ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

新中3 数学、確率のイロイロな問題

2007-04-10 | 本日の授業

Cimg0536

写真は、070402、春期講習の新中3の授業です。

中2ラストの単元「確率」を勉強しました。

写真左の問題が、やや難しいかなと思います。

問題文は、サイコロを2回投げる。
1回目をx、2回目をyとして〔x , y〕と表す。
そのサイコロの目だけ、点Pが正方形を左回りに進むというものです。

そして、問題は、サイコロを2回投げた後、点Pが頂点Bにある確率です。
スタートは、頂点Aですよ。

本当は、問題文、きまり、問いの文が、もっと長いのです。
それだけで、「わかんな~い」ということもありそう・・・。
数学の文章問題は、文章読解力も必要なのですね。

まず、サイコロ2個の場合の必勝法を伝授します!

サイコロ2個だったら、とにかく写真の表を書いてしまうことです。
それがイチバンです。
樹形図(じゅけいず)だと、書きモレの心配があるのですね。

表の場合は、余程見落とさない限りモレは起こりません。
アビットにはいなかった↓のですが・・・。
「いちいち表を書くのがメンドクサイ」と思いましたか?

樹形図もメンドクサイですよ~。
そもそもメンドクサイことができるかどうか、それを試されているとも言えます。
学力や能力よりも、言われたことをやる人間か、決まりを守れる人間か、そこですよ。

そもそも、メンドクサクない問題だったら、誰でも正解です。
メンドクサイことができる人間が、難しい問題で正解を叩き出せる。
正解を叩き出せる人が、チャンスをつかみ、やる気が出て、成功に近づく。

でも、写真の問題はそれほどメンドクサクなかったかも・・・。

点Pが1周して頂点Bに来るには、合計5個進めばよい。
点Pが2周して頂点Bに来るには、合計9個進めばよい。
サイコロ2個だと、3周はありませんからね~(3周は、合計13必要)。

表でバッチリ! サイコロの出方は8パターンです。
サイコロ2個をふって目の出るパターンは、表から6×6=36パターン。
つまり確率は、8/36=2/9ってことですな~。

サイコロ2個の場合は、表を書くこと♪
モチロン、表はフリーハンドで書けばいいのです。
これにつきます☆

コメント (2)
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