写真は090927、大勢の観客がつめかけた日本武道館です。
三沢選手の魂は、他の選手に受け継がれます。
この日のメインエベントは、「潮崎豪VS齋藤彰俊」でした。
NOAH(ノア)最高峰のGHCヘビー級選手権試合です。
ノアの公式HPは、↓をクリック。
http://www.noah.co.jp/
潮崎(しおざき)選手は、三沢選手最後の試合のタッグパートナー。
齋藤(さいとう)選手は、三沢選手最後の試合の対戦相手。
その2人が、三沢選手への思いを込めたシングルマッチ。
それは試合というよりも、なにか儀式のような・・・。
最後に色濃く三沢選手を受け継いだのは、潮崎選手でした。
それを象徴していたのが・・・。
潮崎選手が使った三沢選手の技、エメラルド・フロウジョン。
この日、武道館に昔からのファン&現在のファンが集結。
三沢選手にお別れをしに来ました。
私も、そのひとりです。
その結果、久しぶりに超満員となったノアの武道館。
主催者発表では、17000人(超満員)でした。
近年のノア武道館は、1万人弱の観客数だったと思います。
残ったレスラーにとっては、この日は勝負の日でもあります。
最近、会場から足が離れていたファン・・・(←私もです)。
このファンを、再び会場に足を向けさせる勝負ですね。
いつまでも、過去の偉大なレスラーに頼ってばかりはいられません。
三沢選手が、J・鶴田選手(故人)を乗り越えたように・・・。
若い世代で、新しい時代を造っていかなければなりません。
三沢選手にお別れをしに来た、最近は会場に来ないファン。
このファンを、再び魅了する必要があるのです。
再び民放テレビ局が放送するような、人気を得る必要があるのです。
そんな昔からのファンに、潮崎選手はどう映ったでしょうか?
まだまだ周囲の評価は高くはないかもしれません。
でも、まだ届いていないからこそ目指す価値がありますよね。
新しいファンを開拓しつつ、古いファンを再び会場へ。
この時期にエースになった選手は、重荷を背負ってしまったかも。
誰がエースになっても、大変な時代です。
でも、それを克服してこそ・・・。
三沢選手のような輝きを身にまとえることになるでしょう。
27歳の潮崎選手には、その可能性があるように見えました。
・・・次回は、三沢選手の追悼セレモニー。