◆◇◆『今日から「暗示」で心がラクになる!』内藤誼人(すばる舎)より◆◇◆
自分の「セルフイメージ」が変わるだけで世界は一変する!
はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。
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④常に前向きな意志を伝えよう
もしも、(自分の欠点を)公表するのなら「こうありたい」という希望も語るのがよいだろう。
自分の欠点を出したら、必ず希望も添えることで、ポジティブな姿勢をもっていることを示すのだ。
たとえば、「私は英会話ができません」というところで会話をストップさせてしまうのではなく、「まぁ、ここ1年で、なんとかモノにするつもりですがね」と、前向きな姿勢を公表するのだ。
「私は文章を書くのが苦手だ」という欠点を暴露するだけでなく、「だから、名文を書くのではなく、わかりやすい文章を書けるようになりたいですね」と自分の前向きな意思を伝えるようにしよう。
前向きなことを公表したからには、その通りにしないといけないな、という気持ちになり、やる気を高めることができる。
自分をすぐに甘やかしてしまう人は、「こうありたい」という願望を周囲の人たちに語るとよい。
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アビットでは毎年、高校入試が迫った中3向けに行う講座があります。
それは、「入試面接対策講座」です。
ところで、「メラビアンの法則」を知っていますか?
自分の行動が他人にどのように見られているかというと・・・。
● 話の内容などの言語情報 7%
● 口調や話の早さなどの聴覚情報 38%
● 見た目などの視覚情報 55%
話の内容は10%以下となっています★
まずは、「見た目」や「印象」がとても大切だということです。
したがって、「人は見た目が9割」などと言われることもありますよね。
中3には、この話から入ります。
「だから、まず見た目は大切だよね」と言うことにしています。
自分が、周囲からどのように見られているのかを意識してくださいね。
そして、高校の先生からの質問の答え方も勉強します。
たとえば、「スキな教科、キライな教科はなんですか?」について。
スキな教科は大丈夫だと思います。
問題は、キライな教科を言うときですね。
ただただ・・・。
● 「キライだから」
● 「わかんないから」
● 「難しいから」
・・・これらで終わるのは、印象がよくありませんよ。
常に「前向きな意志」をセットで話すようにしてくださいね。
● 「でも、高校入試の過去問を他の教科より勉強しました」
● 「でも、学校の先生にたくさん質問しながら勉強しました」
● 「でも、最近になって以前よりはできるようになってきました」
「できない」だけで終わらず・・・。
「このように努力、工夫、対策した」という話をセットで話しましょう。
「前向きに取り組むことができる人間のようだな」
高校の先生に、よい印象が残るでしょう☆
・・・次回へ続く。