人気のクリスマスソングのタイトルを見てみましょう。
● Burnin' X'mas / T.M.Revolution
● Hurry Xmas / L'Arc~en~Ciel
● White X'mas / KAT-TUN
「Xmas」と「X'mas」の2種類がありますよね。
これって、どちらが正しいなどがあるのでしょうか?
これはですね・・・あるんです!
この話は、高校の英語の授業で聞いた覚えがあります。
私の高校時代なので相当前の話なのですが、まだ覚えていますよ。
当時、けっこうインパクトがあったのでしょうね。
そのときの英語の先生が、面白い授業をしていました。
授業の始めに、洋楽のヒット曲をラジカセ(←古い)で聴くのです。
1ヶ月くらいは、同じ曲を聴いていたと思います。
そして、毎回少しずつ英語の歌詞の日本語訳と解説をしていくのです。
しっかり歌詞を聴き取れる、わかりやすい曲が多かったと思います。
モチロン、英語の先生の好きな曲だったのでしょうね。
でも、生徒は適当に聞き流しているかもしれませんよね。
その対策は、先生も考えています。
学校の定期テストで、その歌詞の書き取りが出題されるのです★
今思い出しても、うまいことやっているなあと♪
覚えているだけ、そのときの曲を紹介します。
● Material Girl / Madonna
● Say You, Say Me / Lionel Richie
● Yellow Submarine / The Beatles
● Let it Be / The Beatles
● Beat It / Michael Jackson
まあ、1年間で10曲はあった気がしますが・・・。
やっぱり、忘れていますね★
さて、そんな印象に残っている英語の先生です。
12月のある日の授業では、こんなことを言っていました。
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「X'mas」なんて書いてあるものを見るけど、あれは間違い。
「Christmas」は「C」から始まるわけだから。
「'」で省略したからって、「X」になるわけがない。
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こんな感じで、熱を入れながら話していましたね。
でも、なんで「Xmas」が正しいかというのは忘れました★
英語の授業だったので、正しい省略の仕方を伝えたかったのかも。
ひとつの考え方は、↓をクリック。
http://eigo.be/expressions/xmas.htm
「Christmas」は、「Christ's Mass(キリストのミサ)」が語源です。
だから、「X'mas」の省略はおかしいですよね。
でも、19世紀の英語圏では「X'mas」が使われていました。
「Xristos(ギリシア語のキリスト)」の頭文字、「Χ(カイ)」からです。
これだと、「X'mas」の省略で悪くないかもしれません。
だから、使われていたこともあったのですね。
日本、台湾、東南アジアで、いまだに見られる「X'mas」。
19世紀の英語圏で使われていたものが伝わって・・・。
しかも、現代でも残っているということでしょうか?
「X'mas」は、現代の英語圏では、あまり使用されていないようですよ。
「X」は十字架であり、1文字でキリストを表していると。
だから、その後ろに何か省略されているわけではないから、という説も。
調べてみると、色々な考え方があるものですね。
とにかく、現代では「X'mas」ではなく、「Xmas」です。
調べていると、『「X'mas」は間違い』と断言されていることも。
T.M.RevolutionやKAT-TUNは、勉強し直しかもしれませんね★
ラストは、101226に食べた「Xmas」ケーキです♪