◆◇◆『心の持ち方』ジェリー・ミンチントン著 弓場隆(ゆみばたかし)訳(Discover)より◆◇◆
心の持ち方のヒントを伝授します。
はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。
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④害がないかぎり、人の行動を変えようとしない
ほとんどの人が、相手に行動を改めるように要求する「病気」にむしばまれている。
この病気の症状は、「相手の行動で気に入らないことがあれば、それを改めるのは相手の義務である」と思い込むことだ。
たとえば、隣でガムをかんでいる人がいるとする。
あなたはその音を不快に感じたので、「もしそれを伝えれば、相手はすぐにその行動を改めるはずだ」と思い、相手に伝えた。
その結果、相手はあなたに謝ってガムをかむのをやめるかもしれないが、逆にあなたの言葉に反発して、ガムをかみ続けるかもしれない。
このことは興味深い考察につながる。
相手が自分の行動を変えるのがむずかしいのと同様、あなたも自分の行動を変えるのがむずかしいということだ。
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『みとめの3原則』〔木戸一敏(きどかずとし)著(こう書房)〕という書籍を読みました。
自分や自分の周囲にあるものを認めていこう。
そうすれば、すべてがうまくいきはじめる、という内容です。
その中に、勉強のこともありましたよ。
少し見てみましょう。
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「早く勉強しなさい!」
親は子どものためを思って言います。
それを「うるさいな、わかってるよ!」と子どもが反発するのは、子どもなりに頑張っている部分をみとめて欲しいから。
いつまでたっても「みとめてくれた」という実感が得られない。
そう感じると、子どもは親の気持ちとは正反対の行動を起こすのです。
つまり、あなたが心地よく思えない相手の行動の裏側には「みとめて欲しい!」というメッセージが隠されていたんです。
では、どうすればいいのでしょうか?
答えは簡単です。
「みとめて欲しい!」と言ってるんですから、みとめてあげればいいんです。
そうすると、面白いようにすべてがうまく回りだすんです。
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家で勉強しない子どもにイライラすることがありますよね。
でも、何を言っても効果なしとか・・・★
言うとしたら、子どもをみとめることを言うとよいかもしれません。
たとえば・・・。
● 「塾ではよくやってるよね」
● 「計算はミスが少ないよね」
● 「絵を描くのだけはうまいよね」
・・・などですね。
相手(子ども)を変えるのはむずかしいものです。
変わるのは、まず保護者やオトナのほうかもしれませんね☆
・・・次回ラスト。