写真は、150530、中3北辰テスト対策講座(理社)です。
150530の埼玉県・白岡市は、最高気温が30℃でした、暑い~★
平成27年度、東京の5月は、25℃以上の夏日が過去最多です。
埼玉県・白岡市も過去最多かなあと思います。
ところで、平成26年度までのアビット新白岡校では・・・。
6月の第2回北辰を受験する人は、ほとんどいませんでした。
いつも、篠津中の第1回定期テストと被るんですよね★
1学期の学校の成績が決まってしまう第1回定期テスト。
一方、まだ6回もある北辰テスト。
これだと、第1回定期テストの勉強に集中したくなりますからね。
それを知ってか知らずか、平成27年度は6月の北辰をなくして・・・。
今までやっていなかった5月に、第2回北辰となりました。
これだと、全8回の北辰をコンプリする中3生も多いかと思います。
さて、授業に戻りましょう。
写真は理科だけですが・・・。
この週は、平日の通常指導で、北辰の過去問を解いています。
平日に3教科、本番前日150530の土曜日で2教科です。
写真は、難易度MAXの「D問題」を解説しています。
問題「銅の粉末とマグネシウムの粉末の混合物2.8gをステンレス皿に取り、加熱して両方の金属をそれぞれ完全に酸化させました。このとき、加熱後にできた酸化銅の質量と酸化マグネシウムの質量が等しくなったとすると、加熱前の銅の粉末とマグネシウムの粉末の混合物の中には、銅の粉末は何g含まれていたことになりますか」
まず、写真のグラフを見てください。
銅と化合した酸素の質量が読み取れます。
銅が2.0gのとき、酸素は0.5g化合します。
カンタンな比の値は、「銅:酸素=2:0.5=4:1」となります。
だから、「銅:酸化銅=4:5」になるのがわかります。
同じく、マグネシウムと化合した酸素の質量も読み取れます。
マグネシウムが3.0gのとき、酸素は2.0g化合します。
そのまま比の値にして、「マグネシウム:酸素=3:2」です。
だから、「マグネシウム:酸化マグネシウム=3:5」となります。
ここで、銅の粉末をxgとします。
粉末の合計は、問題文より2.8gですから・・・。
マグネシウムの粉末は、(2.8-x)gとなりますね。
↑ここまでの確認です。
酸化銅の質量は?
→ 銅:酸化銅=4:5=x:5/4 x(1.25x)
銅の5/4倍(1.25倍)になります。
酸化マグネシウムの質量は?
→ マグネシウム:酸化マグネシウム=3:5=(2.8-x):5/3(2.8-x)
マグネシウムの5/3倍になります。
加熱後にできた酸化銅と酸化マグネシウムの質量は等しいので・・・。
→ 5/4 x=5/3(2.8-x)
15x=20(2.8-x)
15x=56-20x
15x+20x=56
35x=56
x=1.6
答えは、「1.6g」となります。
↑確認してみてくださいね。
今回の理科は、92点取れて【SS 70.3】。
70点取れると、【SS 60.0】という設定です。
個々の学力によって、目標は変わります。
ここで解説した問題は解けなくても、【SS 70】は取れます。
この問題は5点で、他の問題は5点か3点か4点です。
【SS 70】狙いの子どもは、2問間違えまでですね。
自分の学力で正解するはずの問題は、正解させること。
どうしても難しいものは、今の段階では間違えても・・・。
夏休みの夏期講習で、できる問題を増やしていけばいいですよ。
現時点での、自分なりの精一杯の高得点を期待しています☆
この講座の最中(20:30頃)、埼玉県・白岡市に震度4の地震がありました。
少し驚くゆれでした★
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