・・・。
成果が出ているのなら「サスガ!」となるでしょう。
過程を見てくれている、身近な人もいるはずです。
でも、多くの人(ほぼすべての人)は・・・。
最後の結果しか見ていません。
だから本当によいことで、やり方もよいのなら・・・。
それを続けてみることです。
あと、1mmで成果が出るかもしれませんから。
それは、勉強でも仕事でもそうですね。
成果が出るまでの時間は・・・。
人によって、物事によって違うことでしょう。
だから成果を出すには、「途中であきらめない」・・・。
そんな強い精神力が必要になりますね。
いつも、10001回目を目指したいものです☆
「成功するためには、成功するまで続けることである」
(松下幸之助〔まつした・こうのすけ〕 日本の実業家、発明家。 パナソニック〔旧社名:松下電器産業〕創業者)
・・・次回ラスト。
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