写真は、100424、中3北辰テスト対策講座の理科です。
今年度も、いよいよ中3北辰テストが始まりましたね。
埼玉県の私立高校は、北辰の偏差値をよく見てくれます。
埼玉県の公立高校は、北辰の結果を見ることはありません。
でも学習塾にて、どの公立を受験するか、合否の確率を見ます。
平成21年度の中3は、91.9%が北辰テストを受験しています。
したがって、けっこう合否の確率の精度が高いと思います。
中3は、この北辰を最大の目標にして勉強していきましょう。
公立高校の入試まで、あと10ヶ月くらい・・・。
さて、アビット新白岡校の北辰前の土曜日ですが・・・。
ほぼ必ず「北辰テスト対策講座」を行います(無料)。
土曜日は、理社の過去問などを勉強しますよ。
写真は、理科の問題を詳しく解説しています。
「電流・電圧・抵抗」の「A・Ω・V」の問題ですね。
「てんとう虫の公式」で、下から「A・Ω・V」と覚えましょう。
その前に、「電流・電圧・抵抗」のルールも覚えることです。
「てんとう虫の公式」と「ルール」。
この2つを覚えていないと、この問題は解けません。
まあ、それほど難しい問題ではありませんが。
でも、今年度の中3は、まだまだ難しそうかも・・・★
まず、直列つなぎ回路(たとえば、抵抗器2個)のルールです。
● 電流・・・どちらも同じ
● 電圧・・・足し算
● 抵抗・・・足し算
次に、並列つなぎ回路(たとえば、抵抗器2個)のルールです。
● 電流・・・足し算
● 電圧・・・どちらも同じ
● 抵抗・・・電流・電圧、全体から求める
電流は、川を流れる水のイメージですね。
直列のような一本道なら、流れる水の量は同じです。
並列のような分かれ道なら、水の量は、ふた手に分かれます。
電圧は、水の流れを速くする滝の落差のイメージです。
直列は、2つの落差を合わせて、1つ分の落差です。
並列は、どちらの道にも1つ分の落差がありますよ。
さて、「電流・電圧・抵抗」問題は3問ありますが・・・。
まず、写真の図「5」の回路の電流を求められますか?
まず、並列回路のルールを使用してくださいね。
上の抵抗bは、20Ωです。
下の抵抗dは、40Ωです。
電圧はb、dどちらも、電源と同じ9Vかかりますよね。
次に、「てんとう虫」の公式から「A・Ω・V」を使用してください。
「A(電流)=V(電圧)/Ω(抵抗)」となります。
抵抗bを流れる電流は「9V/20Ω=0.45A」です。
抵抗dを流れる電流は「9V/40Ω=0.225A」です。
ラスト、「並列回路の電流は足し算」のルールを使います。
「0.45A+0.225A=0.675A」です。
この「5」の回路だけ、まず3本の式が必要です。
あとの回路は、1回(1本)の計算なのでカンタンですよ♪
21年度から移行措置で、理科の内容が増えましたね。
それでも勉強の範囲は、他の教科と比べると狭いと思います。
北辰の理科は、5教科の中でも伸ばしやすいほうだと思いますよ。
ただ、今回も正答率15%未満の「D問題」は難しいですね★
● 顕微鏡の反射鏡の角度の問題
● 塩酸と水酸化ナトリウムの中和、計算問題
特に角度の問題は、私も図を描いてよく考えました~★
中和の問題は、水酸化ナトリウムだけから出る固体にやられました。
でも、この「D問題」2問以外は、なんとかなるでしょう。
「理科は苦手」という「思い込み」がイチバンの敵です。
それを思わないで、日々普通に勉強してください。
12月頃には、「北辰の理科は取れる!」状態になるはずです☆