◆◇◆『できる人の脳が冴える30の習慣』米山公啓(よねやま・きみひろ)著(中経出版)より◆◇◆
少し面倒だと思うようなことが、脳を活性化させるのです!
はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。
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⑤運動する人は、なぜ、頭の回転がいいのか
神経科学者のアーサー・クレーマーの調査によれば、60歳から79歳の人たちに、ランニングマシンで、週に3回、1時間の運動を6ヶ月間継続させた後、MRI検査をすると、前頭葉と側頭葉の皮質容量が増えたということです。
容量が増えるということは、脳の中で、新しい血管ができたり、新しい神経細胞が生まれたということです。
その結果、新しいネットワークもたくさんできて、脳は活性化します。
さらに、単純な運動よりも、複雑な運動ほど脳にいいという報告もあります。
不規則なリズムに合わせた運動の方が、単純なリズムの運動よりも、脳の神経回路に影響を与えます、単純な散歩よりもリズミカルなダンスなど、複雑な動きになればなるほど、脳は活性化していくのです。
ダンスでも複雑な動きのダンスの方が、複雑な神経回路が必要になるので、複雑であればあるほど神経細胞のネットワークを強く広げていくことになるのです。
このようにしてできあがったネットワークは、運動に使われるだけではないのです。
他の思考でも使われるので、結局、思考能力もアップすることになるのです。
例えば、子どもは、ピアノを習っていると算数の能力も上がりやすくなります。
ピアノの練習によって脳の中に新しい回路ができて、それが音楽とは関係のない科目を勉強するときにも使われるようになるのです。
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たまに、部活(運動)も強くて、勉強もできる子どもがいますよね。
まさに「文武両道」です。
私、そういう子どもは「マジメで意識が高い」のだと思っていました。
部活は、一生懸命にやる。
そして、勉強も一生懸命にやる。
つまり目の前にあることに・・・。
マジメに、高いレベルで取り組める子どもということです。
その結果、目の前にあることでよい成果を出します♪
だから習慣や意識の問題だと、そう思っていたのですね。
でも、上記の文章を読むと、それだけではないようですね。
運動することで、脳が活性化することがあるようです。
ということは、部活が強い子どもは・・・。
その力で勉強に取り組めば、成果を上げやすいかもしれませんね。
ダンスで思い出すのは、歌手の安室奈美恵(あむろ・なみえ)です。
私は、コンサートに3~4回参戦したことがあります。
安室奈美恵の公式HPは、↓をクリック。
http://www.avexnet.or.jp/amuro/index.html
そこで驚くのは・・・。
激しいダンスをしながら、生歌で歌っていることですね☆
この「口パク全盛期」に・・・。
まず、複雑なダンスを覚えるだけでも大変です。
ピンヒールを履きながら踊っていることもあります。
さらに、息を切らすことなく歌も歌っている。
歌詞も、しっかり覚えているわけです。
英語の歌詞で、テンポが速い曲もあります。
失礼ながら・・・。
安室が「勉強できる」という話は聞いたことがありません★
でも、ステージで行っていることは、相当ハイレベルなことです。
上記のように、複雑な運動(ダンス)が・・・。
脳を活性化させているのかもしれませんね。
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